『MOTHER』ファンの方が思いを込めてつくった
「おまえのばしょ」のジオラマ風アクリルボックス。
それをもとに商品化した「エイトキューブス」が
とうとう完成し、発売されました!
この8つの「おまえのばしょ」を眺めていると、
『MOTHER2』のことがどんどんよみがえってきます。
大好きなゲームの話をするのは、
大好きなゲームをプレイするのと同じくらいたのしい。
先日募集し、たくさんの方が応えてくださった、
「私の好きな『おまえのばしょ』」を発表します!
私が、はじめてプレイしたRPGが『MOTHER2』でした。
レベル上げやボスを倒すなど、
はじめてのことばかりで大変でしたが
そんななか、ようやく最初の場所、
ジャイアントステップに辿り着いたときの感動は
今でも鮮明に覚えています。
ゲームとしても、人生としても、まだまだはじまりの頃、
あの見た目どおり、大きな一歩といえる場所は
私の一番の思い出がある「おまえのばしょ」です。
(雨月聖夜)
初プレイ時、まだ幼稚園児だった私は
言葉の意味を理解していなく、
ぜんぜん先にすすめていませんでした。
オネットで過ごすこと数ヶ月、
攻略本を手に入れ、ようやく理解し、
先へ進めることができたわけですが、
そのとき見たジャイアントステップが
すごく気持ちよかったんですよね。
「夢にまで見た!」って感じで。
山の登頂に成功したかのような達成感でした。
今まで見えてたけど、
届かなかったものが目の間に!
あの興奮は言葉では言い表せませんでした。
(NESSさん)
小学生だった当時、
土曜日午前の学校が終わった後、
「たけしのスーパージョッキー」を見て、
「ルパン三世」の再放送見た後に
プレイしていた記憶があります。
ジャイアントステップから出てきた時に
おまわりさんから、
「字の読めない少年よ!」
って言われたのが印象的です。
(TORY3000)
そのときはわからなかったけれど
クリアした今となっては、
たった一人で訪れたあの場所から
冒険がはじまっていたのだなあとしみじみ思います。
あの大きな足跡の風景を思い浮かべると、
あのときは一人だったのに、
とっても素敵な3人の仲間と
出会えたことがすごくうれしいです。
思い出すとちょっと泣いちゃいます。
(ゆうすけ)
私が住んでいた町には裏山があり、
ウエストポーチにお菓子を詰めて、
よく冒険に出かけた。ちょっとした空間があると、
「ここは俺の場所に違いない」とトリップし、
虫やナメクジを見るたびに戦慄。
何となく手にした、地面に落ちていた木の棒が、
なぜか心強かった。
疲れてポーチから出したお菓子を食べている時は、
仲のいい友達が飼っている、
小さな秋田犬を思い浮かべる。
そこは、間違いなく、
私のジャイアントステップだった。
‥‥ひとり『MOTHER2』ごっこをやっていただけ。
(タムラヒロユキ)
この後巨人のボスが出てくるのかと怖がってたけど、
けっきょく最後まで出てこなかった思い出。
(なっち)
いちばん最初の難所で、
幾つもハンバーガーを失いました。
ただ、自分の場所になって以降は、
つらくなるとふと訪れる癒しの場所となっていました。
ストーリーが進めず挫ける度に訪れ、
また頑張ろうと立ち上がる‥‥
そうやって私のネスは強くなり、世界を救ったのです。
ママ、フランクさま、ジャイアントステップ‥‥
オネット三大癒しスポットです!!
