シンクーの人気アイテム3品を詰め合わせた
「リピーターズ・セレクションキット」。
家でゆっくり過ごすホリデーシーズンにも
ぴったりのこのセットを、
生活スタイルが異なる3名の方に、
ご自宅で使っていただきました。
インタビューを通して見えてきたのは、
同じものを使っていても、
感じることや求めることがそれぞれ違うということ。
「その人らしさ」というものが、
日々の積み重ねから生まれてくるということが
感じられるようなお話です。
ほぼ日の商品事業部で「ひきだしポーチ」を担当し、
プライベートでも雑貨が大好きな。
日頃からたくさんの「もの」に触れ、
それらがもたらすたのしさ、うれしさを知る、
審美眼の持ち主です。そんな彼女に、
”ごきげん美容” を掲げるブランド・シンクーが
インタビューをしたいと考えました。
毎日、どんなことを考えながら商品開発をしているのか、
そしてシンクーのアイテムはどのように見えるのか、
たっぷり聞きました。
大和倫子(やまと・ともこ)
ほぼ日乗組員
ほぼ日乗組員歴9年目。
入社当初は「ほぼ日手帳」を担当し、
今は主に「ひきだしポーチ」の企画をしている。
前職よりさまざまな雑貨の商品企画を
20年以上続けており、
年を重ねてもいまだにかわいいものが大好き。
新潟出身で基本的にのんびりしており、
新潟出身で基本的にのんびりしており、
歩くのもゆっくり。
- ──
- 大和さんとは会社で顔を合わせますけど、
仕事については案外知らないなと思いました。
毎日どんなことをしているか、
あらためて教えてください。
- 大和
- 商品事業部で、主に「ひきだしポーチ」をつくっています。
どういうものを、どんな生地やデザインでつくるか、
という商品企画から、
どんなコンテンツでどうやって紹介していくか、
みたいなことまで、チームと相談しながらやってます。
- ──
- 大和さんが中心になって作られていますよね?
- 大和
- そうですね。
私は商品企画の部分が得意なので、そこを中心に、
生産管理や撮影、コンテンツ、ページなどは
「こういうことがやりたいから
知恵を貸してください!」という感じで
いろんな人の力をお借りしながらチームで進めています。 - ほぼ日って、自由度が高いぶん、すごくおもしろいけれど、
責任は重大でしょう(笑)?
- ──
- ええ。なにをしてもいいと言われると、
うまくいかなかったらどうしよう、と少し緊張します。
- 大和
- 最初の頃は特に、
「何を軸に考えればいいのだろう」と、
とても不安でした。
いくらやりたいといっても、
ひとりよがりになってはいけないので、
「やりたいと思ったことが
世の中にほんとうに求められているか」
というところを見極めていくのが大事だし、
商品企画のおもしろさかなと感じています。
- ──
- その見極めの部分は、
具体的にどんなふうに考えられていますか?
- 大和
- そこがむずかしいところですよね。
仕事だからというだけではなくて、
私自身、雑貨が大好きなので、
いろいろなものを見に行くし、情報に触れます。
「今、こういう感じが人気なんだ」とか、
「あえてこんなものがあるといいかも」というように、
お客さんとつくり手、どちらの立場にもなって考える
ということを積み重ねて、
見極めるための感覚を養っている感じです。
- ──
- まさに試行錯誤ですね。
- 大和
- ほんとうにそうです。
いざ発売してみると、お客さんの反応が
予想していたものと違った、なんてこともあるし、
売れ行きを見ながら軌道修正をしたり。
正解はないから、
世の中の動きや求められていることと、
自分たちがやりたいことをうまく組み立てていく
ということなのかなと思います。
- ──
- 自分たちが望むことやもので
お客さんもよろこんでくださったら、一番うれしいですよね。
ところで、雑貨のどんなところに惹かれますか?
- 大和
- 雑貨に限らずなんですけど、
直感的に「かわいい!」とか「素敵!」
と思えるものが大好きです。
あと、雑貨屋さんって、いろいろなものにあふれているから、
言ってしまえば、「なんでもあり」でしょう?
そういう、ふところの深い感じが好きです。
- ──
- おもちゃ箱みたいな魅力がありますね。
そんなたくさんのものに触れてきた大和さんから見て、
シンクーのパッケージデザインはどうですか?
スターティングとか。
- 大和
- このまっ赤な色がかわいいし、たのしいです。
化粧品のパッケージって、特にナチュラル系のものだと
茶色とか緑、白っぽいアイテムが多いから、
洗面所でピカーンと目立ってますよ。
- ──
- 使ってみた感じはいかがでしたか?
- 大和
- まずね、オールインワンというのがよかったです!
