ほぼ日刊イトイ新聞

勉強の夏、ゲームの夏。2018

さあ、今年もはじまります!
ほぼ日がお届けする
夏休みの終わりの風物詩といったら、これ!
勉強とゲームの両立をめざす恒例企画
『勉強の夏、ゲームの夏。2018』!
勉強サイドでは、ほぼ日のまわりにいる
「意外に高学歴な人たち」をお呼びして、
勉強や受験のコツを教えていただきます。
一方、ゲームサイドでは、
乗組員がヤングとアダルトの2チームにわかれ、
本気の「ババ抜き」で真剣勝負! 
しかも、最大4台のビデオカメラを使い、
勝負のかけひきを動画で生中継しちゃいます!
あ、そうそう、毎年恒例のシェフこと、
武井がつくる「静岡おでん」は、
すでにいい感じに煮込まれていましたよ。
夜までずっとたのしくやってますので、
ときどきのぞきに来てくださいね。
それでは今日一日、どうぞよろしくお願いします!

今年のゲームサイドは生中継!

再生ボタンを押すと、
すぐに中継がご覧いただけます。

事前に読者からお寄せいただいた
勉強や宿題についての相談に、
ほぼ日のまわりにいる
「意外に高学歴な人たち」が答えます。
ときどき、おでんの様子も。

ご登場予定の講師のみなさん

新谷陽一さん (東京大学の学生・ほぼ日インターン生)
税所篤快さん(国際教育支援NGO「e-Education」創業者)
山内奏人さん(ワンファイナンシャルCEO)
竹之内祥子さん(okatteにしおぎ)
長瀬勝彦さん(経営学者、首都大学東京教授)

2018/08/23 14:28

質問にこたえます(3)

yoko.hasada
2018/08/23 14:28

質問にこたえます(3)

yoko.hasada
では最後の質問にいきましょう!



こんにちは
facebookで流れてきて記事を読みました。
私には小学生と幼児の2人息子がいます。
幼い頃の自分は保育園に通い、地元の小中学校に通っている事に何の疑問も持たず、嫌々でしたが、他の道があることも知らず過ごしていました。

自分が親になり、公立の学校はもちろん、私立、オルタナティブスクール、フリースクール、不登校とさまざまな道があるという事を知りました。


親として子どもの進路を考えるにあたり、勉強(成績)が上がる道、そうではないけれど本人が希望する道、どのように考えていったらいいでしょうか?

これから彼らが生きていく上で勉強というものは、学歴が重視されていた30年くらい前と変わっていくのでしょうか?

勉強が出来た人たちから見て、これからの「勉強」というものをどうお考えかお聞きしたいです。

--------

親御さまからの質問です。
親になったばかりの税所くん、
どうでしょうか?

「親としては先輩なので言いづらいですが、
ここはずばり答えますね(笑)。

僕が思うのは、
お母さんの好奇心を大事にしていただいて、
その好奇心を子どもにぶつけるのではなく、
自分自身が楽しんで、
学んでいる後ろ姿を
子どもにみせてあげることが、
いちばんいいと思います。

いい学校に行かせたいと思うなら、
自分も勉強をたのしんでやってみる。
好奇心を爆発させている親の姿が、
子どもにとっていちばん参考に
なるんじゃないかと思います。」

子どもではなくて、
自分がたのしむんですね。
税所くんもそれは意識していますか?

「そうですね。
今も社会で活躍している東大生に会うと、
たいがいの方が
「親に勉強しろと言われなかった」
と言うんです。
子どもは強制されて育つものでは
ないと思います。」

これからの子育てがたのしみですね。
なにかやってみたいことはあるんですか?

「恋は究極の好奇心って言いましたけど、
息子が小学生くらいになったら、
世界を旅しながら、
彼が恋しそうな素敵な女の子に
街を案内してもらいたいです。
そうしたら話したいけど話せない
じゃないですか。
そのできない辛さを体で感じてもらったら、
勝手に外国語を勉強したくなるはず
ではないかと(笑)。」

あははは、
その方法とってもいいと思います!