
こんにちは、ほぼ日のきょんです。
私は「生活のたのしみ展」の企画を担当しています。
「生活のたのしみ展」は、
新型コロナウイルス感染拡大の状況を勘案して、
しばらく開催ができていません。
しかし、この間にも
「たのしみ展にぜひ出展いただきたい」と思う
素敵なブランドや、作家さんなど、
「おNEWなもの」との出会いがありました。
その方たちを、早くみなさんにご紹介したい!
そして、魅力的な「おNEWなもの」にさらに出会いたい!
「おNEWなものさがし」は、
そんな思いからスタートしました。
今回ご紹介するブランドは、
世界各地の職人と、手仕事の商品を制作している
「mills」さんです。
mills
「mills」は、世界各地に点在する工房や
職人とのものづくりを通して、
伝統と技法を繫いでいきたいと考えています。
職人による手仕事を大切に、
少量機械生産による工房と積極的に協業し、
消えつつある職人や技術、その土地に暮らす人々や風土、
情景などをお伝えしたいという理念のもと活動しています。
商品を取り巻く景色を想像してみてください。
いつもと違う日常が見えてくるかもしれません。
「おNEWで魅力的なものを探す」のが
この企画のコンセプトです。
さらなる「おNEWなもの」と出会うべく、
今回は東京の「西葛西」周辺を巡りました。
「西葛西」周辺は日本で仕事をするインド人が
多く住まれていて、
「リトル・インディア」とも呼ばれています。
そんな「西葛西」の街で、
インドでものづくりをしている、
「mills」の高木さんにお付き合いいただきながら、
「おNEWなものさがし」をしました。
今回も新鮮な発見がたくさんありましたよ。
まず最初に訪れたのは、
西葛西駅からほど近い「Tokyo MithaiWala」さんです。
▲ほぼ日乗組員「きょん」(左)と
「mills」のデザイナー高木さん(右)。
「Tokyo MithaiWala」さんは、
日本では珍しい、インドのお菓子の専門店です。
▲おしゃれな店内に、インドのお菓子がずらり!
ショーケースの中でいちばん種類が豊富で、
目立っていたのは「バルフィ」というお菓子。
インドでは昔から神様にお供えしていたもので、
次第に庶民にも愛されるようになったそうです。
和菓子の練りきりに似た食感で、
味はミルクやピスタチオ、チョコレート味などがあります。
▲これは「セブ」という、
ラーメンの麺を揚げたようなお菓子です。
▲「ミックスバルフィ」は、
味の異なるバルフィが1~2個ずつ入ったセットで、
まずはいろいろ試してみたい方におすすめです。
▲2階にはカフェスペースがあります。
お菓子はもちろん、お料理を楽しむこともできます。
▲強烈な甘さのイメージもあるインドのお菓子ですが、
「Tokyo MithaiWala」さんのお菓子は、
日本人も食べやすいように甘さが調整されていて、
どれを選んでもおいしいです!
▲お酒のおつまみにもなりそうな、
「マサラセブ」というスパイスの効いた揚げ菓子を、
2人ともちゃっかり購入しました。
店内はインド人のお客さんが次々に訪れていました。
本場の方にも愛されるお菓子を、
近くにお立ち寄りの際はぜひお試しあれ!
そして次に向かったのは‥‥
インド食材のお店、
「アンビカベジー&ヴィーガンショップ」さんです。
▲約8割がインド人のお客さんという、
「リトル・インディア」には欠かせないお店です。
▲入り口に立ったとたん、
インド旅行で地元のスーパーに立ち寄ったような
感覚がしました。
▲店員のバンダリさんが、
お店を案内してくださいました。
▲なんと、生鮮食品も販売しています!
インドから直輸入された野菜や果物が並びます。
右下の「アムラ」は、
食べれば病気知らずと言われるほど、
身体に良いフルーツだそうです。
▲インドのレトルト商品も豊富な品揃え。
ビリヤニのレトルトはご飯入りで、
温めるだけで完成です!
▲ヒンドゥー語風に書かれた「おいしい」の文字を発見!
このビスケットは、
高木さんがインドに訪れた際もよく食べるという、
インドではメジャーなビスケットなんだそうです。
▲ビリヤニには欠かせない、
バスマティライスもキロ単位で売っています。
どのお米の袋にも紐の持ち手がついていて、
持ち帰りやすそうでした。
▲「ジャグリ」というお砂糖を発見しました。
実はこれ、「mills」さんのショールを染めている、
染料を発酵させる際にも使用されているもの。
身近な素材が染めものに活用されているんですね。
▲「これ、火であぶるだけでおいしいですよ!」と、
高木さんがおすすめしてくれたのは、「パパド」。
豆でつくったおせんべいのようなもので、
塩コショウの味付けはビールにもぴったりです。
▲こちらのお店でも、お買いものを楽しみました。
インドのワインや、スパイスセットなど、
まだまだ気になるものがたくさんあって、
必ず再訪したいお店でした。
さて、お次は‥‥
「シャンティ紅茶ショップ」さんです。
厳選されたインド産の紅茶を販売しています。
▲お店を案内してくださったのは、シャンティスリさん。
お召しもののサリーがとっても素敵です!