特にお風呂上がりや朝は、子供の世話が優先で、
自分に時間をかけられないので、
スキンケアはなるべく1回で済ませたいんです。
今までは、夜は洗顔後にマルチオイルだけ、
朝はメイク前に化粧水だけ使っていました。
- ──
- 1アイテムだけで、ほんとうにシンプルですね。
- 大和
- その1本を、朝晩スターティングにしてみたら、
‥‥気づいてしまったんですよ。
今だからわかるのだけど、
化粧水だけだと乾燥や突っ張りを感じていたんですよね。
スターティングは、1本だけでもずっとうるおいました。
オイルを使った時のようなベタつきもなくて、
肌がふっくらする。
- ──
- 必要としていたものを使ってはじめて、
足りていなかった部分がわかる感じでしょうか。
- 大和
- そうそう。
それに私、ほんとうに面倒くさがり屋なので、
簡単に使えるのもよかったです。
くるくる回して開けたり、スポイトで垂らすのではなくて、
パカッとあけて、ワンプッシュするだけですから。
もうね、どんな人にも使ってほしいです。
みーんな使ったらいいですよ!
- ──
- みーんなで使ってください(笑)。
お子さんにも使えますし、ぜひ家族全員で。
- 大和
- それを聞いて、小1の上の子に使わせたんですよ。
香りに敏感な子なんですけど、
「すごくいい匂い」と言ってました。
強すぎず、ほのかで爽やかな香りが気に入ったみたい。
ちょっと贅沢かなぁと思ったけど、
子どもの肌には保湿がマストなので、
少量でも伸びがよくて大容量、
しかも化粧水と保湿アイテムを別々に買う必要もなく、
家族全員で使えるなら、むしろお得だなと思いました。
- ──
- たしかに、1本で済むと思うとお手頃かもしれませんね。
そして、レディー ミー ベースの方ですが、
大和さんは以前から使ってくださってますよね?
- 大和
- はい。もう2本目です。
- ──
- どんなところが気に入ってますか?
- 大和
- 塗ると肌がちょっと明るくなって、
ツヤが出ますよね。
なのに、皮膚が覆われているような嫌な感じがなくて、
使い心地が自然なところが好きです。
- ──
- 肌がしっかりカバーされるものより、
軽い使用感の方がお好きなんですね。
- 大和
- そう。ちゃんとうるおうけど、べったり感がない。
あとね、石鹸で落とせるのもいいです!
私、全身を洗える液体石鹸を使っているので、
顔だけクレンジングを使う必要もなくて
助かっています。
- ──
- お風呂の中で使うアイテムまで1本なんですね。
- 大和
- はははは。
雑貨が好きだから、放っておくと家のなかが
モノであふれちゃうんですよ。
そうならないように、
せめて化粧品だけはミニマムにしようと
思っているんです。
- ──
- なるほど。締めるところは締めると。
- 大和
- はい。締めてます。
だからスターティングを使って、
「これ1本でいいじゃない」と気づいたので、
出会えてほんとうによかった!
- ──
- お話がスターティングに戻りましたね(笑)。
- 大和
- おっと、ごめんなさい。
でもね、それくらい感動したんですよ。
- ──
- それはそれは。使っていただいてよかったです。
最後に、10ミニッツ アロマはいかがでしたか?
- 大和
- もともとhibiさんのアイテムは使っていたんですけど、
今回の「和の香りセット」ははじめてでした。
すごく心が落ち着く香りで、
仕事の合間や気分転換したい時に焚くと、
とってもいい10分間が過ごせました。 - それと、火をつけるというアナログな行為がいい。
着火という神聖な儀式をとおして、
しゅっと擦った瞬間から場面が切り替わる気がして。
- ──
- たしかに、直接手で火をつけるって、
ちょっと非日常的ですね。
- 大和
- あと、10ミニッツ アロマって、
どこへでも持っていけますよね。
キャンドルの場合は「ライター持ってこなきゃ」とか、
ディフューザーだと「充電しなきゃ」って手間が必要だけど、
10ミニッツ アロマはマッチ型だから、
これ1つでどこでも使えるところが最高です。
- ──
- 「これ1つだけで」という手軽さは、
大和さんにとって大事なことなんですね。
- 大和
- ほんとうに。
私はふだん子供を追いかけ回したりバタバタしているから、
10分だけほっとできたり、
1本でスキンケアやベースメイクが完了する今回のセットは
すごくうれしい。 - 自分へのごほうびに買うのもいいし、
男性の方たちは奥さんやパートナーにギフトとしてあげたら、
株がどーんと上がると思いますよ。
私も、母や妹にプレゼントしたいな。
- ──
- 大切な家族への贈りものに選んでもらえるのは
とても光栄です。
- 大和
- パッケージで明るい気持ちになれて、
時間も大事に使えるし、香りで癒やされる。
肌がきれいになる以上の魅力があると感じます。
このセットをもらったら、
「私のこと、色々考えてくれてるんだなぁ!」
と感じて、よろこんじゃうなぁ。
- ──
- ギフトを贈る、本来の意味ですね。
大和さん、ありがとうございました。
- 大和
- こちらこそ。
いいアイテムに出会わせてくれてありがとうございました!
2023-11-20-MON