2007.10.26
悩んだ分だけドラマがある?カバー選びの決め手をご紹介いたします。(1/3)

みなさまにお送りいただいたメールで、 カバー選びの決め手について拝見していると、 そのカバー選びの悩みぶりから、 ちょっとした日常のドラマを 垣間見ることができるような気がします。
まずは、下にご紹介するメールをご覧ください。


ほぼ日のサイトを見て、 「2008年はキウィ色」と心に決めておりました。
で、私はロフトで買う派。
ロフトに行ったら、 キウィ色はサイトにも注意書きがあるとおり、 私のパソコン画面で見た色とは、 ちょっと印象が違いました。
で、ふと心惹かれたのがとなりにあったピーチ色。
「でも、来年は元気色って決めたし!」
と思って右側を見ると、マンゴー色も素敵に見えて‥‥。
みなさんの「決め手」を読んでいるうちに、 さらに迷ってきました。
一体私はどうしたらよいのでしょう?
(GAO)

GAOさん、迷われていますねー!
でも、GAOさん、 2008年のカバーは、迷いに迷ったという方が、 ほかにもたくさんいらっしゃるんです。
同じように迷える仲間たちのメールが、 GAOさんの一筋の明かりとなりますように、 本日は、それぞれのカバーにたどりつくまでの、 悩み奮闘記(大げさ?)をお届けします。
悩みに悩んで両方買ってしまった、 という方もいらっしゃるようです。
いつもより少し長めにお届けする本日の手帳CLUB。
のんびりとお楽しみくださいね。


ヌメ革(プレミアムバージョン)

発売初日に注文したものの、 カバーの色に悩みに悩み、何度か変更をして 挙句は一度キャンセルまでしました、ごめんなさい。
そうして決めたカバーは、 「ヌメ革プレミアムバージョン」です。
わたしは、まっちろページも結構多くて、 人様に見せられるような使い方をしていません。
それなのにいちばん高いカバーを買うのは いかがなものか‥‥と、 ひとり悶々としておりました。

最初にひとめぼれしたのは、 プリント・ピンクのギンガムチェックでしたが、 ヌメ革の説明書きを読んでいるとたまらなくなりました。
極めつけは、伊勢丹の籠浦兵衛さんのお話です。
ああ、もうだめ!今日、池袋ロフトに走ってきました。

残念ながらヌメ革が売り切れで サンプルが置いてありませんでしたが、 タンニン仕上げのオレンジと黒を 実際に触ってみることができました。
そうして籠浦兵衛さんのお話が 頭の中でピーンと繋がりました。
もう浮気心はありません。
来年はヌメ革プレミアムと仲良く暮らします。
(ryu)


ナイロン・ピーチ

迷いに迷ってようやくカバーを決めました。
販売の予告ページを見た時は、 断然「チェリー」だなって思っていました。
ピンクなんて、服にしろ何にしても あまり持ってないけど、 あのピンクは甘すぎずにいいじゃないかと!
早く発売になったらクリックしたいなー、 と、思っていました。

しかし、発売されてからもぐずぐずと悩み、 ロフトに直接見に行こうと、9月に見に行きました。
おいおい、「グレープ」が すごくかわいいじゃないかと、 非常に惹かれたわけです。
分かりました、これは今年は 「グレープ」でいっちゃいますかと、 自分にゴーサインを出しかけましたが、 優柔不断な私は、 もう少し自分に質問する時間を与える事にしました。

それからひと月、 本日またロフトに見に行きました。
あぁ、やっぱり「グレープ」だな、と思いました。
ほぼ日ストアで買おうと思っていたけれど、 決まったとなればすぐにでも手に入れたい。
そう思い、グレープと路線図、 アドレス帳をお店のカゴに入れて、 お気に入りのメーカーのボールペンを 選びに行きました。
そこで青色のボールペンを選びました。

もう一度、もう一度だけ見に行こうと 手帳売り場に戻って、置かれている見本を開きました。
「チェリー、グレープ、ピーチ‥‥‥、ピーチ!!!」
開いた時の、栞です。
栞と紙のコントラストにやられたんです。
この柔らかくて優しい色合いに、 青のペンで毎日を記したら、 すごく穏やかな気持ちになれるなーと直感しました。
カリカリしても、あのピンクを見たらきっと和みます。
(ハマのハマッコ)

つづきを読む


古い記事へ 新しい記事へ
手帳CLUBのTOPへ戻る
ほぼ日のTOPへ戻る