作品展「しむらのいろ」 初日に行ってきました

志村ふくみ先生と洋子先生がほぼ日読者のために用意してくださった、
とくべつイベントに行ってまいりました。

12時からの一般公開の前に、両先生のお話をうかがいながら2名の方に実際に着物を着ていただくというとても貴重な機会です。

催しのはじめに洋子先生がおっしゃいました。

「50数年のあいだで、 このようなことを展示の場で行うのは 今回がはじめてです。
 糸井重里さんとの出会いがあって、 TOBICHIという強烈な経験を経たことで、 実現した企画です。
 短い時間ですがたのしんでいってください」

それから2名のお客様が選ばれ、みんなの前で着装をしていきます。

ふわっと広げられた着物が、まとわれたかと思うと、みるみるうちに馴染んでいく‥‥。
その変化をみんなで目にしました。

ふくみ先生・洋子先生の解説の中で、印象的だったことばをふたつ。

「日本人はやはり着物が似合うんです。
 ですからみなさんに、 もっともっと着物を着ていただきたい」

「着物は守ってくれます。
 植物が、草木が、まとった人を守るんです。
 だから、じわっとあたたかい」

充実した45分ほどのイベントでした。
30名の参加者が発する「うっとり」が、実に、もう、すばらしいこころの動きで。
みなさんのその「うっとり」で会場が満たされているようでした。

土日にご当選されているみなさま、どうぞたのしみにしておでかけください。

ご当選されていない方も、ぜひ。
12時から数々の作品をご覧いただけます。

ちなみにTOBICHIでは、
「伊藤まさこさんの白いお店。」が同じ会期でひらかれています。
この週末、ふたつの会場にお出かけしてみてはいかがでしょう。
ふたつの会場の最寄り駅は、銀座線いっぽんでつながっていますよ。

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「しむらのいろ 〜山川色衣 草木色衣〜」

2015年2月27日(金)〜3月1日(日)
12:00〜17:00
「十字屋ホール」
アクセスはこちら
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伊藤まさこさんの白いお店。

2015年2月27日(金)〜3月1日(日)
2月27日:11:00〜20:00
2月28日、3月1日:11:00〜18:00
アクセスはこちら
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2015/02/27 16:29

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