ニュースのご近所。
あの出来事、近くで見るとこんな感じ。

第103回 ストマックフルなインフルエンザ。


こんにちは!

アメリカから、インフルエンザのおたよりが
到着しましたので、まずはそれを、お届けいたしますね。

あ、ドイツで日本の高原選手が活躍したことで、
なんと、あのお方を見られるというメールも、
そのあとに続けて、掲載いたしました‥‥。







・ほぼにちは。アメリカからです。
 こちらでもインフルエンザ、流行っております。
 でも「香港A」とかそういうのではなくて、
 「ストマックフルー」と呼ばれる、
 胃腸をやられてしまう
 ウィルス系のものが流行っています。
 同僚も年明けにそれにかかり、
 5分置きに上から下から大変だった・・・という
 話を聞いていたのですが、やっちまいました、私も。

 明け方気持ち悪いので目が覚め、
 そのままトイレにダッシュ。
 上から下から、両方来る、というのはつらいですねー、
 だってどっちを先にすればいいのか
 迷うもん!(きちゃない話でごめんなさい)
 おかげで思い切り極度の脱水症状になり、
 そのまま病院のER(緊急治療室)へ。

 しかし、そこで体験したのは、やっぱり
 「アメリカ人って動物!」ってことでした。
 脱水があまりにひどかったので、
 3リットルくらい点滴を入れられ、
 また吐き気やめまいを抑える薬、
 というのを点滴から入れられたのですが、
 それでも気持ち悪いのは治らず。

 そうしたら医者が「よし最後の手段だ」とばかり
 非常に強力な薬を私にぶすぅ〜。
 そうしたらさっきまでトイレの床に
 はいつくばっていたのはどこへやら、
 けろっと直り、非常にすがすがしい気分になりました。

 で、後で聞いたら「最後の手段」は
 放射線治療の副作用を抑えるための薬・・・
 だったのでした。
 ・・そりゃ効くはずだよ。
 っていうか、インフルエンザで気持ち悪いのを、
 とりあえず何でもいいから強い薬で抑えちまえ、
 というところが・・・すごい。
 その後は熱が39度まであがっていたのにもかかわらず、
 「非常に普通」な気分で一日を過ごしました。
 まさしく馬につける薬をつけられた気分・・・。

 胃腸が弱ると、日本ではりんごをすってもらったり、
 おかゆを作ってもらったりしますが、こっちでは
 「クラッカー」と「チキンスープ」だそうです。
 しかし胃腸が疲れているところに
 パリパリのクラッカーは非常につらかった。
 また「りんごがほしい」と同居人に伝えると、
 皮付きのままのりんごがでてきた。
 日本で大量に買ってきた
 ポカリスエットの粉が命の水でした。
 やはり病気になると、気も弱くなるし、
 ママの味が恋しくなりますねー
 (匿名のかた)



・カーン様のネタです。
 といっても,主役は高原ですが・・・。(笑)
 ドイツリーグへ行った高原が,やってくれましたねー。
 この日を待っていました。
 同じリーグなので必ず対戦するから,
 とても楽しみにしていましたが,
 まさか初対戦でゴールしてしまうとは!
 しかも,連続無失点記録を止める値千金の一撃で。
 高原らしい,高い位置からのヘディングシュート!
 あのカーン様が一歩も動けず。
 ブンデスのスポンサーのビール
 (カーンの記録を止めるともらえる)も
 ゲットするようですし,何より「Takahara」の
 名前が欧州で覚えてもらえるのが,とても嬉しいです。
 そして,カーンファンの私にとっては,
 今回のゴールのおかげで,
 しばらくはニュースでカーン様の映像が拝めそうなので,
 それもとっても嬉しいです!
 カーン様のコメントが,早く聞きたいです。
 (けろろ)






超強力なインフルエンザの治し方もある!
ということで、ご紹介いたしました。
高原選手のニュース以外でも、
「最近、カーン様の特集はしないんですか?」
というメール、たくさん届いていましたよー。

