HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN 100のツリーハウス

ツリーハウスのいま

2013/12/05 10:03

木材屋さん

さて。こちらは
ツリーハウス1号です。

以前「なにつくるの?これで」と
言っていた木材屋さんが、
やってきてくれましたよ。

「東北ならヒバがいいよ」
とけんちゃんに教えてくれた木材屋さん。
合計4回、現場に木材を運んで来てくれました。
来るたびに現場の近くに
木材を持ってきてくださるようになり、
とても助かったんです。
これは4回めに持ってきてくれた時。
息子さんとワンちゃんと来てくれました。

こうやって、出来上がるにつれて
みんなが協力してくれるようになってくるのが、
すごく楽しい。

木材を近くまで運んでくれることが
どれだけ楽か、ということを
ぼくは身にしみてわかりました。

木材は0号の近くに1箇所、
1号の近くに1箇所と
分けておいているんです。

例えば木材を取りにいくための距離が
100メートルくらいだとします。
100メートルなら平気なような気もするけど、
1本10キロ以上ある重いものを
何回も取りに行くと考えると、ちょっと変わってくる。
時間がかかるし、その間作業はとまります。
更に体力も使っちゃう。

はじめから木材を下ろす場所を
建てる場所の近くにしておけば、
その苦労もすくなくなるわけです。
当たり前なことなんだけど、
はじめにちゃんと決めないとできないことでもある。

そういうちょっとした積み重ねが
その後にすごく影響してくる。
けんちゃんたちを見てそう思いましたよ。

現場で動く人たちの知恵は凄い。
そして面白いね。
自分だったら
「あとでやるんで置いといてください」と
いってしまいそうだもんなぁ。
ただ単に早くつくる、ということではなく、
そのぶんちゃんと休めるもんね。

さて、木材屋さんが帰ったあと、
窓をはめてるよ。
よく見ると、当ててみてるだけだ。

でもこの時テンションマックスっす! だったなぁ。

どうなるんだろう!?

(ぐっさん)