創立100周年の年にたどりついたトイレは、
むきたてのゆでたまごのよう。
麻生常務のインタビューでも語られていますが
「日本の人々の生活を快適にしたい」
という創業の思いを大切に、
洋式トイレをつくり続けてきたTOTOさん。
創立100周年にあたる2017年に、
その思いのひとつの到達点のようなトイレが、
発表されました。
それが「ネオレストNX」というトイレです。
つるりんっとしたデザイン。
夏の記者発表会で実物を見たとき、
「美しい。むきたてのゆでたまごみたい」
と思いました。
陶器の部分と、機械でできた部分を、
ここまできれいに融合させるにあたっては、
高い技術力が必要だそうです。
もちろんデザインがいいだけではなくて、
おしりへ向けて飛んでくる
ウォシュレットの水の玉に空気を混ぜ込んで、
「節水」と「洗浄のたっぷり感」を両立した
ウォシュレット技術をはじめ、
TOTOさん100年のトイレ技術のカタマリが
注ぎ込まれているハイテクのトイレ。
発表当時「57万円(税抜)」という
お値段のことでもニュースになっていた、
最高級モデル。
こだわりの住宅などに
納入されはじめているとのこと、
今のところ、ふつうに暮らしていても、
自分には
なかなかお目にかかれなそうだったので、
TOTOさんにおうかがいし、
ネオレストNXに、座らせてもらいました。
ただ座っただけですが、座り心地がいい。
(そういう工夫をしているそうです)
なぜだか厳かな気持ちで腰を下ろしたら、
ワンランク上の気分になりました。
いつかどこかで出会える日がくることを、
楽しみに待ちたいと思います。