この機会に谷山さんに
訊いてみたかったのですが、
「頭のいい人」というのは、
なにをもって、頭がいいと言えるんでしょうか。
「いろんな頭のよさがあると思うんだけど、
広告の世界でいうと、いろんな者の立場から、
ものを考えられるということでしょうね。
コミュニケーションの仕事ですから、
相手側からしたらどう思うだろう、
ということを考えないと話が進みません。
作り手の時には受け手のことを考えているし、
受け手の時には作り手のことを考えるし。
それからもうひとつ。
広告的な頭のよさは、
薄目でものごとを見られるかだと思うんです。
たとえば、クルマやお酒の広告をつくるために
その商品のことを学ぼうとしても、
メーカーの優秀な人よりも詳しくなれるなんて、
滅多にないわけですよ。
どちらかと言うと、パッと薄目で見たときに、
課題を発見して指摘できるほうがいい。
薄目で見ても違いがわかって、
作るときには緻密に作るんです。
結局これも、小中学校で得た、
原因と結果のパターンを
たくさん持っていることが大事なんです。
ただ、職業によって求められている
頭のよさは違いますから。
だから、自分の持っている頭の良さと
相性のいい職業を選んだほうがいいですね。」
訊いてみたかったのですが、
「頭のいい人」というのは、
なにをもって、頭がいいと言えるんでしょうか。
「いろんな頭のよさがあると思うんだけど、
広告の世界でいうと、いろんな者の立場から、
ものを考えられるということでしょうね。
コミュニケーションの仕事ですから、
相手側からしたらどう思うだろう、
ということを考えないと話が進みません。
作り手の時には受け手のことを考えているし、
受け手の時には作り手のことを考えるし。
それからもうひとつ。
広告的な頭のよさは、
薄目でものごとを見られるかだと思うんです。
たとえば、クルマやお酒の広告をつくるために
その商品のことを学ぼうとしても、
メーカーの優秀な人よりも詳しくなれるなんて、
滅多にないわけですよ。
どちらかと言うと、パッと薄目で見たときに、
課題を発見して指摘できるほうがいい。
薄目で見ても違いがわかって、
作るときには緻密に作るんです。
結局これも、小中学校で得た、
原因と結果のパターンを
たくさん持っていることが大事なんです。
ただ、職業によって求められている
頭のよさは違いますから。
だから、自分の持っている頭の良さと
相性のいい職業を選んだほうがいいですね。」