第31回更新


スヌーピーは、スピルバーグ作品のひとつだと思っていました。小学生のころ、アルファベットがなんとなくしか読めなかったわたしは、スヌーピーの文房具やらハンカチやらに書いてある、「SUPER BEAGLE(スーパービーグル)」をアナグラム的に解釈し、スピルバーグと読んでいたのです。『E.T.』とはずいぶん、作風がちがうな、と思っていました。
(Yasco Spielberg)


観てみたいぞ、スピルバーグのスヌーピー。むしろ、このメールをきっかけに、つくってみてはどうですか。スピルバーグさん。


私は子供の頃、自転車のタイヤの空気入れは、あの筒の部分に空気が充填されていてその空気がある間だけ使えるんだと思っていました。意外に長持ちするもんだなぁ‥‥と。
(ななみ)


自転車の空気入れは、ある意味、無限です!


今年で24歳になるのですが、昨年まで芸人のホンコンさんは「たけし軍団」の一員なのだと思っていました。ホンコンさんは、吉本の芸人さんたちとよくお仕事をされているので、「たけし軍団」の中でも、サッカーで言う「海外組」のような立ち位置なのだと認識していました。
(ます)


ああ、これは、オトナだね。子どもにはできないタイプの「かんつがい」。いや、ほめてないですよ、ぜんぜん。


私は結婚して自分で献立を考え、買い物をするようになるまで
・枝豆→育つと→そら豆
・獅子唐→育つと→ピーマン→もっと育つと→パプリカ
・キュウリ→育つと→ゴーヤー→もっと育つと→ヘチマ(枯)
だと、勝手に解釈していました。大人になって、なんかオカシイかもしれないと不安に思い、ネットで検索をして愕然としました。料理も家庭菜園も教わっただけに、母に対してなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(素敵な主婦)


出世野菜かと。


ドボンかもしれませんが。私は小学生の頃、百葉箱の中には「昔に処刑された罪人の首が入っている」と誰に言うでもなくただただ思ってました。理科の時間に百葉箱は習ってるはずなのですが、興味のない授業はまったく聞いてない子供でしたので、高学年くらいまで、そう信じてたと思います。開いてるの見た事も無かったし。一つの百葉箱に一人分の首が入ってるもんだと何となく思ってました。
(a)


ていうか、この内容を「ドボンかもしれませんが」って言ってるあたりが、もう「かんつがい」。


わりと最近のことなのですが、「バーニャカウダ」はタイ料理だと思っていました。外見とネーミングの感覚だけで。バーニャカウダの「ニャ」とか「カウダ」のあたりや、あのナゾの装置とキャンドルでソースを温めるあたりや、ソースの混沌とした色などが、ひじょーにタイっぽい、とあいまいな自分の判断を固く信用していました。イタリアンレストランでバーニャカウダを見つけるたびに、「あらあら、流行ってるからって 何もタイ料理出さなくても…」とちょっと苦笑していました。初めて食した時に、「このソースイタリアンぽいねぇ」と言ったのは私です。
(わで)


「ニャ」よりもやっぱ「カウダ」だと思うな。あと、「バーニャカウダ」はちょっとモビルアーマーっぽいね。


現在75歳のばーちゃんです。中学1年の頃、理科の時間に「海はどうして塩辛いか?」と言う質問があり、誰も手を上げない中、意気揚々と手を上げたのは、私ひとり‥‥。指されて「ハイ、それは鯨が潮を吹くからです」やがて、みんなの笑い声の渦となりましたが信じて疑わないのは、私一人。何にも知らないくせに、どうして笑うの? と。のちのち考えるのに、雑誌に笑い話として載っていたのを、頭の隅に覚えていてそのまま感つがいしたように思います。
(もう昔はおぼろとぼろ)


ていうか、ばーちゃん、それ、62年前の話!かっこいいぜ、高齢投稿!それでは、また次回。


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