押忍!
日本を代表するパーカッショニスト(打楽器奏者)、
斎藤ノブさんを迎えてお送りしている、
『ドンキーコンガ』特集の第3回目であります!

▲『ドンキーコンガ』をプレイする斎藤ノブさん。
斎藤ノブさんのホームページはこちら。
※SAITO NOBU
OFFICIAL WEB SITE
http://www.nobusaito.com/
押忍!
『ドンキーコンガ』は昨年12月に任天堂より発売された、
ゲームキューブ初となる"音ゲー"(音楽ゲーム)で、
テレビ画面に映し出される曲のリズム(指示)に合わせ、
タルのカタチをした不思議な楽器、
"タルコンガ"を叩いて遊ぶゲームであります!

※『ドンキーコンガ』公式ホームページ(任天堂)
http://www.nintendo.co.jp/ngc/gkgj/
押忍!
前回は、斎藤ノブさんに『ドンキーコンガ』を
初めてプレイして頂いたのにも関わらず、
いきなり好成績を叩き出され、
"「ほぼ日」乗組員全員ビックリの巻"であります!
押忍!
いいかげん、この口調にも疲れたので
フツーに書きたいと思いまっす~。
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4人でプレイしていただきました。 |
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え~、というワケで、
前回告知したとおり今回は、
斎藤ノブさんとスタッフのみなさんで、
『ドンキーコンガ』の
「4人セッション」をしていただきます!

はっきりいってこのセッションは豪華すぎます!
こんな企画は"秘密基地"でしか見られません!
目ン玉を通常の1.5倍に開いて、とくと堪能してください!
ちなみに『ドンキーコンガ』を4人でプレイする場合は、
みんなで同じ曲を同時にプレイする、
"フリーセッション"モードで遊びます。
このモード、人数が足りないときでも
コンピュータがかわりに演奏してくれるので、
たとえ4人集まらなくても、
ひとりでもふたりでもプレイできちゃうんです。
これってとっても親切ですよね!

▲4人同時プレイができる"フリーセッション"モード。
また通常、
『ドンキーコンガ』の"タルコンガ同梱版"を購入すれば、
『ドンキーコンガ』のゲームソフト1本と、
"タルコンガ"がひとつ付いてきます。

▲『ドンキーコンガ』"タルコンガ同梱版"。

▲手拍子にも反応する不思議な楽器、"タルコンガ"。
4つの"タルコンガ"を使って、
4人同時プレイを楽しみたい場合は、
別売りの"タルコンガ単体"を3つ手に入れればオッケーです。
もちろん、"タルコンガ"が4つ無くても、
通常のコントローラでも遊べますのでご安心ください。

▲"タルコンガ"を4つ使用する場合の接続図はこのとおり。
というワケで、"フリーセッション"のカルテット、
演奏者のご紹介です!
あ、ちなみに
カルテットとはフランス語で数字の"4"のことで、
音楽用語では"4人の協奏"って意味なんですよ。

まず一人目の演奏者は斎藤ノブさん、
パチパチパチ~。

そして斎藤ノブさんの事務所の
プロデューサーYさん。パチパチパチ~。

続いて斎藤ノブさんのスタッフの猛(たけし)さん~、
パチパチパチ~。

猛さんのお友達の山岸(やまぎし)さん~、
パチパチパチ~。

前回、ひとり用モードをプレイしたノブさんを除いて、
ほかの3人は『ドンキーコンガ』を
プレイするのは初めてなんだとか。
ということで、
「まずは、簡単な曲にしようよ」
と、斎藤ノブさん。
で、選んだ曲は、
NHKのテレビ番組『ひょっこりひょうたん島』の
オープニングテーマである『ひょっこりひょうたん島』。
そう最近、"モーニング娘。"が歌っていたあの曲です。
ちなみに、この"フリーセッション"モードを4人で遊ぶ場合、
テレビ画面が上下に4分割されます。

それぞれが担当するパート(画面)を見ながら、
テレビ画面の右から左へと流れてくるリズム(音符)に
合わせて"タルコンガ"を叩きます。
しかし、流れてくる音符は、
4人とも異なるため(4人同じ音符の場合もあり)、
実際のコンサートなどと同様に、
ひとりがミスをしてしまうと、
演奏はギクシャクしてしまいます。
なので、4人の心をひとつにしないといけないんです。
はたして、どんな演奏を聞かせてくれるんでしょうか?
おまたせしました、開演です!
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最初は慎重に、そしてだんだん‥‥ |
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まずは、4人ともそれぞれが担当するパートを
じっくりと見ながら、慎重に演奏していきます。

