「ロキャロン」シリーズの生まれ故郷、
スコットランドってどんなとこ?
こんにちは。です。
先日、こちらのSHOP NEWSで
がウクライナについて紹介をしました。
ウクライナ、たのしそう‥‥。
ならば「ほぼ日手帳2013」と関わりの深い
あの国のことも紹介しなくちゃ、と思いました。
その国とは‥‥スコットランド!
「ほぼ日手帳2013」のロキャロンシリーズのカバーは、
スコットランドにある、世界最大のタータン生地メーカー、
ロキャロン社のタータンをつかったもの。
左から、
Buchanan(ブキャナン)、Cunninghum(カニンハム)、
Holyrood Diamond(ホーリールードダイアモンド)。
すこし大人っぽい雰囲気を持つ、
生地の肌触りもよいファブリックカバーです。
(Holyrood Diamondには、オリジナルサイズの
ジッパーズもあります)
さて、このロキャロンの生まれ故郷、
スコットランドって、どんな国なのでしょう?
ちょっとご紹介してみます。
●まずは簡単に、スコットランドの概要を。
スコットランドは、イギリス、つまり
「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」を
構成する、4つの国のひとつです。
イギリスの一部なのですが、国ではあるんです。
北海道と同じくらいの面積の土地に、
約500万人の人々が暮らしています。
首都はエディンバラ。
美しい山々(数は多いけれど高い山は少ない)と
豊かな海、たくさんの島のある国です。
▲こちらの、濃いブルーの場所がスコットランドです。
●伝統衣裳は、タータン生地の「キルト」。
スコットランドで有名なもののひとつが、タータン。
お土産屋さんにも、たくさんのタータングッズが並びます。
(お土産によく選ばれるビスケットなども、
タータン柄の箱のものがけっこうあります)
また、タータン生地をつかった男性の伝統衣裳
「キルト」を扱うお店は、街のあちこちで見つけられます。
スカート状のものなので
日本の感覚で見てしまうと不思議な気分になりますが、
そういうものとして見ると、実は、なかなかかっこいい。
大きな式典やイベントごとのときなどに着るのだそうです。
(余談ですが、この「キルト」の下には
下着をはかないのが正式なスタイルとのこと)
スコットランドのものとしては、
楽器の「バグパイプ」も有名です。
首都エディンバラの大きな通りでは、
ときどきこんなバグパイプのおじさんを見かけます。
「ブォーーーーーー」
●「ホーリールード宮殿」と「ブキャナンストリート」
さてここで、すこし「ほぼ日手帳」のロキャロンシリーズに
目を向けてみましょう。
エディンバラの街の中心には、
大きな岩の上にそびえるエディンバラ城があります。
街から見上げる様子もうつくしい、観光の名所でもあります。
(写真は朝焼けのエディンバラ城)
が、ここでお伝えしたいのはエディンバラ城ではなく、
そこからすこしだけ歩いたところにある
「ホーリールード宮殿(Palace of Holyrood)」のこと。
この「ホーリールード宮殿」という名前、
なにか聞き覚えがありませんか?
実は、さきほどご紹介したロキャロンカバーの
「Holyrood Diamond(ホーリールード ダイアモンド)」は、
この宮殿とすこしだけ、関わりがあります。
「ホーリールード宮殿」は、
エリザベス2世がスコットランドに来たときに
滞在する宮殿なのですが、
「Holyrood Diamond」の手帳カバーのほうは、
その、エリザベス2世の即位60周年を記念して
デザインされたタータンをつかったカバーなんです。
「エリザベス女王」のつながりで、
どちらも「Holyrood」という言葉が入っているんです。
また、スコットランドには
赤い「Buchanan(ブキャナン)」のカバーにも
すこしだけ縁を感じてしまう場所があります。
所変わって、その場所があるのは
スコットランドの最大の都市グラスゴー。
その中心街にある、
一番有名なショッピングストリートは
「Buchanan Street(ブキャナンストリート)」という
名前なんです。
そのストリートの近くには、同じ名前の駅まであります。
(「Buchanan」というのは
スコットランドで一番古いクラン(氏族)で
その一番古い氏族のタータンを手帳カバーにしたので、
今回、そんな縁が生まれたのでした)
●景色のとてもうつくしい土地
あとは、写真でご紹介します。
自然の多いスコットランドは、
ただそこにいて、
景色を眺めているだけでも落ち着きます。
たのしいことは、たくさんあって。
美しい湖のそばの道をドライブしたり。
うつくしい渓谷に登ってみたり。
雰囲気のある森のなかをハイキングしたり。
かわいい街を訪れてみたり、できます。
(ここはウィスキーの蒸留所も有名なトバモリーという街)
冬の寒さがすこし厳しい土地ですが、
それゆえにあたたかく、やさしい肌触りの
上質なタータンが生まれた、
ということもあるのかもしれません。
(そうそう、「ほぼ日手帳2012」で登場した
『ハリスツイード』もとてもあたたかな生地でした。
「ツイード」もスコットランドの生地なんですよね)
さて。
ロキャロンシリーズの生まれた土地、スコットランド。
とても魅力的な場所なので、
ぜひ、ロキャロンのカバーをおつかいのかたは
スコットランドという素敵な土地に
思いを馳せてみていただけたら、うれしいです。
(そして、どうしてぼくがこんなに熱っぽく
語ってしまったかというと、
先日たまたまプライベートで
スコットランドに旅行してきたのでした。
人もみんなやさしくて、ごはんもおいしく、
ほんとに、良い土地でしたよーーーーー。
自分のカバーも「Buchanan」にしてしまおうか
目下、悩み中です)
(田中)