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渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催される
「ドラえもん 1コマ拡大鑑賞展」は、
漫画の1コマを選び、拡大して、
美術館のように鑑賞する展覧会です。
1コマ1コマじっくりと鑑賞したら、
そのコマが含まれている、
ほんものの原画を見に行ってみませんか?
それが叶うのは、貴重な原画がずらりと並ぶ
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」です。
1月下旬の午後、「ほぼ日曜日」のスタッフが
渋谷PARCOからミュージアムまで行ってみました。
原画を見たり、遊んだり、カフェで食べたり、
半日満喫してきたんですよ~!
訪れる際の参考にしてくださいね。
(C)Fujiko-Pro
3階建ての広いミュージアムには、
原画を鑑賞できる展示室だけでなく、
たのしく遊べる場所や
撮影スポットが点在しています。
「どうぞ自由に遊んだり、
写真を撮ったりしてくださいね」と館長の宮野さん。
たとえば、2階「展示室Ⅱ」の奥には、
「きこりの泉」コーナーがあります。
ここは「きれいなジャイアン」が
ひみつ道具「きこりの泉」泉から現れるという
ドラえもん好きにはたまらないコーナーです。
▲レバーを上下に動かすと‥‥。
▲ゴボゴボゴボ‥‥!
▲わわ、わーーー!
▲「出てきた、出てきたよ~~!」
▲ぼこぼこぼこ~っと、沈むのもおもしろい。
▲仕掛けがわかったあとも、何度でも遊びたくなってしまいます。
同じく2階、展示室Ⅱを抜けると
「みんなのひろば」には、
のび太くんの家の中をタブレットで見ることができるコーナー
「1/5スケールの『のび太の家』」があります。
▲外観は、昭和なのび太くんの家ですが‥‥。
▲タブレットを通して室内を見ると、
のび太やドラえもんなどが登場するARコンテンツが。
「未来」っぽい!
さらに、藤子・F・不二雄先生の作品に出てくる
ユニークな擬音語をモチーフにした
フォトスポット「ギオンDEパチリ」もありました。
▲名シーンは、擬音語とともに生まれました。
▲ジャイアンに扮する山下。「ボエ~~」
▲「みんなのひろば」には、カプセルトイマシンも。
館内でじゅうぶん楽しんだら、
リフレッシュを兼ねて、
屋上のスペース「はらっぱ」に行きましょう。
ここには、フォトスポットが点在しているんです。
▲のび太がよく昼寝している、あの「土管」!
▲ここでも、「どこでもドア」!
▲のび太くんが育てた「ピー助」と!
▲ドラミちゃんと!
▲Qちゃん、Oちゃんと!
さらに、「はらっぱ」には、
ドラえもんのどら焼きなど、
おやつが買えるコーナーもあります。
購入したものをその場で食べることもできるので、
小腹を満たしたいときにもぴったりです。
▲お店の名前は、「ギフトコーナー藤子屋」。
▲イケメンスナックが人気なのだそう。
ああ、たのしい。
はらっぱをうろうろしながら、
ふと視線を森のほうに移すと、こんなキャラクターが
あちこちに隠れていることに気づきます。
▲『大長編ドラえもん のび太の大魔境』のバウワンコ像!
▲これ、何のキャラクターかわかります?
来て驚いたことは、
建物、はらっぱ、森のなか、どこにいても、
あれっと思う「何か」が見つかること。
きっとまだまだ気づいてないことがあって、
来るたびに発見があるように思います。
たくさん遊んだら、
3階「ミュージアムカフェ」で休憩しましょう。
ここでは、作品にちなんだ
オリジナルメニューが食べられるんです。
▲スタッフ・あいみが食べているのは‥‥。
▲「フレンチトーストdeアンキパン」!
▲山下が食べているのは‥‥。
▲「ジャイアンとカツ丼」!
(ジャイアン「の」じゃないところがナイスです)
ほかにも、こんなメニューがありましたよ。
▲「空飛ぶドラえもんカレー」
▲「ドラビアータ」
食べものだけではなく、
飲みものにも遊び心があふれています。
たとえば、スタッフ・元嶋が注文したのは、
ひみつ道具の名前をつけた、「ウソ800」。
▲青い色のハーブティにはちみつを混ぜると‥‥
あら不思議、きれいなピンク色に。
理科の実験みたい。
▲さわやかでおいしいハーブティーでした。
▲わははは‥‥! 似合ってますね。
これは誰でもドラえもんになれる
特製ストローがついた「ドラえもんブルー」。
▲こんなラテアートドリンクも!
今回ご紹介したメニューは、
時期により変更になることもあるそうですが、
いつ訪れても、そのときの企画にちなんだ
メニューがあるそうなので、
ぜひたのしみにしてくださいね。
さて、のんびりと食事をしていたら、
どんどん時間が迫ってきました。
「Fシアター」へ急ぎます。
2本の短編作品を観るのですが、
そのうちの1本が糸井重里・プロデュース、
藤井亮さん監督・企画の
『セイカイはのび太?』なのです。
▲200インチの大スクリーンで
ここでしか観られない映像をたのしめます。
はじまるのを待っているところ。
最後に、1階のミュージアムショップで
お買いものをして、終了です。
▲このミュージアムショップがまた素晴らしくて‥‥!
▲ドラちゃんを連れて帰るか真剣に悩む元嶋。
ミュージアムショップには、
ここでしか買えないアイテムが揃っていて、
あれもこれも、と目移りしてしていたら、
あっという間に帰りの時間。
後ろ髪をひかれつつ、バスに乗り込みました。
▲すっかり日も暮れました。同じルートで戻ります。
▲たのしかった~!
駆け足で紹介しましたが、
見たい場所、たのしいスポットが多くて、
正直、まだまだご紹介しきれておりません。
たとえば、
先生の作品を自由に読むことができる
「まんがコーナー」もその1つ。
▲まんがコーナー。時間があったら
ここで延々と作品を読みふけりたい‥‥!
そして、ぜひ現地で見ていただきたく、
写真を撮らなかった展示の1つに、
藤子・F・不二雄先生の奥様が
先生宛にお書きになった「お手紙」があります。
「これこそ、展示のエピローグといえます」と
館長の宮野さんがおっしゃるほど、
そのお手紙の内容がすてきだったんです。
「先生のにちようび」というコーナーの最後に
展示されていますので、ぜひご覧になってくださいね。
同じ部屋には、先生の右手の実寸大のモニュメントも
展示されていますよ。
▲藤子・F・不二雄先生の右手のモニュメント。
この手から全てがはじまったんです。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、
半日の滞在でしたが、ほんとうにたのしかったです。
どのスポットにもさまざまな発見があって、
時間がいくらあっても足りないと感じる場所でした。
ぜひみなさん、お時間をたっぷりとって、
訪れてみてくださいね。
案内してくださった館長の宮野さん、
スタッフのみなさま、
ありがとうございました!
(おわります)
2021-03-15-MON
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ほぼ日曜日 渋谷PARCO8階
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1コマ拡大鑑賞展 開催中!