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勉強サイド

勉強の夏、ゲームの夏。2017

okuno

文化人類学で「はたらく」を研究したい。

2017/08/25 16:45
こうしていま、山邊くんは、
筑波大学で、文化人類学を学んでいます。
Facebookなんかで見ていると、
本当に、たのしそうに、勉強しています。

大学の前にはたらいていたことで、
1万円稼ぐことの大変さを知っているし、
そのことから、「時間の大切さ」も、
身にしみてわかっているように思えます。

いまは夏休みですが、
毎日、寮で本と映画ざんまいだそうです。

卒論の研究テーマを決めるのは
これからだと思うけど、
文化人類学で、何を勉強したいんですか?

「はい、ぼくは、はたらくということは、
人間にとってどういうことなのか、
ということを研究したいです。
これは、靴磨き職人をやっていたときに、
いつも思っていたことなんです。
はたらくって、何なのか。
仕事のうれしさって、どこからくるのか」

それを、文化人類学的なアプローチで。

「はい、経済学的に見た場合の労働論、
社会学的な生きがいの話、
いろいんな切り口があると思いますが、
これは、大きな目標なんですが、
そういった既存の枠組みにとらわれない
『はたらく』の研究を、やりたいです。
『はたらく』を、丸ごと、理解したい」

わかりました。ありがとうございます。
研究の展開を、楽しみにしてますね。

今回は、ちょっと「変化球」ですけど
「山邊くんが、大学生として
いま、勉強を楽しんでいる姿」から
なにかヒントをもらえるかなと思って、
ご登場いただきました。

そしたら、佐世保の4人の先生のお話。
こんな話になるとは
お互いに、思ってなかったと思うけど、
とっても、おもしろかったです。

写真は、最近、読んでおもしろかった本。

どっぷり勉強して、研究論文が書けたら、
ぜひ読ませてくださいね。
ぜんぶ理解できるかは、わからないけど、
精いっぱい読ませていただきます。

「はい(笑)、がんばります。
11月、はじめてのフィールドワークを
石垣島でやるんです。
それが、とっても、楽しみなんです!」

ちなみにですが、
じつに余計なお世話ではありますが、
彼女はできましたか。

「‥‥‥なかなか、難しいものがあります」

そうですか。

恋愛というのも、文化人類学のテーマに
なりうるのでしょうか。

「ええ、まさにそんなことを
担当教官の先生に話したら怒られました」

怒られた?

「恋愛を人類学の研究に‥‥だなんて、
けしからん! 
学問に逃げ込むな! 
ちゃんと生活しろ!」って怒られました。

おお、すごい。すばらしい。
「ちゃんと生活しろ」ってつまり、
「ちゃんと恋愛しろ」ってことですよね。

O先生の
「芸術を自己表現の道具に使うな!」
の教えに、どこか、通じる気もしますね。

佐世保の4人の先生がた、ご安心ください。
山邊くん、筑波大学で、
5人目の先生に、出会っているようですよ。

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