中川實穗さんは「ほぼ日」の読みものの仕事を
ときどき手伝ってくれる書き手さんで、買いものが好き。
ショッピングに行くとつい何時間も練り歩き、
「もの」について語ればまぁ、いついつまでも話し込む。
「あれを買おうかな」「これが便利そうだな」と
いつも考えていて、買ったり買わなかったりする。
そんな彼女が、1年半ほど前に引っ越しました。
「引っ越しに乗じていろいろ買ってしまいました」
などと言うのです。
しかもインスタでそれを発表している熱心さ‥‥。
いったい何を買ったのか?
とくと語ってほしくて、連載してもらうことにしました。
ひとり暮らしを始めて20年。
長年、試行錯誤してきた問題があります。
それは「洗い物を置く場所問題」!
昨年、【ドライングマット】と出合い、
遂にアンサーが出ました。
なんでそんなに試行錯誤してきたかというと、
ひとり暮らしの部屋のキッチンって
洗い物を置くスペースが取りにくいことが多いんですよ。
最初から設置されている
水切りかご風のラックしか選択肢がないこともありますし。
今の家は、ひとり暮らし用にしては広いキッチンなので
ゆとりはありますが、
それでもやっぱりだいぶ考えました。
その中で、
できれば置きたくないなと考えたのが、
「水切りかご」です。
水切りかごって大きくて存在感があるし、
たまった水を放置すると水垢がついてしまうし、
油がついたりばい菌が繁殖したら困るけど、
ちょくちょく洗うにはめんどくさいカタチをしている。
あと、水切りかごの中で雪崩が起きることがある!
なんとかならないかな、と思っていました。
それで、「いいのが見つかるまで使おう」という感じで
ドライングマットを使い始めたのですが、
これがとってもよかったのです!
わたしは洗った食器を軽く拭いて、
この上に置いて乾かしています。
布なので、邪魔なときはサッと移動できるのが最高です。
お客様が来るときは片付けてしまっていることもあります。
もちろん洗濯できるので、
いつも清潔に使えるところも良い。
1年半、ガンガン洗濯乾燥機にかけましたが、
サイズも変わらないし、丈夫です!
そして、
このマットとセットで愛用しているのが、
珪藻土のブロックと、東屋のふきんです。
珪藻土のブロックは、本当は
塩などの調味料容器に入れると湿気で固まらない、
という調湿剤なのですが、
わたしは平らなお皿や箸を
乾きやすくするために使っています。
そしてふきん。
これは乾燥機にかけているせいで
だいぶ縮んでいますが‥‥。
「東屋」じゃないといやだなってくらい、
とても使い心地がいいので紹介しました。
ぜひ使ってみてほしいです!
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わたしが使っているもの:
interDesign ドライングマット L
▲出しっぱなしにしていいても主張しない、ちょうどいい色合いが気に入っています。
soil ドライングブロック
▲最初は4つ全部つながっているので、使いやすい大きさに割りました。
東屋のふきん
▲これだけはずっと指名買いすると思います!
(明日につづきます)
2020-09-11-FRI
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イラストレーション:ナカオテッペイ