- 予告2回目の今回は、生活のたのしみ展で先行販売の
「ぬいぐるみ イヌてきな おにいさん(ボニー)」と
「ぬいぐるみクッション ネンドじん」をご紹介します。
つくってくれたのは、
グレイ・パーカー・サービスの
辻有起さんと佐野恭子さんです。 - ※「ぬいぐるみ イヌてきな おにいさん(ボニー)」、
「ぬいぐるみクッション ネンドじん」は
5月25日(水)午前11時より
オンラインストア「MOTHERのおみせ」でも
販売を予定しています。 - *Dog-Like Dude (Boney) Plush and
Clayman Plush Cushion
will be available on the MOTHER Shop website
from 11:00 a.m. Japan time on May 25th.
ぬいぐるみ
イヌてきなおにいさん(ボニー)
- 佐野
- 「ほぼ日MOTHERプロジェクト」が始まって
『MOTHER3』をやり直したとき、
ボニーがとてもいいぞ、と気づいて
作りたくなってしまったんです。
同じイヌでも、『MOTHER2』のチビは
冒険についてきてくれないときがあるんですけど、
ボニーは本当に賢くてずっと一緒にいてくれるんですよ。
- ほぼ日
- とくに印象的なのは、
クラブ・チチブーに入ろうとするシーンですよね。
- 佐野
- はい。
イヌだからお店に入れてもらえず、
どうするのかなと思ったら、服を着て出直してくるという。
- 辻
- 直立して「イヌてきな おにいさん」として。
イヌだってバレバレなんですけどね(笑)。
「イヌてきなおにいさん」とは
イヌのボニーは、
『MOTHER3』の主人公・リュカの飼い犬。
リュカとボニーはクラブ・チチブーを訪れたが、
クラブ・チチブーは店内への
ペットの連れ込みが禁止のお店だった。
そのため、入り口で店を守る
スキンヘッドとクマヒゲのふたりに、
出直すように告げられてしまう。
リュカとボニーはいったん退店するも、
すぐさま来店。
そのとき、ボニーは人間の服と帽子を
身に着けて直立していた。
まるで人のようなイヌの姿を見た
スキンヘッドとクマヒゲは、
ボニーのことを怪しみながらも
「イヌてきな おにいさん」と呼んだのだった。
- ほぼ日
- 今回は、その「イヌてきな おにいさん」を、
直立するぬいぐるみとして作ったという。
- 辻
- ボニーは立つイヌですからね。
最初から立つ前提で作りましたよ。
- ほぼ日
- 着ている服が、
2度目のサンプルの段階で
本物の鹿の子織りのラガーシャツの
ようになりましたよね。
- 佐野
- この服はぬいぐるみ工場じゃなくて、
洋服の工場で縫ったんです。
ちゃんとぬげるんですよ。
- 辻
- 襟の後ろには、
シャツのブランドタグも付けました。
ちゃんと服らしくしよう、ということで。
- ほぼ日
- こちらからもアイデアを
出させていただきましたよね。
慌てて人間のフリをした感じを出すために、
腕時計をつけさせたい、と。
- 佐野
- はい、それで腕時計を追加しました。
あと「これは商品というより
イヌてきなおにいさんそのものだから、
ぬいぐるみにつけるようなタグはつけたくない」
というご意見もいただきましたね。
- ほぼ日
- そうか、それでロゴを足の裏に
入れることにしたんですよね。 - 目の大きさや位置も、
最初のサンプルでは少し違いましたか?
- 佐野
- ほんの数ミリなんですけどね。
それだけで、ずいぶんかわいさが変わります。
- 辻
- こればかりは、一度試作してみないと
わからないんですよね。
試作してみたものをベースに、
「もうちょっと小さいほうがいい」とか、
「もうちょっと中央寄りの方がいい」とか、
細かくバランスを調整していくんです。
- 佐野
- あと、「イヌてきなおにいさん」が
最初にゲーム中に登場するときって、後ろ向きの姿なんです。
だから、背中の丸みにはこだわったつもりです(笑)。
- 佐野
- この帽子のツバの高さも‥‥
気まずいときはちょっと目元を隠すだろうなと思って、
それくらいの位置に調整しました。
- ほぼ日
- リュカやクラウスを差し置いて
ぬいぐるみを作ったくらいですから、
あちこちに魂がこもっていますね。
- 佐野
- はい(笑)。
作っていて楽しかったですし、いい仕上がりになりました。
毛並みもね、すごくよくて、とくに耳がふかふかなんです。
まるで洗い立てみたいですよ。
ぬいぐるみクッション
ネンドじん
- ほぼ日
- 続きまして、ネンドじんの
ぬいぐるみクッションについてうかがいます。
ネンドじんが登場するのも『MOTHER3』ですね。
- 辻
- ほとんど「ムオーン」としか言わないんですよね(笑)。
- ほぼ日
- はい。しかも黙々と働かされていて、
しみじみとさせられるキャラクターなんです。
- 佐野
- 体が崩れている子もいますし、切ない存在ですよね。
「ネンドじん」とは
『MOTHER3』に登場するネンドでできた人形。
コーバと呼ばれる場所で人に代わって働き続け、
エネルギーが切れると動かなくなる。
コーバでバイトをするとき、リュカは
エネルギーの切れかかったネンドじんを運ぶ
「ネンドじんはこび」を命じられる。
- ほぼ日
- そんなネンドじんですが、見た目はとってもかわいいです。
クッションだから、ふつうのぬいぐるみよりも
ちょっと雑に扱って大丈夫‥‥ですよね?
