なんだかこのままでは中国の受験の話について
永遠に聞いてしまいそうなので、
江洋先生、質問コーナーにいきましょうか。
「いきましょう」
まず、高校3年生のかたからの質問です。
『わたしはことし受験生で、
小論文の練習をしているのですが、
いつも自分の文章に自信が持てず、
書いては消してを繰り返すばかりで、
時間内に書き終えることができません。
いい文章を書くにはどうすればよいのでしょうか?』
「この質問は答えられそうです。
というのが、わたしの院での研究テーマが、
まさに小論文なので」
お、それはバッチリですね。聞きたいです。
いい文章はどうやったら書けるのでしょうか。
「中国に、すごく有名な言葉があるんです。
いい文章とは
『頭は虎、胴体は豚、尻尾はヒョウ』
というものなんです」
頭が虎、胴体が豚、尻尾がヒョウ‥‥。
どういうことでしょうか。
「まず、文章の頭──つまり、
冒頭は虎のようにまっすぐに、
じぶんの主張を書きます」
ほう、ほう。まずは主張をまっすぐ書く。
「そして、胴体は豚。
最初に書いた主張についての
理由や証拠を書きます。
そういった理由や証拠はいくつあっても
かまいませんが、
なるべく充実させてください。
そこがないと感想文になりますから」
それ、どうして豚なんですか?
「豚肉って、おいしいじゃないですか。
いい文章では、この部分が
いちばんいい味わいなんです」
へええ、おもしろーい!
「で、最後は、文章のまとめを、
ヒョウの尻尾みたいにエレガントに
書いてしめるんです」
わぁ、すばらしい。そしてかっこいい。
頭が虎、胴体が豚、尻尾がヒョウ。
参考になりましたでしょうか。
ぼくも覚えておこうと思います。
永遠に聞いてしまいそうなので、
江洋先生、質問コーナーにいきましょうか。
「いきましょう」
まず、高校3年生のかたからの質問です。
『わたしはことし受験生で、
小論文の練習をしているのですが、
いつも自分の文章に自信が持てず、
書いては消してを繰り返すばかりで、
時間内に書き終えることができません。
いい文章を書くにはどうすればよいのでしょうか?』
「この質問は答えられそうです。
というのが、わたしの院での研究テーマが、
まさに小論文なので」
お、それはバッチリですね。聞きたいです。
いい文章はどうやったら書けるのでしょうか。
「中国に、すごく有名な言葉があるんです。
いい文章とは
『頭は虎、胴体は豚、尻尾はヒョウ』
というものなんです」
頭が虎、胴体が豚、尻尾がヒョウ‥‥。
どういうことでしょうか。
「まず、文章の頭──つまり、
冒頭は虎のようにまっすぐに、
じぶんの主張を書きます」
ほう、ほう。まずは主張をまっすぐ書く。
「そして、胴体は豚。
最初に書いた主張についての
理由や証拠を書きます。
そういった理由や証拠はいくつあっても
かまいませんが、
なるべく充実させてください。
そこがないと感想文になりますから」
それ、どうして豚なんですか?
「豚肉って、おいしいじゃないですか。
いい文章では、この部分が
いちばんいい味わいなんです」
へええ、おもしろーい!
「で、最後は、文章のまとめを、
ヒョウの尻尾みたいにエレガントに
書いてしめるんです」
わぁ、すばらしい。そしてかっこいい。
頭が虎、胴体が豚、尻尾がヒョウ。
参考になりましたでしょうか。
ぼくも覚えておこうと思います。