- 『MOTHER2』30周年の夏に、
新しいTシャツも準備しています! - 日本を代表するアメカジブランド、
WAREHOUSEの伝統的なボディと
『MOTHER』のコラボレーション第2弾です。 - 昨年、コラボ企画の第1弾として発売した
「WAREHOUSE ✕ MOTHER」の長袖Tシャツは、
ゲームファンのみならず、
ファッションに敏感な人たちのあいだでも
たいへん話題になりました。 - もちろん、今回も長袖Tと同様、
WAREHOUSEのオリジナル生地を採用しています。
コットン100%、12番のムラ糸を
旧式のローゲージ編み機で編み上げた
「シャドウボーダー」と呼ばれる生地は
独特のゆるやかなでこぼこ感があり、
着れば着るほどよい風合いになっていきます。 - プリントしたのは、
『MOTHER2』中盤の人気キャラクター、
タッシーです! もちろんバルーンモンキーも!
- まわりにプリントした文字は
「TESSIE-WATCHING CLUB」、
そう、湖のほとりでキャンプしながら
タッシーの出現を待っていた、
「タッシー・ウォッチング隊」です。 - もしも、あのチームに公式Tシャツがあったら‥‥
という「if」もデザインに込めています。
- プリントの手法は、
ヴィンテージの古着Tなどで見られる
「フロッキープリント」を採用。
毛足の短い繊維を印刷部分に貼り付けるやり方で、
よくみるとプリントした部分が
細かく立体的に毛羽立っています。
着込むに連れてに、この毛羽が経年変化し、
独特の風合いになっていきます。 - 首周りは「二重ラッパ」という特殊な縫製です。
バインダーネックに
上から補強のパイピングも入っていますから、
洗濯をくり返してもなかなか伸びません。
コラボ第1弾と同様、
ぜひ、長く来ていただきたい1着です。 - サイズはS、M、L、XLの4種類です。
ぜひ、タッシー・ウォッチング隊の
一員になってください。
オールドファッションな
フロッキープリントを施した希少なTシャツ。
ウエアハウス広報担当 藤木将己さん
MOTHERの世界観のなかでのTシャツは、
まだアメリカが
普通にモノづくりを続けていた時代のものだ
と思っています。 コットン100%であることや、
丸胴のボディはもちろんですが、
ボディに描かれるプリントの技法も、
今のように効率を重視せずに
一枚一枚、牧歌的な製法で作っていた時代です。
今回、ウエアハウスが作らせていただいた
フロッキープリントのTESSIEのTシャツも、
まさにその時代の魅力で描かれたもの。
今のフロッキープリントとは違う、
たいへん手間のかかる製法で作られています。
プリントの技法は、
ステンシルから捺染など、
それまでも様々なものがありましたが、
なかでも最も立体的で魅力的な技法が
「フロッキー」ではないでしょうか。
写真はすべて1940年代から
1970年代くらいまでに作られた
ヴィンテージと呼ばれる
スウェットやTシャツに入った
フロッキープリントです。
通常のプリントに比べて、立体的であり、
表面に独特の起毛感を持ちながら、
剥がれても、深みのある味わいが残っています。
この味わいは、
当時、植毛によるフロッキーという、
極めて牧歌的な製法で
フロッキーを作っていたからなのです。
現在のフロッキーといえば、
フロッキーシートと呼ばれる素材から、
文字や柄の型を抜いて、
それを圧着するというものです。
これに対して、
ヴィンテージの時代の植毛フロッキーとは、
まず通常のプリントのように図柄を刷り、
その染料に色つきの糊を使います。
その糊がベースとなって、
上から粉状のパイル(フロッキー)を
静電気の力で植毛していくのです。
静電気によって繊維のそれぞれが立体的に揃い、
あのベルベットのような質感が実現できます。
糊付け用の版を生地の上に乗せて、
フロッキー専用の特殊な糊を塗る。
特殊な糊がつきました。
電圧をかけて糊に粒状のパイルを吹きつけて、
吸着させた後、1日、自然に乾燥をする。
コンベア式乾燥装置で加熱処理する。
周囲についた余分なパイルを
コンプレッサーで吹き飛ばす。
最後にブラシをかけて完成。
静電気の植毛によるフロッキーの固着には
ムラができるため、
経年変化で剥がれが生じるものの、
剥がれたところには
染料の糊の色が露出するので、
パイル(フロッキー)と糊で染まった生地が、
同じトーンでグラデーションがかかった雰囲気になり、
さらに深みが生まれます。
結果、現在のシートフロッキーでは出せないような
独特の風合いが生まれ、魅力になっています。
※ウエアハウスと
「シャドーボーダー」と呼ばれるTシャツ生地については
くわしくはこちらのコンテンツもごらんください。
>「WAREHOUSEの長袖Tシャツ」
- また、これまでのロゴTシャツなどに採用した
オリジナル生地をつかって、
「30th ANNIVERSARY」のTシャツもつくりました。
『MOTHER2』のウィンドウカラーを意識した
淡いトーンが涼しげです。
今年限りのデザインになりますので、
こちらもぜひよろしくお願いしますー。
スタイリング:青木 穣
モデル写真:東 京佑
モデル:ジャジー・ビュートー/パウロ・ガルヴェス
2024-07-25-THU
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『MOTHER2』のひみつ。
渋谷PARCO 8階 ほぼ日曜日
2024年8月1日(木)—9月8日(日)
11:00—20:00 19:30最終入場
入場料:1500円 ※小学生以下無料/会期中再入場可(事前予約制の日を除く)8月1日(木)~4日(日)、10日(土)〜12日(月)の入場は事前予約制となります。
予約についての詳細はほぼ日曜日のページをご覧ください。『MOTHER2』のひみつ。
サテライト展梅田ロフト[入場無料] ※終了しました
2024年8月1日(木)—9月1日(日)
大阪府大阪市北区茶屋町16-7
梅田ロフト4階イベントスペース札幌PARCO[入場無料] ※終了しました
2024年8月8日(木)—9月1日(日)
北海道札幌市中央区南1条西3丁目3
札幌PARCO 7F 0% SAPPORO名古屋PARCO[入場無料]
2024年8月23日(金)—9月23日(月)
愛知県名古屋市中区栄3丁目29−1
名古屋PARCO 東館 B1F 0% NAGOYA