- 辻
- ちゃんと綿が詰まっています。
寄りかかっても、形は意外とそのままですよ。
- 佐野
- インテリアとして飾るというより、
部屋に置いて使ってほしいな、という気持ちで
クッションにしたんです。
ネンドじんは、複数存在するキャラクターなので、
ソファーやベッドに並べて座らせてほしいですね(笑)。
- ほぼ日
- 枕とか、抱き枕みたいに使ってもいいですね。
- 辻
- はい。
いっぱいいると、めっちゃかわいいですよ(笑)。
ぬいぐるみ イヌてきなおにいさん(ボニー) 8,800円(税込)
素材:
・本体 ポリエステル、ABS、PS
・服 綿
サイズ:縦43cm×横18cm×幅30cm
重さ:約500g
ぬいぐるみクッション ネンドじん 3,850円(税込)
サイズ:縦45.5cm(アンテナ含む)×横36cm×幅18cm
重さ:約390g
素材:ポリエステル、ナイロン、ABS
オンラインストア「MOTHERのおみせ」では
5月25日(水)AM11時販売開始予定。
(つづきます)
2022-04-12-TUE
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「MOTHERのデパート」への入場は
事前の予約が必要です。(※4月13日 AM13:00追記)
入場予約の受付は全日分すべて終了いたしました。
なお「MOTHERのデパート」で先行販売する新商品は、
後日、オンラインストア「MOTHERのおみせ」で販売します。感染症対策のため、混雑が予想される
「MOTHERのデパート」は全日事前予約制です。
当日、現場の混雑状況に応じて、その都度、
予約のない方へも入場のご案内をする可能性もありますが、
「かならず入場したい!」という方は事前予約をお願いします。
「イベントレジスト」というシステムを利用し、
4月11日(月)午前11時から受付いたします。
入場および予約は無料です。ご注意
・予約には「イベントレジスト」というシステムを利用します。
・「イベントレジスト」の利用には、事前登録が必要です。
・「MOTHERのデパート」で取り扱う商品は、
後日、ほぼ日MOTHERプロジェクトの
ウェブショップにて販売を行います。
会場でしか手に入らない新商品はございません。・チケット1枚につき、1名さままで有効です。
おひとり2枚(2名さま分)までお申し込みいただけます。・チケットを持った保護者の方が付き添っていれば、
小学生以下のお子さまはそのままご入場いただけます。
また、車椅子をご利用の方など、
介助の方のチケットも必要ありません。・ご自身が確実に来られる枠のみをご予約ください。
・予約した後に日程変更を希望する場合は、
空いている枠で再度お申し込みください。 -
「生活のたのしみ展」は、 たくさんのお買いもの企画、
トークショーやパフォーマンスなどの催し、
ウェブコンテンツや動画配信でたのしめる仕掛けなど、
出展者のみなさんとほぼ日がいっしょにつくりあげる
「コンテンツのフェスティバル」です。
3年ぶりの開催となる今回は、約60のお店がならぶほか、
イベントなどを含めると80を超える出展者が
およそ2,600㎡の広さの会場に集まる過去最大規模になります。※新型コロナウイルス感染状況により、
入場人数制限など、開催方法を調整いたします。
感染拡大防止のため万全の体制でのぞめるよう、
注意深く準備を進めてまいります。生活のたのしみ展2022
2022年4月29日(金・祝)―5月4日(水・祝)
11時~20時(最終日は18時まで)
新宿住友ビル 三角広場(東京都新宿区西新宿2-6-1)
都営大江戸線「都庁前」駅 直結/東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅 徒歩4分/JR線ほか「新宿」駅 徒歩8分