「CACUMA」でほぼ日でおなじみのKIGIさんから、
KILVIRUSの除菌マスクケースをご紹介いただきました。
60分でウイルスを83.8%減少させる
特別なフィルムでできたマスクケースで、
KIGIさんがロゴデザインやプロダクトを担当されました。
キルウイルス 除菌マスクケース
のページはこちらから。
<マスクケースが開発されるまで その4>
目に入りやすいものって、
可愛げがあるほうがいい。
わかりやすく、楽しく持てるアイテムに
- ほぼ日
- 今回、ロゴもお作りになったんですね。
- 植原
- ロゴとか、ブランドイメージ、ウェブサイトとか、
そっちを主に僕がやっていて。
ケースのデザインなんかはほとんど良重さん。
僕はアイディアを言うぐらいのレベルで、
表現は良重さんがやっています。
- ほぼ日
- このロゴ、ものすごくわかりやすいですよね。
KILVIRUSのKとVに、
右下がりの線でウイルスが減るイメージですね。
- 植原
- ちょっと斜めに切れてるところに、
ウイルスカットの意味合いも込めて。
- ほぼ日
- ケースのデザインは何種類かあって、
効果そのものがわかるようなグラフのものとか、
この、やっつけられてるウイルス、
このイラストも渡邉さんが描かれたんですか?
なんか憎めないというか、可愛いですね。
- 渡邉
- このイメージはね、虫歯予防のポスター。
虫歯菌を退治するみたいな絵とか、
小学校の頃に描いてたのを思い出して、
ちょっとわかりやすくなるかな。 - もちろんコロナウイルスは怖いものなんだけど、
マスクケースのように、毎日持ち歩いたり 、
自分も、他人の目にも入りやすいものって、
可愛げがあるほうがいいじゃないですか。
だから、ちょっと意地悪そうなんだけど、
ユーモラスな絵がいいかなと思って。
- 植原
- あんまりね、おどろおどろしく描くと、
持つこと自体がイヤになったりもするでしょ。
だから可愛いキャラにしたんだよね。
- ほぼ日
- 花柄は、気持ちが明るくなりそうです。
この猫ちゃんは?
- 植原
- それはね、僕が猫が好きだから(笑)。
- 渡邉
- この猫、マスクしてるみたいに見えるけど、
実はここだけ毛が白い、そういう猫なんですよ。
- 植原
- そう、マスクじゃなくて、柄なんです(笑)。
- 渡邉
- でも、どう見てもマスクだけどね。
花バージョンは、女の人向けというか、
ちょっと可愛いと思って持ってくれたらいいなと思って。
それから、さりげないデザインのものもつくりました。
こういうのなら男性でも、お仕事の時でも使えますよね。
- 植原
- ロゴと斜めストライプのシンプルなものなら、
たとえばビジネスマンが、会議室で出してもいい。
老若男女、さまざまな方がいると思うので、
いろんな人に対応できるように、
みんながどれかを選べるようにはしたんです。
- 渡邉
- この右下がりのロゴや、
ウイルスのキャラクターや花柄が目にとまって、
これ何?って、話題にもしやすいかな。
持ってる方が、こういう機能があるんだよ、って
説明してくれたら、さらにいいな、と思います。
- ほぼ日
- プレゼントとしても、いいですよね。
いろんな人に使っていただきたいし、
私たちも、ご紹介するのが楽しみです。
- 渡邉
- よかった!
気に入っていただけたらうれしいです。
- ほぼ日
- ありがとうございました。
プロフィール キギ 植原亮輔と渡邉良重により設立。企業やブランドのアートディレクションの他、琵琶湖周辺の職人たちと立ち上げたオリジナルブランド「KIKOF」、プロダクトブランド「D-BROS」、ほぼ日とのファッションブランド「CACUMA」などのデザインコンテンツを手掛ける。プライベートでも作品を制作し発表。東京・白金でギャラリー&ショップ「OUR FAVOURITE SHOP」を運営するなど、自在な発想と表現力でジャンルを横断しながら活動する。宇都宮美術館にて大規模個展「KIGI WORK&FREE」(2017)、越後妻有アートトリエンナーレ2018大地の芸術祭に「スタンディング酒 BAR・酔独楽」出品(東京ADC会員賞受賞)、東京ADCグランプリ(2015)、亀倉雄策賞(11th植原・19th渡邉)等受賞。 |
(おわります)
2021-08-10-TUE