糸井 |
で、用事のほうは、いいの?
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仲畑 |
うん。たいしたことじゃないからね。 |
糸井 |
またまた(笑)。
なにかあるかもしれないと思って、
こうしてテープを回してるのに‥‥。 |
仲畑 |
あのさ、最近さ、突然、
「金玉がかゆいのを止める薬」を
どんどん宣伝しはじめたね。
あれは、なんか、あんのかね? |
糸井 |
ははははははは。 |
一同 |
(笑) |
仲畑 |
おれ、ちょうど二十日前くらいから、
かゆくなっちゃったんだよ。
だから、全国的に、なんかあんのかなと思って。 |
糸井 |
梅雨だし、蒸れるし、
そういう時期ですってことじゃない? |
仲畑 |
そやろか。
(周囲の男性スタッフに向かって)
キミら、金玉、かゆないか?
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糸井 |
そういう新製品を堂々と
宣伝しはじめたというだけじゃない? |
仲畑 |
そやろか。
おれ、二十日くらい前から、
金玉がかゆくなってさ。 |
糸井 |
老化じゃない? |
仲畑 |
老化! 老化か。
やだねー。もう、還暦だからね。 |
糸井 |
こうさ、股間の古い皮質がさ、
なかなか、新しくならなくなってさ。 |
仲畑 |
ああ、それあるかもなー。
再生能力がなくなってきたのかな。 |
糸井 |
そうそう。ふるい皮質が
なかなか、どいてくれないわけよ。
「おじいちゃん、そこ、かゆいんだけど」
って言ってもさ、
「ああー、そうじゃったね。
いま、どくよ。いま、どくから」って感じで。 |
仲畑 |
そうか、突然、みんなの金玉が
かゆくなったのかと思ったけど、
そうでもないんだね。 |
糸井 |
そうでもないね。
‥‥で、用事のほうは、いいの? |
仲畑 |
糸井くん、毛ジラミかかったことある?
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糸井 |
ないないない(笑)。 |
仲畑 |
毛ジラミはね、きれーな卵産むんだよ。
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糸井 |
わはははははは。 |
仲畑 |
きれいな、パープルの卵を産むんだ。 |
糸井 |
わははははははは。
きれいなんだ(笑)。 |
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(続きます) |