シンクーが時間をかけて大切に作ったのが、
ハローウォッシュとセラム ウォッシュ、 2種類の洗顔料です。
自分たちが本当に欲しい商品を求めるうちに、
「こう洗いたい」と「こうありたい」は
よく似ていると感じるようになりました。
洗うって、肌のことだけじゃない。
モノやコトを清潔に保ち、心にまで働きかける。
その人らしさが、見えてくる。
さまざまな分野のプロたちが習慣にしている
「洗うこと」を、ミニエッセイでお届けします。

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01  いわさあやかさん フードスタイリスト 塩で手を清めてから食材に触れる。 私なりの、はじまりの宣言です。

東京とパリを拠点に、フードスタイリストとして
活躍してきたいわさあやかさん。
現在は東京のアトリエで料理のレッスンを行ったり、
レストランでポップアップを開いたりして、
さまざまな食の楽しさを提案しています。
大切にしている「洗う」習慣を尋ねたら、
料理を愛する人ならではの答えが返ってきました。

「私は製菓とパンから料理の道に入りました。
調理をはじめる前にまず石鹸で手を洗って、
そのあと、濡れた手に塩をやさしくなじませて
洗い流してから、生地に触れています。
よし、はじめよう!というスイッチが入るんです」

▶︎料理にも使う、おいしい自然塩。 ▶︎料理にも使う、おいしい自然塩。

ぜひ洗ってみてくださいと言って、
シンクーのスタッフの手にのせてくださったのは、
スプーンに軽く一杯の塩。思ったより、たっぷりです。
それを指と爪の間にまでやさしくなじませ、
洗い流したあとは、肌が滑らかでさらっさらに。

「びっくりするくらい気持ちいいでしょう?
凹んでいた気持ちまでリセットされるような、
心地よさがありますよね」

▶部屋には常に季節の花を欠かさない。パリ時代から変わらない習慣。 ▶部屋には常に季節の花を欠かさない。パリ時代から変わらない習慣。

この一年、移動の自由や新しい挑戦が制限されるなか、
幸いにも、自分を掘り下げる時間が増えたそう。
「これまでずっと、自分自身のケアを
後回しにしてきたことに気付いてしまって。
自分に丁寧に触れて手当てをすることに、
いま、あらためて取り組んでいます。
これまで私が培ってきた料理の技術は、
あくまでもツールのひとつだと思うんです。
大切なのは、ツールを通して何を発信するのか。
シンクーの五感を大切にする根源的なアプローチに、
たくさんのヒントがあると感じています」

いわさあやか・フードスタイリスト

パリと東京の二拠点でキャリアをスタート。
パリコレクションでは、様々なブランドのケータリングや
フードサービスを担当。現在は東京に拠点を移し、
POP UPレストランや、エプロンのプロデュースなど、
表現の場を広げている。

2021-06-09-WED

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