こんにちは。
今年のつなひき大会のマネージャー兼
レポートを担当いたします、
ほぼ日の新人乗組員、松本です。
先輩たちからは「まっきー」と呼ばれています。
自分で「まっきーです」と名乗るのは
まだ恥ずかしいので、松本です。
よろしくお願いいたします。

今年度の大会の話に入る前に、
まず、昨年繰り広げられたつなひきドラマを、
5枚の写真で振り返りたいと思います。

1：全乗組員が参加した真剣な体力測定を経て、
つなひき大会に出場する
「ほぼ日ヒッパレーズ」が結成された！

2：みんなで真剣に「つなひき」の練習をした！

3：本番当日、練習を重ねて身につけたフォームで、
試合を勝ち抜いていく！

4：見事優勝した！ めでたし、めでたし。

‥‥こうして、はえある優勝を掴み取った
ほぼ日ヒッパレーズ。
「会社の顔」ともいうべき、
ほぼ日本社の１階にあるラジオブースには、
そのときの栄光を証明するこの物体が、
今でも堂々と鎮座しています。

そう、優勝記念に手に入れたトロフィーです。
「手に入れた」というと、
まるで華々しく授与されたかのようですが、
実際は、優勝賞金を受け取ったほぼ日乗組員たちが
「この賞金で、トロフィーをつくろう！」
と盛り上がり、できあがったものです。
つまり、言ってしまえば、
「自分たちの優勝を祝うため、
自分たちで勝手につくったトロフィー」です。

それでも、
出社するたびに目に入る、
ギランギランに輝くトロフィーに、
無性に元気づけられた乗組員も
多いのではないかと私は思っています。
「ヒッパレーズの勇姿を思い出し、
自分も頑張ろうと思えた」
「自分たちには、『つなひき大会で優勝した』
という、揺るぎない実績があると思うと
自信がみなぎる」という声も
あったのではないかと私は信じています。
その一方で、
「そろそろ片付けてもいいんじゃないか」
という声も実際にはあったわけですが。

ともあれ、私たちは、
2023年のつなひき大会で再び優勝し、
名誉のトロフィーを守り通さなければならない。
それだけではなく、
今年もつなひきに本気で挑むことで、
神田錦町の盛り上げにもっともっと貢献したい。

というわけで。
再び出場します、ほぼ日ヒッパレーズ！　
しかし、昨年と全く同じ心構えで挑むわけには
いきません。
トロフィーという守るべき存在ができた今、
ヒッパレーズはさらなる強さを
身につけなければならないでしょう。
などと決意を新たにしていたところ、
こんな噂が聞こえてきました‥‥。

「去年の参加チームは11チームだったけど、
今年は21チーム出るらしい。
つまり、未知の強さをもったチームが
大勢参戦してくるということ‥‥」
「中には、レスリング経験のある方も
いるらしい‥‥」

なんだってー！！！聞き捨てなりません！
ということは、群雄割拠の2023大会こそが、
『真の勝者を決める戦い』だといっても
過言ではないのではないか。
こうしてはいられません。
すぐにでも練習をはじめるべきでしょう。

しかし‥‥私にはひとつ、
根本的な気がかりがありました。

あの人たちは、ヒッパレーズの面々は、
今年も参加するのだろうか？
今年も、つなを「引く」のだろうか？
見事、初出場で初優勝した
ほぼ日ヒッパレーズの猛者たち、
燃え尽きてはいないだろうか？

「やりきりました！」
「今年はもういいです」
「新チームで臨んでください」
そんなふうに思ったとしても自然です。

いや、むしろ、８名全員が
また参加してくれることのほうが
難しいことだといえるでしょう。
ならば、今年のヒッパレーズの
マネージャーである私の初仕事は、
「初代ほぼ日ヒッパレーズ」のメンバーに、
今年の参加意思を確認することではないでしょうか。

私は、運命を決める２本の札を手に、
社内を駆け回ることにしました。