上司や先輩などの心に残る言葉は?

●入社して1年、やっと所属している部署に慣れてきたな‥‥というころに異動になってしまいました。
青天の霹靂、ショックで落ち込んでいる私に、直属の先輩が掛けてくださった言葉です。
「俺たちは紙切れ一枚で動くんだから、 どの部署に向いている、 どの部署に向いていないかなんて 関係ない。
 やれと言われたらやるだけだ」
はたらいていく上での覚悟と姿勢を見せていただいた気がしました。

くらげ (20代・女性・会社員)

●初めて社内教育の講師を任され、思うようにいかず悩んでいたとき、当時の上司に
「あることについて、 人に話そうと思ったら 3回読み直せ、 人に教えようと思ったら 5回読み直せ」
と言われたことです。
人に伝えるということは、それに堪えうるインプットが必要なんだと気づかされるとともに、話し上手な上司の影の努力を知った気がしました。
今でも肝に銘じていることばです。

たま (30代・女性・会社員)

●人生はじめての上司は一回り上の女性でした。
いつもクールで向上心が高く、会社中から信頼され相談をもちかけられる、仕事のデキル人。
でも飲みにいくと恋愛話や旅行の話を楽しくできるお姉さん。
まさにあこがれのボスです。

そんなボスが数年がかりで進めていた仕事の大詰めで、思わぬところから横やりが入り、数日間にわたりもめていました。
ボスに「本当におつかれさまです」とメールをしたところ、
「正直つかれました(涙)」と返信がかえってきたんです。
普段は私が仕事で泣くと
「ピーピー泣くな!」と一喝するような、会社中の手ごわい人も相手にする強いボスですが、そのとき初めて本音が聞けたような気持ちでした。
部下に「つかれた」と言ってくれたことが、私を信頼してくれたような気がして、何気ないメールのやり取りでしたが今でも心に残っています。
「この人についていくぞ!」と思ったものの会社の景気悪化で残念ながらボスと部下の関係ではなくなってしまいましたが、私の一生できっとたった一人のボスです。

(・・)

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