第4回更新


私は長年「不一致」という言葉は外来語で「フィッチ」だと思っていました。しかも「フィ」の部分は下唇を噛んで発音するFの音だと信じて疑いませんでした。
(りえぼ)


性格のフィッチ!指紋を照合したが、フィッチ!いやぁ、その思い込みが今日もたまらない。


子供のころ、「蛍光塗料」のペンをずっと「蛍光トリオ」と思っていた。だって〜、あれってよく3本で1セットで売られてたりしてたでしょ。
(そんなんばっか)


いやぁ、どんな「かんつがい」にもきちんと原因があるものだなぁと感心。


私はニュースで「目だし帽をかぶった強盗」というのを、最近まで「目無し帽」だと思っていました。目だけで人が分かったりするから、隠しているんだろうと。でも、どうやって外を見るんだろうなー、どこで売っているんだろうなー、と思っていた。
(黄色い猫)


そりゃ強盗というより手品だ。


小さい頃からテレビで流れる「肉体疲労時に、リポビタンA」のCMを、長年「肉体疲労児」と勘違いし、
「こどもがターゲットのCMかー。 でもなんで疲れたこどもの、 疲労回復ための飲み物のCMに、 こんな肉体派の兄さんたちを 使うのだろう?」とずっと不思議に思っていました。正露丸トーイも同じく、「正露丸の会社が 心機一転おもちゃを売りだした」と信じていました。その割に肝心のおもちゃがうつらなかったけど‥‥まさか、糖衣とは‥‥。
(Yoko)


「正露丸 糖衣A」についてはほかにも秀逸な「かんつがい」がありましてね‥‥ああ、これこれ。


「正露丸 糖衣A」という薬のCM。中学生くらいまでずっと「正露丸 とうっ yeah!」だと思っていました。
(まっかっか!)


正露丸! とうっ! イエー!


私の母は、長い間「ぺヤングソース焼きそば」を「ヤングソース焼きそば」だと思い、「ぺ」は何かの記号だと思っていたらしいです。母にとってはヨン様も、きっとただのヨンジュンです。
(ペコポン)


そこまで思い込みながら、「『ペ』は何かの記号」という曖昧さがじつに味わい深い。


私の父はカリフラワーのことをずっと「仮フラワー」だと思っていたらしい。「なんちゃって花」ってことだと思っていたのだとか。
(yoo)


その「なんちゃって花」がなんなのか説明してもらいたいですね。


まだ高校生だった頃、おなかの調子が悪くて内科に行きました。先生に「今日はお通じありましたか?」ときかれ、なぜか「お通じ=生理」だと勘違いした私は「いえ、(今月は)まだ‥‥」と答え、無意味な浣腸を打たれたことがあります。本当は朝ちゃんとお通じきてたのに‥‥。
(恥ずかしい上に痛かった)


ぶはははは。これは、投稿がうまいわ。「無意味な浣腸」というフレーズがセンス。


けっこうな年になるまで、太陽と月は同じものだと思ってました。太陽が沈んで、山の向こうに隠れてる間に月に変身して、再登場してるんだと‥‥。
(横山まな)


オセロの白い方の人もそんなふうに思っていたそうですよ。


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