シンクーの人気アイテム3品を詰め合わせた
「リピーターズ・セレクションキット」。
家でゆっくり過ごすホリデーシーズンにも
ぴったりのこのセットを、
生活スタイルが異なる3名の方に、
ご自宅で使っていただきました。

インタビューを通して見えてきたのは、
同じものを使っていても、
感じることや求めることがそれぞれ違うということ。
「その人らしさ」というものが、
日々の積み重ねから生まれてくるということが
感じられるようなお話です。

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03 ほぼ日乗組員 大和倫子 試行錯誤の日常と、家族への想い。

ほぼ日の商品事業部で「ひきだしポーチ」を担当し、
プライベートでも雑貨が大好きなやまと
日頃からたくさんの「もの」に触れ、
それらがもたらすたのしさ、うれしさを知る、
審美眼の持ち主です。そんな彼女に、
”ごきげん美容” を掲げるブランド・シンクーが
インタビューをしたいと考えました。
毎日、どんなことを考えながら商品開発をしているのか、
そしてシンクーのアイテムはどのように見えるのか、
たっぷり聞きました。

プロフィール→

──
大和さんとは会社で顔を合わせますけど、
仕事については案外知らないなと思いました。
毎日どんなことをしているか、
あらためて教えてください。
大和
商品事業部で、主に「ひきだしポーチ」をつくっています。
どういうものを、どんな生地やデザインでつくるか、
という商品企画から、
どんなコンテンツでどうやって紹介していくか、
みたいなことまで、チームと相談しながらやってます。
──
大和さんが中心になって作られていますよね?
大和
そうですね。
私は商品企画の部分が得意なので、そこを中心に、
生産管理や撮影、コンテンツ、ページなどは
「こういうことがやりたいから
知恵を貸してください!」という感じで
いろんな人の力をお借りしながらチームで進めています。
ほぼ日って、自由度が高いぶん、すごくおもしろいけれど、
責任は重大でしょう(笑)?
──
ええ。なにをしてもいいと言われると、
うまくいかなかったらどうしよう、と少し緊張します。
大和
最初の頃は特に、
「何を軸に考えればいいのだろう」と、
とても不安でした。
いくらやりたいといっても、
ひとりよがりになってはいけないので、
「やりたいと思ったことが
世の中にほんとうに求められているか」
というところを見極めていくのが大事だし、
商品企画のおもしろさかなと感じています。
──
その見極めの部分は、
具体的にどんなふうに考えられていますか?
大和
そこがむずかしいところですよね。
仕事だからというだけではなくて、
私自身、雑貨が大好きなので、
いろいろなものを見に行くし、情報に触れます。
「今、こういう感じが人気なんだ」とか、
「あえてこんなものがあるといいかも」というように、
お客さんとつくり手、どちらの立場にもなって考える
ということを積み重ねて、
見極めるための感覚を養っている感じです。

──
まさに試行錯誤ですね。
大和
ほんとうにそうです。
いざ発売してみると、お客さんの反応が
予想していたものと違った、なんてこともあるし、
売れ行きを見ながら軌道修正をしたり。
正解はないから、
世の中の動きや求められていることと、
自分たちがやりたいことをうまく組み立てていく
ということなのかなと思います。
──
自分たちが望むことやもので
お客さんもよろこんでくださったら、一番うれしいですよね。
ところで、雑貨のどんなところに惹かれますか?
大和
雑貨に限らずなんですけど、
直感的に「かわいい!」とか「素敵!」
と思えるものが大好きです。
あと、雑貨屋さんって、いろいろなものにあふれているから、
言ってしまえば、「なんでもあり」でしょう?
そういう、ふところの深い感じが好きです。

──
おもちゃ箱みたいな魅力がありますね。
そんなたくさんのものに触れてきた大和さんから見て、
シンクーのパッケージデザインはどうですか?
スターティングとか。
大和
このまっ赤な色がかわいいし、たのしいです。
化粧品のパッケージって、特にナチュラル系のものだと
茶色とか緑、白っぽいアイテムが多いから、
洗面所でピカーンと目立ってますよ。

