その891 (2006-07-24)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名前は栄子です。初めて行った美容室から後日案内のはがきが来ました。そこには「巣子」。どうしたらそうなるの?っていうかなんて読むの?(苗字も結構珍しい)


私の名前は「絵美」といいます。先日電話で説明するときに、「絵画の絵に美しいで『絵美』です」と言ったところ、翌々日うちのポストには「○○画美様」宛ての封筒が‥‥。かなりへこみました。(がみ)


私の職場には「トクダさん」と「ハットリさん」がいる。外からかかってくる電話に月イチくらいの割合で、「トットリさんお願いします」とまつがえる方が。どちらに取り次ぎましょう?(ハクダさんは居ないの)


猿渡さんと一緒に働くようになって半年が経過しましたが、未だに呼びかけるとき「たるわさりたん」とか「さるわさりたん」とか言ってしまいます。(なっちゃん)


大学生の時のこと。我がサークルに、待望の新入部員が。その名はモリナガ君。会計のTちゃん、部員名簿を書きながら、「えっと、モリナガくんは、木が三つの森に、永遠の永でいいんだっけ?」モリナガ君、答えて「いえ、モリは『盛そば』の『盛』です」それから一週間後、久しぶりに遊びに来たOBの方がTちゃんに質問して曰く「モリナガ君って新入部員が入ったんだって?『モリナガ』って、木が三つの『モリナガ』でいいの?」Tちゃんは答えて、「いえ、モリナガ君の『モリ』はですね、『盛そば』の『そば』なんですよ」その後、盛永君は「そば君」というあだ名で呼ばれるようになりました。(つゆだく)


母と犬の散歩をしていました。我が家と同じ柴犬のいるお宅の前で「ここの犬、『武蔵』って言うんやって〜」と言っていました。へー、そうなんやーと聞き流してました。またある日、そのお宅の前に来て母が「あのさー、この前ここの家の犬の名前『武蔵』って言ったけど、実は『小次郎』っていう名前やった」と言っていました。(記憶のネットワークってすごいなぁ)


私の配偶者は昔、文鳥を飼っていたらしいのですが、歴代の全ての文鳥が「ピーちゃん」と呼ばれていたそうです。しかも、子どもが生まれて、最高で7匹もが同時にピーちゃん‥‥。「それって不便じゃなかったの?!」と聞くと、お父さんピーちゃん、黒いピーちゃん、白くておとなしい方のピーちゃん、などという風に区別をつけていたとか。当時は「ピーちゃんが〜」と言うと、「どのピーちゃん?」と聞き返す会話が、家族間でごく当たり前にされていたそうです。‥‥何かがまつがっている気がします。(経理のおね→さん)


高校の同級生に、井(い)君という子がいました。外国人の先生の授業のとき、自己紹介文を書くように言われ、彼も「mynameisI」と当たり前のように書いたのですが、先生は意味がわからず、「どういうこと?」と何度も聞いていました。(私の名前は私!?)


昔、友達のアドレス帳に自分の名前と住所を書くとき。一人の友達が、「ねぇ。名前まちがってるよ‥‥」というので、またまた〜と思っていたら智奈美という名前が「智奈子」になっていました。そんな自分に乾杯です。(ちなこ)

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