上司や先輩などの心に残る言葉は?
●「すきなようにやりなよ」
字面だけ見ると放任主義なように見えるかもしれないけれど、すごくずしりと響いたひとこと。
「すきなことなのにその程度?」
「ほんとうにそれでいいの?」と自問自答しながら作業をする、いいきっかけになりました。
すきなことくらい、いいわけなしでいたいなあ。
Hoshinoco (20代・女性・会社員)
●27歳で初めて小さな現場の責任者になりました。
そのときの取引先のかたに、
「仕事はイメージングがすべてバイ!」と言われました。
どうすればうまくいくのか?
いかないのか?
常に相手の立場に立って考える。
部下に指示するときも、取引先との打ち合わせでも。
一緒に仕事をして半年後くらいに
「お前、仕事のセンスがよかバイな」とバリバリの博多弁で言われたときはうれしかったな。
TYPE?R (30代・男性・会社員)
●大学時代、3年間バイトしたレストランバーでのことです。
ホールでの接客だった僕に社員のかたから
「テーブルに心を残しなさい」と言われました。
料理やドリンクを運ぶだけでなく、小さな気遣い、ちょっとした会話、立居振る舞いの中でテーブルを去った後にそこにいるお客さまの気持ちがあたたかくなるようなそんな接客をしなさいという意味だと思うのです。
あれから8年。
今僕は広告制作の仕事に没頭している。
予算やスケジュールはギリギリだしじぶんの力不足もある。
でも、その広告で世の中の人たちの心をあたためたり、動かしたり、よろこばせたりすることをひとときでも忘れれば、いいものなんてやっぱりできない。
あの日のそんな言葉を栄養にしながら、まだまだ、残業は続く。
PEP (20代・男性・会社員)
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