その660 (2005-12-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


どこに旅行にいきたいかを話していたら、うちの主人が目をきらきらさせて「オレ、ちゅぴちゅぱ!」マチュピチュだよ‥‥。もう35だよ‥‥。(まいちょっちょ)


テレビで、スペインにあるあの有名な、世界遺産にもなっている教会が映ったところ、すかさず「お、サラダファミリーやな」と言い放った父。おかしいと思わんか?(正解はザグラダファミリア教会)


世界遺産の番組を見ながら、家族でロマンを語っていた時のことです。母「あそこに行ってみたいわー。ほらブラジルの、イグアナの滝!」私「(吹き出して)ナイアガラの滝だよ!」父「‥‥イグアスの滝」(イグアナ)


中学3年の修学旅行の事前説明のとき、担任の高木先生は、説明してくださいました。「日光東照宮には、有名な左甚五郎の招き猫があるんやぞ」当時、秀才くんでとおっていた私は、一番前の席から冷静につっこみを入れました。私「招き猫ですか」先生「おうっ!招き猫や!」私「招き猫ですね?」先生「‥‥眠り猫じゃ!」(眠り猫)


あれは高三の日本史の時間。第二次世界大戦、広島の原爆の説明で、先生は「アメリカは『アトムボーイ』というニックネームの原子爆弾を投下し‥‥」とおっしゃいました。アトムボーイって‥‥?どうも腑に落ちなかったので教科書を確認。「リトルボーイ」のまつがいでした。その後も先生は「アトムボーイ」を連発し、私はそっと「リトルボーイ」と訂正してノートをとりました。(まつ)


先日、電車に乗っている時のことです。同じ車両に乗り合わせた女子高生達が大きな声でしゃべっていました。「あたしさぁ、フランシスコ・ザビエルのこと、フランシス・コザビエルだと思ってたよぉ〜」コザビエル、子ザビエル‥‥。なんかカワイイと聞き耳を立ててほくそえんでいたのは私だけでないような気がします。なんせ大きすぎる声だったので電車内に響き渡っていましたからねぇ。(さなえ)


ある日、塾で社会の授業をしていました。日本の戦後の歴代首相についてやっているときに先生が「‥‥この年表で言うと鳩山一郎が3番目、吉田栄作が4番目で‥‥」別に先生は気づく様子もなく、授業は普段通り進みました。佐藤栄作+吉田茂÷2?(小学校6年佐藤茂)


高三の娘、倫理の授業でニーチェを習ったと言う。「神は死んだ、だっけ?」「そうそう、『ツァラトストラはかくごりき』」「ツァラトストラ」は言えるんです。(にわのわに)


実家に電話して姉と話していたときのこと。母が後ろからやいのやいの言ってくるので私との会話が分からなくなる、とイラついた姉が「もう!私は百人一首じゃない!」と。あ、違うわ、なんだっけ、聖徳太子?と言い直す姉。(serow225)

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