ギリシャの巨匠、テオ・アンゲロプロス監督といえば
日本でも映画ファンを中心に
ご存知のかたも多いのではと思います。
晴天の光り輝くギリシャというイメージとは真逆の、
必ず曇り空の日に撮影するのが特徴で、
内容も、戦争、侵略、ファシズムなどに翻弄される
ギリシャの歴史の暗い部分をテーマにしたものが多いです。
映像は幻想的で美しく、長回しで物語がゆっくりと進みます。
作家の池澤夏樹さんが字幕を担当されているんですよ。
※担当変更に伴い、今回でフジタの
「ひとことギリシャメモ」は最終回となります。
これまでありがとうございました。
升ノ内さんのイラストとエッセイの更新は続きますので、
次回もどうぞおたのしみに!