大好きなほぼ日さんが、
「青山」から「神田」に引っ越しました。
昨秋11月のことです。

おやおや。まず、あなたの名前は？
自己紹介をすっぽかして、失礼しました。
はじめまして、仁科勝介と言います。
本名は「にしなかつすけ」、あだ名は「かつお」です。
写真家として、活動しています。

なんの因果か、分かってはいません。
ほぼ日さんが神田に引っ越した11月、
わたしもはじめて、東京へ引っ越しました。
ですから、新天地の日々を肌で感じつつ、
ほぼ日さんのお引っ越しも、気になっていたのです。
神田とは、いったいどんな町なのだろう。
ほぼ日さんはどんな日々を、神田で築いていくのだろう。

そんなさなか、
「神田界隈をめぐりながら、写真をおさめないか」
というお話をいただきました。
なんと、わたしも気になっていた神田という町を、
ほぼ日さんと一緒に、探す日がやって来るなんて。

まだわたしの眼は、外側の目線でしょう。
観光客に近いといっても、過言ではありません。
しかし、「ほぼ日ファン」は、
全国各地にいらっしゃいます。
わたしのように、神田を詳しく知らない方も、
きっといるはずです。

ですから、この企画を通して、わたしも神田という町を、
ゆっくりと知っていきたいのです。
ほぼ日さんがなぜ、神田を選んだのか。
ほぼ日さんは神田に、どのような根を下ろすのか。
そしていつかは、散策を重ねるうちに、
「神田って、ほぼ日さんの地元なの。それでね」なんて
語れるようになりたいのです。
それは、ふるさとを知る旅でもありますし、
そのように「知る」作業を経て、
人や土地、会社というのも、
より分かりやすく伝えられる気がしています。

どんな日常が、神田には流れているのかな。
どうぞみなさん、よろしくお願いしますね。

記念すべき初回は、あたらしい、
はじまりの場所『ほぼ日神田ビル』より。