中川實穗さんは「ほぼ日」の読みものの仕事を
ときどき手伝ってくれる書き手さんで、買いものが好き。
ショッピングに行くとつい何時間も練り歩き、
「もの」について語ればまぁ、いついつまでも話し込む。
「あれを買おうかな」「これが便利そうだな」と
いつも考えていて、買ったり買わなかったりする。
そんな彼女が、1年半ほど前に引っ越しました。
「引っ越しに乗じていろいろ買ってしまいました」
などと言うのです。
しかもインスタでそれを発表している熱心さ‥‥。
いったい何を買ったのか?
とくと語ってほしくて、連載してもらうことにしました。
わたしは自宅で仕事をしていることも多いのですが、
部屋が散らかっていると集中できないタイプなので、
常に「なんとなく片付いている」を
キープするようにしています。
なので、できれば「片付けの時間」を作らずとも
なんとなく片付いている状態を
保ちたいなと思っていました。
それであるとき気付いたのは、
部屋を散らかしているのは大体、
「行き場のない物」なんです。
そして我が家の場合、そのほとんどが紙類!
なんとかならないかなーと思っていたときに
発見したのがこの【新聞ストッカー】です!
ポストに入っているチラシやDM、
劇場で渡される公演チラシの束、
読み終えた雑誌、
中身を出した封筒、
期限の切れた割引券、
電化製品のカタログ、
洋服のタグ‥‥
以前は、そういうものは
とりあえずその辺に置いておいて
気が向いたときに一気に片付けていたんです。
でもそれだと、当然のことながら、
片付けるまでは散らかってる状態ですからね。
常になんとなく片付いていることにはならない。
それを「いらない」と思った瞬間に
新聞ストッカーに入れる。
ただそれだけのことなのに!
余計な片付け作業が減りました。
正直、タグやDMのような小さな紙は、
早く片付けたくて、つい、
「資源ゴミ」ではなく「燃えるゴミ」に
出してしまうこともよくありました。
これ、本当はダメですよね。
そういうことが一気に解消されるんです!
だからすごいもの見つけたな!
と、何度も思っています。
ちなみにこれ、置き場所も大事かなと思っていて、
我が家は、デスク兼テーブルの下です。
目立ちにくいというのも理由のひとつですが、
わたしは家に帰るとまずこのテーブルに荷物を置いて、
買ってきたものを袋から出したり、
DMを確認したり、
洋服のタグを取ったりします。
なので、そのままポイッと入れられてラクなんです。
あと、ゴミ出し作業もラクにできるように
「キャスター付き」にこだわりました。
紙って結構重いですからね。
コロコロ移動させて、
玄関の近くで作業できます。
ほかにも、
「リモコン置き場」や
「食べかけのお菓子置き場」なども作っていますが、
この、「いらない紙置き場」が一番効果を感じたので
ご紹介してみました。
***************************
わたしが使っているもの:
新聞ストッカー
キャスター付(シルバー)
▲シンプルなカタチが好きです。耐荷重10キロらしいので、そこも安心。
(明日につづきます)
2020-09-10-THU
-
イラストレーション:ナカオテッペイ