渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催される
「ドラえもん 1コマ拡大鑑賞展」は、
漫画の1コマを選び、拡大して、
美術館のように鑑賞する展覧会です。
1コマ1コマじっくりと鑑賞したら、
そのコマが含まれている、
ほんものの原画を見に行ってみませんか?
それが叶うのは、貴重な原画がずらりと並ぶ
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」です。
1月下旬の午後、「ほぼ日曜日」のスタッフが
渋谷PARCOからミュージアムまで行ってみました。
原画を見たり、遊んだり、カフェで食べたり、
半日満喫してきたんですよ~!
訪れる際の参考にしてくださいね。
(C)Fujiko-Pro
3階建ての広いミュージアムには、
原画を鑑賞できる展示室だけでなく、
たのしく遊べる場所や
撮影スポットが点在しています。
「どうぞ自由に遊んだり、
写真を撮ったりしてくださいね」と館長の宮野さん。
たとえば、2階「展示室Ⅱ」の奥には、
「きこりの泉」コーナーがあります。
ここは「きれいなジャイアン」が
ひみつ道具「きこりの泉」泉から現れるという
ドラえもん好きにはたまらないコーナーです。
同じく2階、展示室Ⅱを抜けると
「みんなのひろば」には、
のび太くんの家の中をタブレットで見ることができるコーナー
「1/5スケールの『のび太の家』」があります。
さらに、藤子・F・不二雄先生の作品に出てくる
ユニークな擬音語をモチーフにした
フォトスポット「ギオンDEパチリ」もありました。
館内でじゅうぶん楽しんだら、
リフレッシュを兼ねて、
屋上のスペース「はらっぱ」に行きましょう。
ここには、フォトスポットが点在しているんです。
さらに、「はらっぱ」には、
ドラえもんのどら焼きなど、
おやつが買えるコーナーもあります。
購入したものをその場で食べることもできるので、
小腹を満たしたいときにもぴったりです。
ああ、たのしい。
はらっぱをうろうろしながら、
ふと視線を森のほうに移すと、こんなキャラクターが
あちこちに隠れていることに気づきます。
来て驚いたことは、
建物、はらっぱ、森のなか、どこにいても、
あれっと思う「何か」が見つかること。
きっとまだまだ気づいてないことがあって、
来るたびに発見があるように思います。
たくさん遊んだら、
3階「ミュージアムカフェ」で休憩しましょう。
ここでは、作品にちなんだ
オリジナルメニューが食べられるんです。
ほかにも、こんなメニューがありましたよ。
食べものだけではなく、
飲みものにも遊び心があふれています。
たとえば、スタッフ・元嶋が注文したのは、
ひみつ道具の名前をつけた、「ウソ800」。
今回ご紹介したメニューは、
時期により変更になることもあるそうですが、
いつ訪れても、そのときの企画にちなんだ
メニューがあるそうなので、
ぜひたのしみにしてくださいね。
さて、のんびりと食事をしていたら、
どんどん時間が迫ってきました。
「Fシアター」へ急ぎます。
2本の短編作品を観るのですが、
そのうちの1本が糸井重里・プロデュース、
藤井亮さん監督・企画の
『セイカイはのび太?』なのです。
最後に、1階のミュージアムショップで
お買いものをして、終了です。
ミュージアムショップには、
ここでしか買えないアイテムが揃っていて、
あれもこれも、と目移りしてしていたら、
あっという間に帰りの時間。
後ろ髪をひかれつつ、バスに乗り込みました。
駆け足で紹介しましたが、
見たい場所、たのしいスポットが多くて、
正直、まだまだご紹介しきれておりません。
たとえば、
先生の作品を自由に読むことができる
「まんがコーナー」もその1つ。
そして、ぜひ現地で見ていただきたく、
写真を撮らなかった展示の1つに、
藤子・F・不二雄先生の奥様が
先生宛にお書きになった「お手紙」があります。
「これこそ、展示のエピローグといえます」と
館長の宮野さんがおっしゃるほど、
そのお手紙の内容がすてきだったんです。
「先生のにちようび」というコーナーの最後に
展示されていますので、ぜひご覧になってくださいね。
同じ部屋には、先生の右手の実寸大のモニュメントも
展示されていますよ。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、
半日の滞在でしたが、ほんとうにたのしかったです。
どのスポットにもさまざまな発見があって、
時間がいくらあっても足りないと感じる場所でした。
ぜひみなさん、お時間をたっぷりとって、
訪れてみてくださいね。
案内してくださった館長の宮野さん、
スタッフのみなさま、
ありがとうございました!
(おわります)
2021-03-15-MON
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