▲こちらのお店を訪れるのは、
ほとんどが日本人のお客さんです。
インドのおいしい紅茶を
日本でも味わってもらえていることが嬉しいです、と
シャンティスリさん。
▲アッサムやアールグレイなどの茶葉はもちろん、
フレーバーティーの種類も豊富です。
紅茶の品種の特徴に合わせて、
香り豊かなフレーバーがついています。
▲季節限定という「ショコラオランジュ」が
並んでいました。
ほとんどの紅茶は香りのお試しができて、
どれもうっとりするほど良い香りでした。
▲チャイをつくるための、スパイスキットがありました。
「でも、もっと簡単なものがありますよ」と
おすすめしてくださったのは‥‥
▲お湯に溶かすだけでチャイミルクティーができるもの。
シナモンの風味をしっかり感じられるように、
シャンティスリさんが
工場と何回もやりとりをしてつくった、
とっておきの商品です。
▲ご厚意で、試飲させていただけることになりました。
▲飲んだ瞬間にハッとするほど、シナモンを感じます。
手軽においしいチャイミルクティーが
飲めるのはうれしいですね!
最後は西葛西駅を少し離れて、お隣の葛西駅へ。
「江戸川インド文化センター」へやってきました。
インド文化のお話をうかがいます!
▲こちらでもインド食材を販売されていました。
‥‥その前に、お腹がすいたので、
同じ建物の1階にある
「インド家庭料理レカ」さんでランチをいただきます。
▲インドの雰囲気あふれる店内です。
▲カレー2種類(豆、魚)と、
チャパティ(インドの薄焼きパン)、
そしてチキンビリヤニのセットにしました。
スパイスの効いたカレーが、チャパティとよく合います!
さらっとしていて油っこくなく、ぺろりと完食です。
そしてチキンビリヤニのおいしいこと‥‥
ここのビリヤニを食べてから、
定期的にビリヤニが食べたい衝動に
かきたてられるようになってしまいました。
腹ごしらえが完了したら、
いよいよ2階の「江戸川インド文化センター」へ。
▲金色のガネーシャ像が鎮座しています。
▲案内してくださったのは、ヨギさんです。
もともとは日本で銀行員をしていたというヨギさん。
インドに興味をもつ人のために、
インド文化をまとめたファイルをつくって、
お母さんが運営するレストランに置き始めたら、
ファイルを目的に訪れてくれる人が増えたため、
こうしてインド文化を伝えることのできる場所を
つくったそうです。
▲インドの華やかな民族衣装も飾られていました。
▲イラストつきのヒンドゥー語のポスターが
貼ってありました。
ヒンドゥー語教室を開かれることもあるのだとか。
▲インドと日本の文化を表現した絵。
インドには、ガジュマルの木に白い糸を巻くと、
家系が長続きするという言い伝えがあるそうです。
▲インドの楽器もありました。
新型コロナウイルスが流行する前までは、
毎週末のようにインドの演奏家がやってきて、
ライブを開催されていたそうです。
▲インドの帽子をかぶらせてもらいました。
リクエストすれば、
サリーなどの衣装も試着できるそうですよ。
以上で、今回の西葛西での
「おNEWなものさがし」は終了です。
見慣れないものや、初めての味など、
刺激的な体験ができた「おNEWなものさがし」でした。
インドに行ったような異国の雰囲気を味わえる、
西葛西のお散歩、おすすめですよ!
周辺にはインドらしいお店がまだまだありますので、
ぜひ散策してみてください。
「mills」さんのショールの販売は、
2021年4月27日AM11時からスタートします。
商品のラインナップは、ぜひこちらからご覧ください。
<うかがったお店>
・1店目
Tokyo MithaiWala
https://www.facebook.com/tokyomithaiwala/
・2店目
アンビカベジー&ヴィーガンショップ
https://www.ambikajapan.com/jp/
・3店目
シャンティ紅茶ショップ
http://www.shanti-jbs.com/shanti.html
・4店目
江戸川インド文化センター
https://www.rekacorp.com/educulture
(おわります)
2021-04-26-MON
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「mills」さんがつくる、インド生まれのショールです。
「shade」シリーズは、
インドで機械紡ぎで手織りした1重織りのショールを、
奄美大島の染め工房で染色しました。
シンプルですが染めの工程を重ねることで、
色の深みが魅力的なショールに仕上がりました。「ブロックプリント」のシリーズは、
インドの工房で布を染めたあと、
手仕事で丁寧にプリントを施しました。どのショールも時と場所を選ばず、
ユニセックスにお楽しみいただけます。くわしくは各商品のページをご覧ください。
藍染 1重織りストール・Shade 1
20,350円(税込・配送手数料別)
藍染 1重織りストール・Shade 2
21,450円(税込・配送手数料別)
藍泥染 1重織りストール・Shade 3
20,350円(税込・配送手数料別)
藍泥染 1重織りストール・Shade 4
22,550円(税込・配送手数料別)
植物染 1重織りストール・Shade 7
20,350円(税込・配送手数料別)
植物染 1重織りストール・Shade 8
21,450円(税込・配送手数料別)
植物染 1重織りストール・Shade 9
21,450円(税込・配送手数料別)
Stone shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
Ridge shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
Moonrise shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
Dot Check shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
Brush shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
Abstract shawl
15,400円(税込・配送手数料別)
販売期間
2021年4月27日AM11時〜販売方法
数量限定販売