シンクーが時間をかけて大切に作ったのが、
ハローウォッシュとセラム ウォッシュ、 2種類の洗顔料です。
自分たちが本当に欲しい商品を求めるうちに、
「こう洗いたい」と「こうありたい」は
よく似ていると感じるようになりました。
洗うって、肌のことだけじゃない。
モノやコトを清潔に保ち、心にまで働きかける。
その人らしさが、見えてくる。
さまざまな分野のプロたちが習慣にしている
「洗うこと」を、ミニエッセイでお届けします。
東京とパリを拠点に、フードスタイリストとして
活躍してきたいわさあやかさん。
現在は東京のアトリエで料理のレッスンを行ったり、
レストランでポップアップを開いたりして、
さまざまな食の楽しさを提案しています。
大切にしている「洗う」習慣を尋ねたら、
料理を愛する人ならではの答えが返ってきました。
「私は製菓とパンから料理の道に入りました。
調理をはじめる前にまず石鹸で手を洗って、
そのあと、濡れた手に塩をやさしくなじませて
洗い流してから、生地に触れています。
よし、はじめよう!というスイッチが入るんです」
ぜひ洗ってみてくださいと言って、
シンクーのスタッフの手にのせてくださったのは、
スプーンに軽く一杯の塩。思ったより、たっぷりです。
それを指と爪の間にまでやさしくなじませ、
洗い流したあとは、肌が滑らかでさらっさらに。
「びっくりするくらい気持ちいいでしょう?
凹んでいた気持ちまでリセットされるような、
心地よさがありますよね」
この一年、移動の自由や新しい挑戦が制限されるなか、
幸いにも、自分を掘り下げる時間が増えたそう。
「これまでずっと、自分自身のケアを
後回しにしてきたことに気付いてしまって。
自分に丁寧に触れて手当てをすることに、
いま、あらためて取り組んでいます。
これまで私が培ってきた料理の技術は、
あくまでもツールのひとつだと思うんです。
大切なのは、ツールを通して何を発信するのか。
シンクーの五感を大切にする根源的なアプローチに、
たくさんのヒントがあると感じています」
いわさあやか・フードスタイリスト
パリと東京の二拠点でキャリアをスタート。
パリコレクションでは、様々なブランドのケータリングや
フードサービスを担当。現在は東京に拠点を移し、
POP UPレストランや、エプロンのプロデュースなど、
表現の場を広げている。
2021-06-09-WED