- 石澤
- みなさん、よろしくお願いします。
- 全員
- よろしくお願いしまーす!
- 石澤
- 今日は、募集要項だけでは伝わりづらい
「こんな人に来てもらえたら」という部分を
みなさんに話してもらえたらと思っています。
- 糸井
- どういうふうにしましょうか。
- 石澤
- まずはリーダーである川上さんから、
今回来てほしい方のイメージについて
お話しいただけたらと思っています。
- 川上
- 人物像としては、一言で言うと
「自走力」のある人ですね。
与えられたタスクを自分の力で、最後まで完遂できる人。
- 石澤
- 「自走力」のある人。
- 川上
- ほぼ日では、ソフトウェアを開発していく
決まった手法というものがないんです。
また、プロジェクトリードをする人による
マイクロマネジメントなども実はない。
マニュアルで決められた手順とか、
こまかな指示に沿っておこなわれることは
ほとんどなく、個人が状況に応じて
「いま自分はなにをしなきゃいけないか」を考えて、
地道にやり続けることが多いんです。 - だから与えられたタスクについて、自分で
「どうすれば期待されているクオリティのものを、
期限内にアウトプットできるか」
の設計をできる人。
それがいちばん最初に必要な能力だと思います。
- 石澤
- なるほど。
- 川上
- また、ひとつの仕事を工程で分けて
「君はここをやってね」といった
役割分担をすることも、ほぼないんです。
上流から下流までひとりで、一気通貫でやっていく。 - ですから情報システムに詳しくない人と
直接話す機会も多いんです。
たとえば経理の人、販売物流の人、お客様対応の人、
商品を作るチームの人、管理側の人とか。 - そんなふうに情報システムの専門家ではない人たちと
やりとりをしますから
「相手が何を求めているかを理解する能力」が
必要ですよね。
また
「自分の考えを相手に理解してもらえるように
伝える能力」も大切です。
ひとことで言えば
「コミュニケーション能力」ですけれども。
- 石澤
- 相手の考えを理解し、また、自分の考えを
理解してもらえる伝え方ができる人。
- 川上
- プロファイルとしては、きてほしい人材は
そういったタイプですね。
また、この会社で成功できるのは
そういう人かなと思っています。
(つづきます)
2021-08-24-TUE