「世界一のクリスマスツリー」の植樹式。

goro.inazaki

囲み取材、その2

2017/11/17 11:10
Q:プラントハンターとして
今回のミッションはいかがでしたか?

「途中で台風にも見舞われましたし、
木の幹にひびが入ったり、
予想もしなかった
困難がたくさんありました。

協力してくれた庭師たちは、
木をできるだけ傷つけないように、
本当にていねいな
作業をしていただきました。

ぼくは今回のプロジェクトに、
プラントハンターとして挑戦しています。

ロックフェラーセンターのツリーと、
このあすなろの木のいちばんの違い、
それは『根』があることです。
ぼくはプラントハンターとして、
生きものを届ける仕事をしています。
だから、どんなにたいへんでも、
このような状態で運ぶことが
ぼくにとっては大切なことでした」


Q:
生木のクリスマスツリーとしては、
世界一の高さになります。
いまの心境は?

「ギネス記録には
『オーナメントの数』で
挑戦しようと思っています。

この木は、
生木のクリスマスツリーとしては
世界一の高さになります。
でも、高さという部分では
ギネスに申請するつもりはありません。

というのも、
『世界一背の高いクリスマスツリー』
という称号には、
あまり意味がないからです。

それよりも
みんなの思いや
メッセージの書かれた
オーナメントの数が、世界一。
そのほうが
よっぽど価値があると思っています」