(タタミナ)
初めて遊んだ時まだ小学生になりたてで
ストーリーの進め方がわからず、
いつもジャイアントステップがゴールでした。
行動範囲はオネット周辺でしたが、
全く飽きずに何度もプレイ出来ました。
高学年になり、その先に進めるようになった時、
ちょっとだけど成長出来た気がしました。
(NoRA)
いちばんはじめの冒険に出る勇気、
大きな一歩として「ジャイアントステップ」は、
大きいなぁと感じました。
僕は、なかなか最初の一歩が出なくて、
最初の一歩が出ても、
まごまごしながら次の足を繰り出して
物事をすすめる感じなのですが、
いろいろ振り返ってみると、
「勇気ある最初の一歩」が
ものすごく大切なことなのだと、
いろいろ振り返ると思いました。
僕は今でも、最初の一歩は恐る恐る出る感じです。
(tadatoro)
名字が馬場で、小さな頃は
「ジャイアント馬場」とあだ名をつけられていました。
ジャイアント馬場さんには失礼かもですが、
小学生の自分には微妙なあだ名で、
それ依頼自分の名字が好きではなかったのですが、
ジャイアントステップを訪れた時に、
スッと、「あ、ここは自分の場所だ!」
と思えてうれしくなりました。
それ以来、ジャイアントステップは、
私にとっての「おまえのばしょ」です。
(b_b)
初めて遊んで、フランクさまを
頑張って倒したあとにたどり着いたとき、
妹とすごいはしゃぎました!
(赤リボンに毛一本)
ボスのきょだいアリが小さいころに
初プレイしたときは、
顔が怖くてトラウマだったことを覚えています。
また、PKキアイを覚えるぐらいのレベルで
挑んでも結構手ごわく、まさに序盤の難関でした。
(ラムレーズン7世)
ジャイアントステップは、子どものときに
『MOTHER2』 をプレイした中で最も感動的で、
始まりの印象として強く記憶にあります。
私は巨木撮影が趣味で、
全国各地に人知れずある山奥の巨木を探していて、
ポツンと佇む存在感の強い巨木を見るたびに
マザー2 の「おまえのばしょ」を思い出します。
多分ずっと『MOTHER2』の「おまえのばしょ」が
僕にとって原点になっているのだと思います。
(Gonda)
住み慣れた自分の街を冒険して
最初に訪れた自分の場所。
シャーク団なんて昨日のぼくなら
絶対に関わりたいと思わないし、
市長さんの部屋に直談判なんか考えもしなかったと思う。
日常のよく知ってる場所での大冒険の末の
「自分の場所」だからこそ感慨深いものがあります。
(えせこ)
今回はこう始まっていくんだなって
当時高校生だった自分が
少し身構えたのを覚えています。
期待と不安、ゲームから物語を
素直に感じることが出来た時代に
一緒に過ごせてよかった。
(ラッパも吹きガル)
It is special as the first spot,
a sanctuary that has always been close by Ness.
It is mysterious to see it from the cliff below
for the first time and wonder how to reach it.
I played the Sound Stone many times after getting
the first notes of “Smiles and Tears”.
(SableM)
初めての「おまえのばしょ」。
ブンブーンに教えられて、
さあ行こう! と意気込んでも、
すぐには辿り着けない所。
洞窟に入れるようになると、
ねずみとナメクジと黒いアリにボコボコにされ、敗北。
再度挑み、最深部にあるのは光。
光と話せる!? うばいかえせ‥‥と。
光に挑戦し、また敗北。
またまた挑み光に勝利、やっと辿り着いた初めての場所。
ブンブーンに教えられた所に辿り着けたこと、
オープニングの場所に行けたことで喜びは倍。
その後の出来事も、忘れられません。
(やま)
最初のおまえのばしょであり、
最初のボスであるきょだいアリと戦闘に入った時は、
まだまだシステムに慣れていない上、
ネス1人で戦うため全く歯が立ちませんでした。
しかし、リベンジのために引き返し、
洞窟内や外の敵と繰り返し戦ってレベルアップした後、
再戦し勝つことができました!
あの時の達成感は、他のおまえのばしょのボスとは違う、
格別なものだといまでも思っています。
勝利した時はネスだけでなくプレイヤーである自分も
やっと強くなれたと実感しました。
(冷やしいちごとうふ)
スーパーファミコンの時代に、
小さかった私が進められる限界の場所でした。
先に進めなくても何度も
ジャイアントステップまで進めて、
またはじめから繰り返していました。
そこまで辿り着く冒険のワクワクは今でも変わりません。
もう何回もエンディングを見てますが
色褪せない私のすきなばしょです。
(HALU)
自身が子供の頃に訪れた場所に、
今度は8歳の娘と訪れることができた。
自分には懐かしく、娘には新鮮な場所。
これからは二人の思い出になりました。
(NEOZO)
(つづきます)
2022-08-26-FRI