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お父さんのためのマリオカート教習所

コースを覚え、アイテムを理解しよう

お子さんと対戦するお父さん(お母さんもね)の腕を
少しでも上げるべく始まった、
「お父さんのためのマリオカート教習所」。

今回は、「コースを覚える」と
「アイテムを理解する」
ということをやってみましょう。

どちらもゲームの操作とは無関係ですが、
これらをやるだけで大違いなんです。
しっかりできれば
いま以上にうまく走れるようになれますよ。

コースを覚えよう

コースを覚えると、
コーナー、アイテムボックス、
ゴールライン、障害物の位置が
わかるようになります。

コーナーの位置

コーナーの位置がわかれば、事前に減速しておくなど、
曲がるための対処を心がけられます。
「このあとコーナーだから曲がらなくちゃ」
ということを意識できるというわけです。
これをやるだけで大違いですよ。

アイテムボックスの位置

アイテムボックスの位置がわかれば、
そこを通過するようになります。
また、すでにアイテムを持っている状態であれば、
事前に持っているアイテムを使っておく、
ということができます。

ゴールラインの位置

ゴールラインの位置を覚えておけば、
あとどのくらいでゴールできるのか?
ということがわかります。
ここを起点にコースを覚えることになるので、
周回の目印でもあります。

障害物の位置

レースの邪魔をする障害物が
登場するコースも存在します。
動くものと動かないものがあり、
動かないものは位置だけ覚えておけばOKです。
動くものは、位置だけでなく、
どのような動きをするのかを
覚えておけば対処しやすいです。

これらから、コースを知るということは、
コースにあるものに対応しやすくなるというわけです。

では、キノコカップの第1レース目のコースとなる、
ルイージサーキットを例に挙げて説明していきましょう。
ちなみに、このコースは障害物がありません。

これがルイージサーキットを上から見た
コース全体図です。

Aからスタートし、2周回って
3周目にここにたどり着けばゴールとなります。

B、E、Hではアイテムが入手できます。

C、D、Fに右に大きく曲がるカーブが、
Iに右にとても大きく曲がるカーブがあります。
Gに左に曲がるゆるやかなカーブがありますが、
道なりにほんの少しだけ曲がる程度です。

なので、このルイージサーキットでの
カーブを曲がるという行為は
「右に曲がる」という意識で走りましょう。

ちなみに、Hの付近のコース外に見えるものは
ジャンプ台ですが、
ここでは気にしなくてOKです。

ミスもせず、じょうずに走れるようになってきたら、
さらなるステップアップを目指して、
Iにある9枚のダッシュボードを
使ってみるといいでしょう。

アイテムを理解しよう

アイテムは全部で19種類あり、
コース上に置いてあるアイテムボックスを
通過すると入手できます。
どれが手に入るかまったくわかりません。

19種類のアイテムのうち、
初心者のお父さん(やお母さん)にとって
うれしいものは何でしょうか?

それはアイテムを使ったあとで、
有益な効果が「自動」で得られるものです。
この「自動」が重要です。

ライバルを攻撃できるアイテムで考えてみましょう。

アカこうらは使うとライバルを自動で追撃し、
高確率でクラッシュさせることができます。

それに対して、きょだいキノコやスーパースターなどは
使ったあと、自分からライバルに
ぶつからなくてはなりません。
この差は大きいです。

これらを踏まえて、お父さんにとって、
うれしいアイテムとそうでないアイテムを
表に分類してみました。

うれしい度 アイテム名 効果
とってもうれしい キラー キラー 操作せずに自動で走れる
POWブロック POWブロック 上位のライバルたちが
勝手にスピンする
サンダー サンダー
トゲゾーこうら トゲゾーこうら 上位のライバルを攻撃する
トリプルアカこうら トリプル
アカこうら
アカこうら アカこうら
うれしい きょだいキノコ きょだいキノコ ライバルにぶつかることで
攻撃できる
スーパースター スーパースター
ふつう ゲッソー ゲッソー 上位のライバルの視界を奪う
トリプルミドリこうら トリプル
ミドリこうら
ライバルを攻撃できるが
自分が当たることも
ミドリこうら ミドリこうら
ボムへい ボムへい ライバルを攻撃できるが
自分が巻き込まれることも
バナナ バナナ コースに障害物を置けるが
自分が当たることも
トリプルバナナ トリプルバナナ
にせアイテムボックス にせアイテムボックス
初心者にとっては
むしろ微妙かも
ダッシュキノコ ダッシュキノコ 速度が上がるが
そのぶんミスをすることも。
初心者は使いどころに注意。
直線コースで使うのがベター
トリプルダッシュキノコ トリプル
ダッシュキノコ
パワフルダッシュキノコ パワフル
ダッシュキノコ
カミナリぐも カミナリぐも 速度が上がるが
一定時間内にライバルに
ぶつからないと
クラッシュしてしまう

注意しなくてはならないのが、
ライバルを攻撃したり、相手を騙すために設置する
ミドリこうら(トリプルミドリこうら)、
バナナ(トリプルバナナ)、
にせアイテムボックスです。

一見、使ったあと、自分は何もしなくていいのですが、
どれも自分が当たってしまう可能性があります。

ミドリこうら(トリプルミドリこうら)は、
コースの外壁に当たると跳ね返ってくるので危険です。
それを回避するために直線など、
外壁の見えないところで
使うことをおすすめします。

バナナ(トリプルバナナ)、にせアイテムボックスは、
自分で設置したあと、
1周して再びその設置場所を通ったときが危険です。

バナナは「気をつけて回避しよう」。
「そんなのわかってるわい!」と突っ込まれそうですが、
バナナに関してはそれくらいしか
アドバイスできません。

ひとつだけポツンと置いてあるアイテムボックスは
まず、にせアイテムボックスだと思って構いません。
近づかないようにしましょう。

表中で「微妙かも」と評したカミナリぐもは
スピードが上がるという利点を得られます。
しかし、一定時間内にライバルにぶつからないと
カミナリが落ち、スピンしてしまう
あつかうのが難しいアイテムです。
しかも入手後、自動的に使ってしまいます。
もし、カミナリぐもを入手したら、
「うまく誰かに接触できたらラッキー」
ぐらいの気持ちで走りましょう。

アイテムは自分で選ぶことができませんが、
後ろの順位であればあるほど、
上の表の「とってもうれしい」、「うれしい」に
属すアイテムが手に入りやすくなります。
後ろの順位のときほど、
アイテムの入手は確実に行いたいものです。

では、そろそろ時間となりました。
最後に恒例の当教習所アドバイザー、
「マリオカートWii」プロデューサーである
任天堂情報開発本部制作部の紺野秀樹さんから
お言葉をいただいて授業の終了とさせていただきます。
今回のお題は「アイテムはこう使おう」です。
よろしくお願いいたします。

「こうら」は攻撃だけでなく防御にも
使えるのをご存知ですか?
「アカこうら」はライバルを
自動で追撃してくれるので攻撃する
アイテムとしては重宝しますよね。
一方で「ミドリこうら」は自動では
追撃してくれないので、
ライバルを攻撃するのも難しいはずです。
だからといって適当に使っていませんか?
「ミドリこうら」の場合は、
アイテムを使うボタンを
押しっぱなしにすることで、
自分の後ろに装備する事ができます。
これで後方からの「アカこうら」の
攻撃を、まるで盾のように防御する事も
できる訳です。
「トリプルミドリこうら」を
自分の周りに装備して走れば、
さらに安心ですよね。
これ、防御の基本です。


<つづきます>

2008-05-16-FRI

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