手帳チームのメンバーが、
日々の情報をお届けします。
2017.09.11
ミナ ペルホネン「piece,」
抽選販売は13日(水)11時まで!
こんにちは。
今日は、
すてきなテキスタイルをパッチワークした
人気のカバー、ミナ ペルホネン「piece,」の
抽選販売の〆切が近づいてきたので、
お知らせいたしますね。
毎年、扱うテキスタイルの組み合わせを
変えて出している「piece,」。
貴重な布をつかっているため、
カバーの数に限りがあり、
抽選販売とさせていただいております。
ことしは、
オリジナルサイズのbeige mixとblue mix、そして
カズンサイズのcolorful mixと、
3種類をご用意しています。
気になっていた、というかたは
ぜひ明日までにご検討くださいね。
* * *
「piece,」は、
洋服をつくる際の余り布から、
さらにこまかく適切な模様の部分を切り出し、
それを縫い合わせるという
手作業で作られています。
2年前になりますが、わたしは
「piece,」のカバーを縫い合わせている
職人さんを取材させていただきました。
以下、2年前の記事になりますが、
抜粋してご紹介させていただきますね。
* * *
一つひとつの「かけら」を
布から選んで切り取り、縫い合わせる作業は
機械では、できません。
「piece,」のパッチワークは
職人さんたちの手によって作られています。
「piece,」が、ほぼ日手帳の
カバーラインナップに加わった2013年版から、
毎年、制作を担当してくださっている方のひとりが
帽子職人歴60年の榎本守男さんです。
野球帽のような、曲線や立体のまじる
複雑な形のパーツを切り出し、
縫い合わせる技術を
パッチワークの手帳カバーに活かしながら
「piece,」カバーを縫ってくださっています。
それぞれのデザインが活きるように
きれいに布を切り取ることや
厚い生地と薄い生地をつなぎ合わせることなど
難しい工程も多いそうです。
また、使える生地も限られているので、
縫い間違えてもやり直しがききません。
「今年は4年目なので
作業もだいぶスムーズになってきたんですよ。
少しずつ、かけらたちがつながって
ひとつになっていくのがうれしいですね」
と、榎本さん。
生地そのものの魅力はもちろんのこと、
裏で活躍する職人さんたちも
「piece,」の魅力を
さらに深めてくれているのです。
榎本さんが今回の「piece,」用に手作りした型紙。
これを使って「かけら」を寸分の違いなく切り出し
縫い合わせることができるのです。
それぞれのテキスタイルの魅力が生きるように
「かけら」の切り取り方にも工夫が。
2つの輪が収まるように、型紙で確認をします。
縫い合わせたあとは、結合部分を
ていねいにアイロンがけ。こうすることで
全体がなめらかに仕上がります。