「どうしてキャンプをするんですか?」
これまで4人のかたに問いかけて、
キャンプやアウトドアのたのしみかたを
うかがってきました。
最後にご登場いただくのは、
神奈川県相模原市にある
「みの石滝キャンプ場」の
2代目オーナー、山口英治さんです。
物心ついたときから、
この地で生活してきた山口さんにとって、
キャンプ場は、あそびにいく施設ではなく、
仕事場であり、日常をおくる空間です。
これまで何十年も、
キャンプ場内で過ごしながら
キャンプ場に訪れる人々を
出迎えてきた山口さんは、
キャンプについてどう考えるのでしょう。
東京から電車で1時間、
そこから船で相模湖を渡って約10分。
私たちは「みの石滝キャンプ場」に
山口さんに会いに行きました。
山口さん、キャンプってなんですか?
山口英治(やまぐち・えいじ)
相模湖の湖畔の奥地にあり、
船をつかってでしか行けないキャンプ場、
「みの石滝キャンプ場」の2代目オーナー。
キャンプ場の開業は70年前。
車で行けない隠れ家的な立地もあって、
森、湖、山、小川、滝といった
自然がそのまま残っている。