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写真と音声で楽しめる! ニンテンドーDS ガイド

こんにちは、「ほぼ日」の針生です。
今回はニンテンドーDSを使ったサービスのお話です。

博物館や美術館などに
展示物の前で指定された番号を入力すると
その展示物に関する情報を音声で教えてくれる
音声ガイドというものがあります。
そのニンテンドーDS版とも言えるものが
存在するのを知っていますか?
『ニンテンドーDS ガイド』って言うんです。

いち早くこのシステムを導入したのが
大阪にある世界最大の水族館「海遊館」。

どういうサービスかというと、
まずは、DSの通信機能を使って
データをダウンロード。
水族館内の順路に沿って進んでいき、
水槽に貼ってある数字と
DSに表示されている同じ数字をタッチすれば
水槽内にいる生物の生態やおもしろい習性、
その水槽がどんな世界の地域を再現しているかなど
ためになって、かつ楽しい情報を
写真や音声で説明してくれます。
水槽内を注意深く観察しないと絶対にわからない
「さがしてみよう」クイズ、なんていうもの。

持参したDSがあればすぐに利用できます。
もちろん無料!
そして、このサービスを受けられるDSは、
初代から最新のニンテンドーDSiLLまで
すべてのDSに対応しています。

ここで長々と語るよりも、
見てもらったほうが早いかも。
というわけで、実際に取材に行ってきましたので、
そちらをご覧くださいませ。
同行は弊社乗組員、デザイナー岡村です。
スライドショーでどうぞー。

はい、正面からドーン。これが海遊館です。
1990年に開館。今年で20年目を迎えます。

館内に入り、入り口へ向かおうとしていると
目の前に現れたのがこのポスター。気分上がります!

まずは「日本の森」という展示からスタート。
ここに『ニンテンドーDS ガイド』を
ダウンロードできる場所があると
聞いていたのですが‥‥。

あ、ありました、看板が立ってました!
このダウンロードポイントなる場所で
『ニンテンドーDS ガイド』をダウンロードします。
これをダウンロードしないと始まりません。

メニュー画面の「DSダウンロードプレイ」で
『ニンテンドーDS ガイド』を選ぶ。
たったこれだけでOK!

はい、あっという間に完了です。
あとは、水槽に書いてある数字を入力すれば
いろんな解説などが楽しめるというわけ。

じゃあ、さっそく楽しんでいきましょうか。
えっと、1番は‥‥まずは水槽の紹介のようです。
『ニンテンドーDS ガイド』の説明によると、この水槽は
「日本の森」をイメージして構成されているとか。
しかも、どこかにカワウソがいる。どこ? カワウソどこ?

いたー! カワウソいたー!
岡村さん、ほら撮って撮って!

2番は隣りの水槽に。
なになに、ふむふむ、あらそう。
なんでもこの水槽の中に「オオサンショウウオ」が
いるらしいので捜してみましょう、とのこと。
よーし、いっちょ捜したるか!

「ぜんぜんいないっすよ。」
わっ、岡村さん! 一生懸命捜しすぎですって!
しまいには「これ、本当にいるんすかねぇ」などと言い出す始末。

一生懸命な岡村さんを差し置いて僕がアッサリ発見。
このように水槽内にいるけど見つけにくい動物の情報も
『ニンテンドーDS ガイド』は教えてくれます。
ちなみに乗組員岡村が捜していた方向とは真逆の位置にいました。

奥に見える巨大な大木は、館内の空気を調整する
エアコンが仕込まれている作り物の大木。
水槽の情報だけでなく館内の秘密まで教えてくれます。

ほぉほぉ、この水槽内にリスザルがいると。それを捜せと。
水槽内にリスザルってなんか変な感じですが、
捜しにくい、というわけですな。
よーし、いっちょ捜したるか!

「おかしいっすねぇ、いないっすよ」
わっ、また岡村さん! 一生懸命捜しすぎですって!
手前にいる人たちもその一生懸命っぷりにちょっと引いてますよ。
「これ、本当にいるんすかねぇ」。また言ってる!

「あの人、あんな一生懸命なに捜してるんやろね」
そう言いたげな水槽の向こうの魚たちです。

リスザルを捜す岡村は放っておいて先へ急ぎましょう。
と思ったら、わっ、ペンギン! しかもエサの時間!

もちろん、ペンギンの食事に関しても
『ニンテンドーDS ガイド』がいろいろ教えてくれます。
キチンと順番に並ぶんですって! か、かわいい‥‥。

鮫!鮫!鮫! 鮫のコーナーには、
「ほぼ日」の鮫コンテンツでもおなじみ
あの「さかなクン」が解説してくれるところもあります。
魚類の中でもっとも大きいジンベエザメ!

