その820 (2006-05-14)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


バス通勤をしていて、回数券を使っています。たまに友達の車に乗せてもらうと、降りる直前に、かなりの確率で回数券をピリッとちぎってしまいます。シートベルトをとろうとしたところでハッと気がついて、回数券をしまいます。電車では、目的駅に着く直前に「次とまります」のボタンを探してしまいます。(ナオコ)


トマトジュースとバナナの昼食。トマトジュースと思って振っていたのはバナナでした。(マメ)


1週間くらい前の事ですが、帰省の為に実家に荷物を送ったんです。次の日、実家に帰る日の昼、ご飯を食べていたら「ピンポーン」「宅急便で〜す!」との声。「身に覚えがないんだけどなぁ〜」とか思いつつドアを開けると‥‥。見事に届きました。昨日私が実家に送ったハズの荷物達が。どうやら「お届け先」と「ご依頼主」が逆になってたみたいです。(うっかり八兵衛)


先日電車に乗っていたときのことです。目の前にカバンを抱えながら寝ている男性がいました。突然その方は「ハイ!こちらでございます!」と大声を張り上げながら立ち上がり周りの乗客たちを驚かせてしまいました。その方の抱えていたカバンは私の膝にあたり、そのまま私の足の甲の上に落ちましたがあまりにもびっくりして痛さは感じませんでした。(みく)


今日はあるチケットの発売日。なかなかつながらず、混雑を伝えるアナウンスにうんざりしながらひたすらリダイヤルを繰り返しています。プププ‥‥「お掛けになった番号は」ブチッ(電話を切る)。プププ‥‥「大変混みあって」ブチッ。プププ‥‥「しばらく経ってお掛け」ブチッ。プププ‥‥「はい!お電話ありが」ブチッ。‥‥あーーーーーーー!!(今もなおリダイヤル中)


30年以上前、高校生だったわたしは、『チャップリンの黄金狂時代』の上映最終日、ともだち3人と映画館に駆け込みました。すごく混んでいて、いちばん前の列しか空いていませんでした。さーはじまるぞー!とワクワクして待っていたら、始まったのは『ローズマリーの赤ちゃん』でした。なんだか夢をみているようでした。(リエ)


運動会で障害物競走に出た時。麻袋をはいて、ピョンピョン跳びながら次の障害物へ移ろうとした時、麻袋を脱いだついでに一緒に靴まで脱いでしまったことがあります。頭では「何してんの!」と思っても、体が勝手に動いた感じでした。今思い返せば、そのまま靴持って走れば良かったと思いますが、あせって靴を取り出したものの、きちんと履くことが出来ず、その後、まともに走れなかった記憶が薄っすらと残っています。(うに)


ふだん無口な父と犬の散歩から帰った後、私が手を洗っていると、遅れて家に入ってきた父も私の隣で手を洗い始めました。父は手を濡らさずに、泡のハンドソープでゴシゴシ手を洗うと、蛇口の下に手をかざし、そのままのポーズで3秒ほど停止しました。しかし3秒も経てば自分のまつがいに気付いたようで、「あ、間違えた!」と叫んだと思ったら蛇口を捻り、慌しく水で泡を洗い流すと、「会社だと自動だから間違えた」と言い訳もして、いそいそとリビングへ消えてゆきました。(プライドの高い父娘)


日曜の朝、お天気が回復したのでベランダに布団を干し、それから外出しようと玄関に行って靴を履いた時に「今日は天気がイイかな?傘は要らんかな?」と思って動きが止まってしまいました。天気がイイからさっき布団を干したのに。(つろっこ)

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