その691 (2006-01-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


小2の娘が学校の給食のことを興奮しながら話していました。そして、「あれなんだっけ?ご飯すくうやつ‥‥おしゃも!?」どうやら「おたま」と「しゃもじ」が、ごっちゃになったみたい。(わたしはおハミ)


小学校の低学年のころ、ピアノを習っていて、お月謝を先生にお渡ししました。「はいっ、先生、お給料!」しかも、発表会の会場でまわりにはたくさん人がいたんです。(りきまる)


結婚記念日に夫が真珠のピアスを買ってきてくれました。夕食の席で息子達の前でそれを渡されて、ひとしきりお祝いムードの中、10歳の次男がポツリ。「お父さん、今年はふんばったね」ふんぱつしたねと言いたかったのね。(kikumaru)


保育園年長の娘は、「3時のおやつ」というのを、「3時のオヤジ」と言いまつがえました。(3児のオヤジ)


野球の話をしていた小4の息子。「速い球」と言おうとして、「たまいはや」。(たまごっつ)


うちの弟(小4)に「サイズのMとLって何の略か知ってる?」と聞いたところ、少し悩み、こう答えました。「Mはマリオ、Lはルイージ!」確かにルイージのほうが背は高いけどね。(きなここ)


大学生の次男が小さいころ、兄にたたかれてべそをかきそうになりながら必死に「いたくまさんだよーだ!」と言ってました。「痛くありませんよーだ!」って言ってたのでしょう。(ケンパパ)


小学低学年の子供たち、覚えたての言葉を適当に使います。そんなの簡単にできるしと、自信たっぷりに、「そんなん、私、へなちょこやで!」多分、「お茶の子さいさい」と、言いたかった姉。(ずんこ)


10歳の息子の言いまつがい。風邪をひいたらしく、頭が痛いと言ったあと、「少し、しんどい」と言おうとして「しこし、すんどい」。それ以来、夫婦の間で疲れたときには、「しこしすんどいなぁ」と言っています。(ちーくんのパパ)


1年前に転校してきたばかりの小学4年の息子のクラスメートが再びよその学校に転校していくことになりました。その子にあてたお別れの手紙をクラス全員から渡したようですが、うちのこの手紙には「あっという間だったね。1分くらいだったね」と書かれていたそうです。(kikumaru)


娘が幼稚園の年長さんだった頃の話です。娘一人で『アルプスの少女ハイジ』のビデオを見ていました。ちょうどハイジがフランクフルトでホームシックにかかっているあたり。見終わった娘に「どんなお話だった?」と聞くと一生懸命説明しはじめました。「あのね、アララとウララがね‥‥」(どっちがどっち?)


保育園に通う3歳の息子。先日、保育園で飼っていたアヒルが死んでしまいました。「あひるがな、死んじゃってん。それでな、『かんこく』に行ったんやで!」天国よりも楽しそう?(なおかっぱ)


数年前4歳だった上の娘はバンビのことを「ビンバ」と言ってぬいぐるみをかわいがっていた。そして下の娘が4歳になった今同じぬいぐるみをかわいがる。彼女は「ビンボウ」と呼んでいた。(ゆき)


甥っ子のT君(5才)は昆虫博士。虫が苦手な私に、いろいろ虫の魅力を教えてくれます。そんなT君が、「おばちゃん、セミのぬけがら」ニコニコしながらくれました。「へぇ、ありがと‥‥ぎゃっ!」手の中には、動かなくなったセミの死がいが‥‥。T君、これはセミのぬけがらじゃなくて、なきがらだよ。(伯母馬鹿)


普段、バリバリの大阪弁で話す娘が3歳の頃、旅行先の飛騨高山の山中で突然、おすまし顔で上品そうに「あら、ママ!にわとりがコーコケキョって鳴いてるじゃない」。それを言うなら、ウグイス!ホーホケキョ!めっちゃ、恥ずかしかった。(ウグイスを見たこと無かった私の娘)


子供が小さい頃、部屋に出たゴキブリを見つけて「あ、ごきのぶり!」と言いました。「の」の字が入るだけで、何か高級な和の食材の名前のように聞こえたのは、親バカでしょうか‥‥。(あちょのおかあ)


現在小学6年生の息子は3歳の誕生日に「カイパーン!」と叫んで乾杯した。(ガトーの母)

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