お子さんと対戦するお父さん(お母さんもね)の腕を
少しでも上げるべく始まった。
「お父さんのためのマリオカート教習所」。
これまでの3回で
だいぶ上達したことと思います。
そこで今回は最終回として、
よりうまく走れるようになるための
テクニックをお教えします。
ですが、難しいことは教えません。
これまでの流れを踏まえつつ、
すぐに実践できるちょっとしたテクニックを
選んで紹介していきます。
ぜひ覚えて使ってみてください。
![ロケットスタート ロケットスタート](images/vol04_midashi02.jpg)
むずかしさ:★★
役立ち度:★★★
ロケットスタートとは
スタートで勢いよくダッシュし、
トップスピードにのれるテクニックです。
やりかたは簡単です。
スタートのカウントダウンで、
2の表示が消えはじめるくらいに
アクセルボタンを押しっぱなしにしておく。
これだけです。
成功すれば、「GO!!」の表示とともに
ダッシュします。
![](images/vol04_ph01.jpg)
ですが、押し始めるのが早かったりすると
ロケットスタート失敗となり
その場でホイールスピンしてしまいます。
![](images/vol04_ph02.jpg)
できたときの「ライバルごぼう抜き感」が
とっても気持ちいいです。
コツは「とにかくタイミングを覚える」。
これ以外ありません。
![アイテムを投げる方向 アイテムを投げる方向](images/vol04_midashi03.jpg)
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
ミドリこうらやバナナなど、
投げることができるアイテムは、
十字ボタンを押す方向で投げる方向が変えられます。
通常は十字ボタンの左右を押すと、
ミドリこうら、アカこうら、ボムへいは前方に、
バナナ、にせアイテムボックスは後方に発射します。
このとき、十字ボタンの上を押すと前方に、
下を押すと後方にという感じで
投げ分けることができるのです。
![](images/vol04_ph03.jpg)
![](images/vol04_ph04.jpg)
![アイテムをカートの後ろに置く アイテムをカートの後ろに置く](images/vol04_midashi04.jpg)
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
さらにこれらのアイテムを持っている状態で、
十字ボタンの左右どちらかを押しっぱなしにすることで、
そのアイテムをカートの後方に置いておくことができます。
この状態だと、後方からの
こうらによる攻撃を1度だけ防げます。
![](images/vol04_ph06.jpg)
ただし、にせアイテムボックスだと防げませんし、
ボムへいだと攻撃を防いだ瞬間に爆発、
クラッシュしてしまいます。
このふたつを持っているときは素直に使いましょう。
さらに、もうひとつの利点として、
この状態だとアイテムをもうひとつ
持つことができます。
![スリップストリーム スリップストリーム](images/vol04_midashi05.jpg)
むずかしさ:★★★
役立ち度:★★
走行中、自分のカートに風を切るような
効果が起こることがあります。
![](images/vol04_ph07.jpg)
これは、前方を走るライバルの後ろに近づいて走行すると
発生するスリップストリームというものです。
この状態を維持するとスピードがアップします。
維持するのが難しく、なかなか使いこなせませんが、
覚えておいて損はありません。
![ダッシュキノコの使いどころ ダッシュキノコの使いどころ](images/vol04_midashi06.jpg)
むずかしさ:★
役立ち度:★★★
ダッシュキノコは使うと一瞬加速し、
すぐにトップスピードに乗ることができます。
ダッシュキノコを使えば、
外壁にぶつかった後やスピン後などで、
スピードが落ちてしまっても
すぐにトップスピードで
走りはじめることが可能です。
![](images/vol04_ph08.jpg)
また、通常は走ると速度が落ちてしまう悪路でも、
ダッシュキノコの効果が効いているあいだは
通常のコースと同じように走ることができます。
![](images/vol04_ph09.jpg)
すぐに使えるテクニックを紹介してきましたが、
まだまだ「マリオカートWii」には
速く走るためのテクニックがたくさんあります。
どれもむずかしいだけに、役立ちます。
![ジャンプアクション ジャンプアクション](images/vol04_midashi10.jpg)
ジャンプ台などを使ってジャンプしたのち
Wiiハンドルを左右や上下に傾けると
空中でアクションを起こし、
着地後一瞬ダッシュするテクニック
![](images/vol04_ph13.jpg)
![ドリフト ドリフト](images/vol04_midashi07.jpg)
スピードを落とさずに車体を滑らせて
コーナーを曲がるテクニック
![](images/vol04_ph10.jpg)
![ミニターボ ミニターボ](images/vol04_midashi08.jpg)
ドリフト状態を長く続けたのち、やめると
一瞬だけダッシュするテクニック
![](images/vol04_ph11.jpg)
![スーパーミニターボ スーパーミニターボ](images/vol04_midashi09.jpg)
ドリフト状態をすごく長く続けたのち、やめると
ミニターボよりも長くダッシュできるテクニック
![](images/vol04_ph12.jpg)
![ウィリー ウィリー](images/vol04_midashi11.jpg)
バイク使用時にWiiハンドルを後ろに傾けると、
後ろの車輪だけで走行し、
スピードが上がるテクニック。
![](images/vol04_ph14.jpg)
これらはより速く走るためなら欠かせないテクニックです。
ですが、使うのも使いどころを見極めるのも
難しいと言えます。
では、どうやって修得するのでしょうか?
ズバリ!
子どもに「どうやるの?」と聞きましょう!
ここまで読んで、コツコツと
上達してきたなら大丈夫。
またコツコツと修得するだけです。
さらなる上達を目指して、
子どもがいないときに、ひとりで練習したい!
という練習熱心なお父さん、お母さん。
ライバルが登場せず、ひとりで走れる
「タイムアタックモード」で練習してみましょう。
このタイムアタックモードはライバルが登場せず、
ひとりで走ることになります。
アイテムボックスが設置されていませんので、
その位置を覚えることはできませんが、
コースの形を覚えるには最適のモードです。
「タイムアタックモード」を始めるまでの手順はこちらです。
では、そろそろ時間となりました。
最後に恒例の当教習所アドバイザー、
「マリオカートWii」プロデューサーである
任天堂情報開発本部制作部の紺野秀樹さんから
お言葉をいただいて、
本教習所の閉講とさせていただきます。
今回のお題は「私だけが知っているテクニック」です。
よろしくお願いいたします。 |