──
使ってみた感じはいかがでしたか?
大和
まずね、オールインワンというのがよかったです!
特にお風呂上がりや朝は、子供の世話が優先で、
自分に時間をかけられないので、
スキンケアはなるべく1回で済ませたいんです。
今までは、夜は洗顔後にマルチオイルだけ、
朝はメイク前に化粧水だけ使っていました。
──
1アイテムだけで、ほんとうにシンプルですね。
大和
その1本を、朝晩スターティングにしてみたら、
‥‥気づいてしまったんですよ。
今だからわかるのだけど、
化粧水だけだと乾燥や突っ張りを感じていたんですよね。
スターティングは、1本だけでもずっとうるおいました。
オイルを使った時のようなベタつきもなくて、
肌がふっくらする。
──
必要としていたものを使ってはじめて、
足りていなかった部分がわかる感じでしょうか。
大和
そうそう。
それに私、ほんとうに面倒くさがり屋なので、
簡単に使えるのもよかったです。
くるくる回して開けたり、スポイトで垂らすのではなくて、
パカッとあけて、ワンプッシュするだけですから。
もうね、どんな人にも使ってほしいです。
みーんな使ったらいいですよ!
──
みーんなで使ってください(笑)。
お子さんにも使えますし、ぜひ家族全員で。
大和
それを聞いて、小1の上の子に使わせたんですよ。
香りに敏感な子なんですけど、
「すごくいい匂い」と言ってました。
強すぎず、ほのかで爽やかな香りが気に入ったみたい。
ちょっと贅沢かなぁと思ったけど、
子どもの肌には保湿がマストなので、
少量でも伸びがよくて大容量、
しかも化粧水と保湿アイテムを別々に買う必要もなく、
家族全員で使えるなら、むしろお得だなと思いました。
──
たしかに、1本で済むと思うとお手頃かもしれませんね。
そして、レディー ミー ベースの方ですが、
大和さんは以前から使ってくださってますよね?
大和
はい。もう2本目です。

──
どんなところが気に入ってますか?
大和
塗ると肌がちょっと明るくなって、
ツヤが出ますよね。
なのに、皮膚が覆われているような嫌な感じがなくて、
使い心地が自然なところが好きです。
──
肌がしっかりカバーされるものより、
軽い使用感の方がお好きなんですね。
大和
そう。ちゃんとうるおうけど、べったり感がない。
あとね、石鹸で落とせるのもいいです!
私、全身を洗える液体石鹸を使っているので、
顔だけクレンジングを使う必要もなくて
助かっています。
──
お風呂の中で使うアイテムまで1本なんですね。
大和
はははは。
雑貨が好きだから、放っておくと家のなかが
モノであふれちゃうんですよ。
そうならないように、
せめて化粧品だけはミニマムにしようと
思っているんです。
──
なるほど。締めるところは締めると。
大和
はい。締めてます。
だからスターティングを使って、
「これ1本でいいじゃない」と気づいたので、
出会えてほんとうによかった!
──
お話がスターティングに戻りましたね(笑)。
大和
おっと、ごめんなさい。
でもね、それくらい感動したんですよ。
──
それはそれは。使っていただいてよかったです。
最後に、10ミニッツ アロマはいかがでしたか?
大和
もともとhibiさんのアイテムは使っていたんですけど、
今回の「和の香りセット」ははじめてでした。
すごく心が落ち着く香りで、
仕事の合間や気分転換したい時に焚くと、
とってもいい10分間が過ごせました。
それと、火をつけるというアナログな行為がいい。
着火という神聖な儀式をとおして、
しゅっと擦った瞬間から場面が切り替わる気がして。

──
たしかに、直接手で火をつけるって、
ちょっと非日常的ですね。
大和
あと、10ミニッツ アロマって、
どこへでも持っていけますよね。
キャンドルの場合は「ライター持ってこなきゃ」とか、
ディフューザーだと「充電しなきゃ」って手間が必要だけど、
10ミニッツ アロマはマッチ型だから、
これ1つでどこでも使えるところが最高です。
──
「これ1つだけで」という手軽さは、
大和さんにとって大事なことなんですね。
大和
ほんとうに。
私はふだん子供を追いかけ回したりバタバタしているから、
10分だけほっとできたり、
1本でスキンケアやベースメイクが完了する今回のセットは
すごくうれしい。
自分へのごほうびに買うのもいいし、
男性の方たちは奥さんやパートナーにギフトとしてあげたら、
株がどーんと上がると思いますよ。
私も、母や妹にプレゼントしたいな。
──
大切な家族への贈りものに選んでもらえるのは
とても光栄です。
大和
パッケージで明るい気持ちになれて、
時間も大事に使えるし、香りで癒やされる。
肌がきれいになる以上の魅力があると感じます。
このセットをもらったら、
「私のこと、色々考えてくれてるんだなぁ!」
と感じて、よろこんじゃうなぁ。
──
ギフトを贈る、本来の意味ですね。
大和さん、ありがとうございました。
大和
こちらこそ。
いいアイテムに出会わせてくれてありがとうございました!

2023-11-20-MON

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    Shin;Kuu