お次はミニミニなおたより集です。
節分のころに、「こんな儀式があるよ」と、
「家を出たところの四隅にモノを置くこと」を
紹介してくれた方がいらっしゃったのですが、
それにたいする、メールです。







・かもめさんへ。
 ちょっと遅くなってしまいましたが、
 節分の儀式についてです。
 私は高知県高知市在住ですが、
 私のまわりも
 「豆を四つ角へ捨て」ます。
 私がやっているのは、
 「年の数だけ豆を包み、四つ角へ捨てに行く」
 「家を出てから帰ってくるまで、
  誰とも口をきいてはいけない」
 「行ったときと帰るときでは、
  違う道を通って帰ってくる」
 というものです。

 この「違う道を帰ってくる」
 ルールのせいだと思うのですが、
 豆捨てスポットとよべるような四つ角があり、
 私もそこへ捨てに行くのですが、
 おひねりの形の豆が
 もうすでにいくつも置かれています。
 (みんなもやってるんだー)

 それぞれの厄を祓ったお豆達が並んでいる様は、
 こわいような、変な連帯感を感じて
 むずがゆいような、変な気持ちになります。
 (Y岸)



・節分の儀式、激しく、受けました!!
 >我が家は豆まき、年の数豆を食べるのはもちろん、
 >他におかしな儀式があります。
 >年の数+1個多い豆とお金を薄紙に包み、

 ‥‥微妙に違います。うちでは豆のみです。
 書いてる人、若いんでしょうね。
 年:満年齢:の数+1個じゃないよ!!
 数え年の個数なんだから、誕生日前かあとかで
 満年齢とのずれが人によって違う!

 >それで身体のあちこちをお祓いし、
 >身に着けていた服などと共に綺麗に包装して
 >道の四つ角(十字路)に捨てるのです。

 ‥‥ここも微妙に違う。
 実家では身をぬぐった豆の入った薄紙のみです。

 >捨てる際にはその姿を誰にも見られてはならず、
 >捨てた後は絶対に振り返ってはいけないのです。

 +実家では、一言も喋らずに
 戻ってくる事にもなってます。
 
 >これは、物乞いに施しをするという目的の他に、
 >なんと最初に包みにさわった相手に
 >厄を押し付けるという
 >なんとも身勝手な目的がある儀式なのです。

 >ゴミの不法投棄でもあるし、
 >爆弾騒ぎにもなりかねません。
 >もうやめたいのですが、
 >古くから我が家に伝わる儀式なので
 >やめるわけにもいかず困っています。
 >町内に我が家の他に二軒(一軒は親族)が
 >やっているのですが、
 >誰だかは勿論わかりません。
 >このような妙な儀式を
 >やっている方っていらっしゃいますか?
 >やっぱりやめた方がいいのでしょうか?

 ‥‥今住んでいるところでは
 人通りが多い、ので、やりたくてもやれません。
 おまけに夫は「合理主義者」(その上無神論者)なので
 こういう行事に引きずり込めず
 本年もおとなしく数え年の数だけ
 豆を食べたのみでした。
 ゴミを減らすには、うちの実家のように
 「豆のみ」を置いてくる
 バージョンにされるのが良いかと思いますよ。
 (なお、実家の場合、その4つ角は
  ゴミステーションなのでノープロブレムです)
 (ぽよ)



・今年が物心ついてから初の節分だった息子(2才)、
 思いっきり豆を投げながら
 おにわはそとっ!と叫んでいました。
 庭は外というのは間違っちゃいないが・・・。
 (う)



・節分の日のことです。
 5歳の息子が
 「鬼はー外ー鬼はー内ー」と叫んでました。
 玄関先で鬼がうろうろ
 戸惑ってる様子が浮かびました‥。
 (まや)






儀式の話って、なんかおもしろいので、
「言いまつがい」も含めて、思わず、掲載してしまいました!
では、次回のこのコーナーで、またお会いしましょう。

さまざまな、日本国内や海外からの
ニュースのご近所のおたよりは、
件名を「ご近所ばなし」として、
postman@1101.comまで、ぜひどうぞー!!!

2003-02-10-MON

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