おっよ、この水槽の『ニンテンドーDS ガイド』の説明は
またもや「さがしてみよう!」。
なんでも鮫にはお○んちんがふたつあるとか。
ということは‥‥あの人が‥‥。

ほらぁ、また捜し始めちゃった!
あきらかに鮫の股間狙いだってことがバレバレの体勢です。
回りの人もそこまで一生懸命じゃないってば。

「マジで、ふたつでした‥‥」
今度はちゃんと探し当てられた岡村でした。

「あ、イルカ!」と思いきや、これはスナメリ。
これはイルカやクジラなどの仲間なんだそうです。
『ニンテンドーDS ガイド』で教えてもらいました。

実際に『ニンテンドーDS ガイド』で
海遊館を満喫するご一家を発見!
3人ともとっても楽しそうだったのが印象的でした。

「ウミガメはどのくらいの時間潜っていられるでしょう?」
そういった生物にまつわるクイズも
『ニンテンドーDS ガイド』から出題されます。
ちなみに答えは約30分だそうです。

ひとつ前のウミガメ同様、
タカアシガニのところでもクイズが出題されます。
「ほかのカニとタカアシガニが異なるところは?」
答えはタカアシガニは前後左右に歩けるんだそうです。
ひぃ、その縦横無尽具合、なんか気持ち悪いかも!

海遊館にはさまざまなクラゲがいます。
光に照らされてすっごくキレイなんです。
そして、「ニンテンドーDS」の画面の光もすごくキレイ。
そこはなにやら「さがしてみよう!」の文字が。
ということは‥‥。

あぁ、弊社岡村がまたもや一生懸命に捜すモードに!
「針生さん、ぼく、思うんですけど、
 これがミズクラゲの目なんじゃないかと」
う、うん、そうだね。

そんな岡村ですが、こんなステキなクラゲの写真も
キチンとおさえていたのであえて掲載。
クラゲってプランクトンの部類に当てはまるそうです。

ひととおり展示を見終わって外に出ると、
「アンケートにご協力ください」の看板が。
『ニンテンドーDS ガイド』を使って
アンケートにも答えられるそうです。
これは便利。

海遊館を出たときはもう外は暗くなり始めてました。
あぁ、楽しかった!
みなさんもぜひ、ニンテンドーDSを持って
海遊館に遊びに行ってみてくださいね。

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海遊館さんにお訊きしました。

海遊館事業本部 営業部
サービスチーフマネージャー 丸山雅史さん

私ども、海遊館は
入場料として大人2000円、こども900円いただくのですが、
追加料金を発生させずに
その金額の中でいかに楽しんでいただくか。
そして楽しみの中に学があるものを提供するか。
このふたつの視点から
お客様に満足していただけるシステムとして、
『ニンテンドーDS ガイド』を導入いたしました。
音声だけではなく、
画像なんかも出せるのがすごくいいんです。

最初に試験的にスタートしたときは
館内5か所、全部で10コンテンツしかなかったんですが
もっとお客様に満足していただきたいということで
26か所、76コンテンツに増やしました。

このコンテンツの中身も我々が考えたんですが、
ただ単に生物の紹介だけをやって
コンテンツの数を増やせばいい、
というわけじゃないんです。

だから、「水槽内を捜してみる」とか「クイズ」とか
そういうバリエーションに富んだものが必要なんです。
さきほど言った「学のあるもの」という部分でいえば
学習しやすさということを心がけましたね。
遊びながら学んでいただきたかったわけです。
1月31日までやっている鮫博のあいだは
さかなクンにも登場していただいています。
そういう間口の広さ、
これが大事になってくると思っています。

ぜひ、ニンテンドーDS持参で海遊館に遊びに来て
これらのコンテンツを楽しんでくださいね。

海遊館ではニンテンドーDSの貸し出しは
おこなっておりませんのでご注意ください。
その際、音声をキチンと聞くためのヘッドホンも忘れずに。

『ニンテンドーDS ガイド』というものが
どういうものか、おわかりいただけましたでしょうか。
簡単に言ってしまえば、
番号を押すと指定した音声が流れて、
画像が表示される、というソフトです。
展示をメインにおこなうイベントなどでは
ものすごく威力を発揮します。

じつはこの『ニンテンドーDS ガイド』
自分たちの手で簡単に作れるんです!

続きは明日。

2010-12-03-FRI
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