第27回更新


子どものころ、近所にあったブランコの角材の支柱のてっぺんに、なにやらてらてらした白と緑のカタツムリくらいの物体を発見し、これは何かのさなぎに違いないと、毎日支柱によじ登って見守り続けた。しかしその物体は次第に乾いて黒っぽく小さくなっていき、ついに私は「羽化」をあきらめた。近所の人は、毎日やってきて角材の支柱によじ登ってじっとしている女の子を見て、何と思っただろうか。毎日鼻の穴をふくらませて「トリのフン」を観察し続けた夏の日の自分。数学ができれば理系に行けたのにな。
(こぢんまり)


あなた、文系で正解ですよ。


何故かコーヒーにミルクを入れて、かき混ぜないで飲むのがウインナーコーヒーだと思っていました。 「今日はウインナーコーヒーで飲もーっと」と呟き、混ぜずに飲んでいたら同席の友人の目が点になっていました。 ちょっとカッコいいと思って飲んでいたのに‥‥。
(タノムヨ)


ていうか、「ウインナーコーヒー」って最近、ちっとも耳にしないね。あと、この投稿を読んで「ウインナーコーヒーにはウインナーが入ってると思ってました」っていう「かんつがい」を思い出して投稿するのはここで止めておこうかな。ストップ!


わたしの妻は「ボズ・スキャッグス」をバンドだと思っていたそうです。最後の『ス』は複数形の『ス』。そうきましたか。
(ふく)


となると、ダイアナ・ロスもクロスビー・スティルスもクリストファー・クロスもバンドになっちゃいますよ。


幼稚園くらいのころなのですが、「大人になったら両手で空が飛べる」と信じていました。滑空ではなく、ホバリングで。大人は筋肉がたくましいから、超高速で両手を上下できて、手の幅の狭さをカバーできるのだ!と‥‥‥‥。でも、一生懸命羽ばたくと変な顔になっちゃうから、良識ある大人は人前では飛ばないのです。「うちは大人になっても みんなの前で飛ぶからな!」と独り心の奥で宣言する幼い自分。
(まど)


飛行時の高度や筋肉の問題まで考慮する細やかさがある一方で、「一生懸命羽ばたくと変な顔になっちゃう」という幼さが微笑ましい。


兄と二人兄妹です。小さい頃から、兄は、おとなしく優秀、私は、元気だけがとりえの野人系。母から「いい子にしてないとお兄ちゃんみたいになれないよ」と言われており‥‥。ちっさいころ、自分なりにいいことをしたあとは、トイレにこもり、「生えてきてないか」確認していました。おい、違うやろ、私。
(れいこ)


とにかく、女子の「生えてくる系」の「かんつがい」が多いことにコーナーをはじめてから震撼しております。


主人は「非暴力不服従」を長い間「暴力に屈するくらいなら、やられる前にやれ」という意味だと思っていました。結婚後、勘違いが判明。
私 「それ、意味違うよ。ガンディーもびっくりだよ」
主人「なんでだよ! 間違ってないよ!なんならネットで調べてやるよ!(喧嘩モード)」
どちらも暴力は振るっていませんが、「やられる前にやれ」の信念にのっとり即座にネットで調べた主人は、その後見るも無残に落ち込んでいました。何年も前の話ですが、当時の話をすると変わらず夫婦で爆笑してしまいます。ガンディー、すみません。主人の代わりに懺悔します。
(李)


「なんならネットで調べてやるよ!」というのが見事に「非暴力不服従」でおかしいですね。


「西から昇ったお日様は東ぃに沈む〜」はバカボンの間違いで、正しくは、「太陽は東から昇って西に沈む」のだから、月は、「西から昇ったお月様は東ぃに沈む〜」のだと複雑なかんつがいをしていました。未だに、どちらが正しいのか、じっ‥‥と考えないとわかりません。
(ひょろっぴぃ)


ややこしいわ!じゃあ、またねー。


前へ 次へ


目次へ    
友だちに教える
感想を送る
ほぼ日のTOPへ