新・ナポレオンズ小石の無菌室日記
2020-04-19
『世界が平和になったらしたい10のこと』
その(1)
世界が平和になったら、
ただもうぶらぶら、散歩したい。
仕事となると、予定時間に縛られる。
だから散歩は何も決めず、ただぶらぶら。
平和じゃないと楽しめない、ぶらぶら散歩。
その(2)
ごはん屋さんのお粥と漬物を食べたい。
ご馳走と言えないかもしれないけれど、
お腹と気持ちをじんわり温めてくれる、僕のご馳走。
その(3)
蕎麦屋さんで、おろし蕎麦を食べたい。
だしつゆに、たっぷりの大根おろし。
蕎麦にからめて、たぐる、たぐる。
二日酔いのお昼は、これに限るのだ。
その(4)
北海道の旭川空港に飛びたい。
なんと、空港のポスターに、
『かならず飛ぶ。かならず降りる。』
と、大きく書いてある。
空港から5分も走れば、大平原。
どこまでもまっすぐな道に車を停め、深呼吸。
その(5)
昼呑みしたい。
昼呑みの光景はとても平和に見える。
赤ら顔で笑顔で、みんな幸せそう。
その(6)
梅山豚(めいしゃんとん)の
白ワイン煮を食べたい。
よくもまぁこんな美味しいものを作れたもんだ、
いつもそう感心する。
梅山豚の脂は、うっとり甘い。
その(7)
田舎の親父と酔っ払いたい。
親父は98歳、もっともっと長生きしてほしい。
戦争を体験している。
そんな親父だから、
平和を享受する権利があるってもんだ。
その(8)
釣りに行きたい。
釣れなくったっていい。
ただウキが川面を流れるのを見つめる。
夕暮れになると急に釣れだしたりする。
夏の日の、穏やかに暮れる平和な夕べ。
その(9)
温泉に入りたい。
冬の露天温泉、雪よけの蓑傘をかぶり、
降る雪が溶けるのを飽きずに眺める。
硫黄の匂いがするにごり湯にドブン。
極楽、極楽、これぞ平和の温もり。
その(10)
ステージに立って、
思いっきりバカなマジックで
ご機嫌をうかがいたい。
平和じゃないと、バカは生きづらいんだよ。
ー明るく軽く親切なのに。
ほんの少し悲しみの味がするのだ。
マジックというのが、もともとそういう
素性のものなのだろうか。ー
糸井重里(帯コピーより)

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