02 中札内美術村
帯広空港に降り立って、こんな風景の中を進むと‥‥。
14万5000平方メートル‥‥という実感としてまったく分からないほど広大な敷地に3つの美術館をはじめ、ギャラリーやレストラン、ショップが点在する
「中札内(なかさつない)美術村」が、見えてきます。
ごぞんじのかたも多いかと思いますが、この美術村、六花亭がつくって、運営しているんです。
ま、言葉で説明するより、うまく伝わると思うので、写真メインで、ご紹介しましょう。
こんな道をすすんでいくと‥‥美術館があらわれたりとか。
歩道は廃線となった「国鉄広尾線」のまくら木。
あの「愛国から幸福行きキップ」で有名になった路線です。
クラシック音楽の演奏会も開かれる「北の大地美術館」。
ふと足を止めると、木の杭の先っぽに、ちいさな人が。
あ、キノコ。
一枚ガラスの向こうの自然は、季節によって変わる大きな絵のようでした。
この「北の大地美術館」の室内空間は弦楽器がよく響くそうで、世界的バイオリニストの久保陽子さんもここでレコーディングしたとか。
この林、どこまで続くんだろう‥‥と思うとなんだかこころがぞわぞわしてきます。
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