"タルコンガ"の持ち方も、
ノブさんのように股(ヒザ)に挟んだり、
ヒザの上に乗せたり、
テーブルに置いたりと
みなそれぞれ。

自分が叩きやすい持ち方、置き方で
演奏するのが『ドンキーコンガ』上達の秘訣かもしれませんね。
"斎藤ノブ・コンサート会場"となった
明るいビルに、
"タルコンガ"を叩く音が響き渡ります。
事務所の奥で仕事をしていた他の乗組員も
「なになに~? おもしろそう!」
と、演奏を見に来ていました。
曲の途中には、4人同時で"タルコンガ"を連打したり、
4人同時に手拍子を入れる場所もあり、
4人の息がピッタリ合ったときの快感は、
見ている人たちにも伝わってきます。

「おお~、すげ~」
「ピッタリ合ってる~」
「カッコイイ~」
なんて、言葉も観客から発せられるほど。
実際にプレイしている人たちだけではなく、
見ているほうもワイワイ楽しめるっていうのはいいですよね!
そんなこんなで、アッという間に無事演奏も終了!
叩くタイミングがピッタリだったら"GOOD"、
まあまあなら"OK"、ずれていたら"BAD"、
完全に外れてしまうと"MISS"。
演奏終了後は、テレビ画面に
それぞれの成績が表示されます。
今回の演奏で、"GOOD"の数が多かったのは、なんと猛さん!
おめでとうございますー。
(ドンキーコンガは初めてだけれど、
ゲームはいろいろとプレイしてきた猛さんだけに
一歩リードできたのかもしれないですねー)
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そして2曲目は、難しいのに挑戦だ!! |
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休むヒマもなく、2曲目の演奏に入ります。
次はちょっと難しめの曲、
ラテン音楽の『マシュ・ケ・ナダ』にチャレンジ!
さきほど演奏した『ひょっこりひょうたん島』より、
音符の出る回数が多くなります。
つまり、"タルコンガ"の叩く回数、
そして、手拍子をする回数が増えるんです。
斎藤ノブさんの得意とする、
ラテン音楽だけにどのような成績を収めるかが気になるところ。
テレビ画面の右から左へと、
どんどん休むヒマもなく音符が流れてきます。
しかも、さっきの『ひょっこりひょうたん島』より、
流れる速度が速い!
その音符に合わせて、
"タルコンガ"をひたすら叩く4人。
"タルコンガ"の右、そして左、そして両方、そして手拍子、
とおもったらこんどは左、そして連打~!

いや~、演奏を見ているこっちもドキドキします。
4人ともしゃべる余裕もないようです。テレビ画面に釘付け!
スゴイ集中力!!
で、ようやっと演奏終了後に斎藤ノブさんが一言!
「いや~難しい~!(笑)」
ほんと、見ているこちらも、
その難しさが伝わってきましたよ~。
で、今回の好成績者は、
やはりゲーム好きの山岸さんでした~。
おめでとうございますー。
うーん、斎藤ノブさん、残念!
フリーセッションも終了、
ちょっと一息ついたところで、
「おもしろい! 熱くなるね~」
と、ノブさん。さらに……。
「実際の打楽器の演奏には、"手拍子"というものがないので、
ちょっと最初は戸惑ったんですけど、
いい勉強になりました。
こんど自分のライブのときに、
"手拍子"を取り入れてみようかな(笑)」
と、おっしゃっていましたよ。

でも、ほんと素晴らしいセッションでした。
ちょっと早足でお送りしてきましたが、
このすごさ、みなさんにも伝わっているでしょうか?
さてさて、
ということで、『ドンキーコンガ』特集の最終回となる
次回(4回目)では、斎藤ノブさんに
打楽器を演奏する魅力&楽しさ、
そして、斎藤ノブさんオススメの打楽器を使った曲(レコード)を
紹介していただきたいと思いまっす。
次回も忘れずにぜひ見てくださいね!
ではまた~!
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