「CACUMA」でほぼ日でおなじみのKIGIさんから、
KILVIRUSの除菌マスクケースをご紹介いただきました。
60分でウイルスを83.8%減少させる
特別なフィルムでできたマスクケースで、
KIGIさんがロゴデザインやプロダクトを担当されました。

キルウイルス 除菌マスクケース
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<マスクケースが開発されるまで その3>

デザインしたKIGIのおふたりに、


お話をうかがいました。

銅イオンの力でコロナウイルスを防ぐ、
キルウイルスのマスクケース。

たのもしい機能はもちろんのこと、
さりげなくおしゃれな見た目も魅力です。
デザインを手がけたのは、KIGIのおふたり。
渡邉良重さん、植原亮輔さんに、
開発された小林史人さんとの関わりや
マスクケースのことをいろいろ、
お話をうかがいました。

すぐれた素材に、いいデザイン

 

ほぼ日
キルウイルスのマスクケースに、
KIGIさんが関わることになったのは、
きっかけはなんだったんですか?

▲植原さん ▲植原さん

植原
キルウイルスを開発した小林さんには、
ずいぶん前からお世話になってるんです。
小林さんって、基本的には印刷屋さん。
看板屋さんからの印刷屋さんみたいな方で…、
小林さんの仕事って、何て言ったらいいのかな。
渡邉
看板的な印刷っていうのかな。
紙や板の看板じゃなくて。
植原
出力というか。壁紙でもないし。
小林さんはね、大型プリントが得意なんですよ。
たとえば村上隆さんの展覧会の空間で、
壁紙も村上隆さんの作品、みたいなものがあって、
そういう仕事をされてたんですね。
ちょうどそんな頃に、知り合ったんです。
渡邉
私たちは、展覧会の什器なんかも作ってもらうし。

▲渡邉さん ▲渡邉さん

植原
そう、設営とかね。
渡邉
ルーファスっていう、内照式の看板も
小林さんが手がけたものなんです。
海外にあったものを日本で小林さんが改良して、
とても使いやすいものにしたんですよね。
そういうものが作れる人なんですよ。
フィルムっていうものについてもすごく詳しい。
そもそも小林さん自身が優しい人だから、
しょっちゅうお世話になってるんです。
そういうつながりから、小林さんが、
この、ウイルスを除去できるシートを使って
製品づくりをしてるっていうのを聞いて、
じゃあ、デザインの部分を私たちでしましょうか、
っていうところからの、ね。

植原
そうだね。
渡邉
それとね、ネットなんかで、
マスクについての話も多いですよね。
表面にウイルスが付いたら残りやすい材質とか、
むしろそこからウイルスを取り込んでしまうことがあるとか、
っていうことを聞いたりもしていたんです。
だからこのマスクケースの効果だったら、
たとえばご飯のとき、これに入れておけば、
その間に、くっついたウイルスを
退治してくれるなら心配も減るし、いいな、
って、個人的にも思ってるんです。

(つづきます)

2021-08-09-MON

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