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LIFEのBOOK ほぼ日手帳

LIFEのBOOK ほぼ日手帳

手帳チームのメンバーが、
日々の情報をお届けします。

手帳チームのコマタが先日お知らせしていたように、
2017年のTraveling Hobonichiが、
その長旅を終えて、ほぼ日オフィスにやってきました〜!

Traveling Hobonichiが初めて行われたのは2015年のこと。
それからもう4冊めになるんですね。
毎年続けてもらってありがたいです。

今年、ほぼ日手帳が旅をした先は、
日本、フランス、スイス、オランダ、
スコットランド、アメリカ、オーストラリア、
マレーシア、タイ、フィリピンとなりました。


▲表紙の裏には、参加者ひとりひとりの名前が記されています。

こんなにたくさんの場所を訪れて
ほぼ日手帳ユーザーさんにかわいがられてきたなんて、
幸せものの手帳です。
途中で1ヶ月ほど行方不明になったそうですが、
発見されてほぼ日まで無事に帰ってきてくれました。

手書きの文字やイラストで埋め尽くされた
1ページ1ページに
参加者のみなさんの気持ちがつまっていて、
味わいながら読んでいると、
あっという間に数時間が過ぎてしまいます。

ほんとうは全ページご紹介したいところですが、
残念ながらそうもいかないので
一部のページをダイジェストでご紹介しますね。


▲日本に住んでいるEstherさんは、
お寺と神社の違いを説明。


▲Yumiさんは、息子さんが夢中になっている
戦隊ヒーローの紹介を。
水彩絵の具で描くと大人っぽい雰囲気になりますね。


▲Gaelleさんおすすめのパリの観光名所。
いつもどこかで、ファッションショーや
展示会が行われているので見てみてね、とのことです。


▲Desireeさんはオランダの伝統衣装を紹介。
年配の方は今でも着るそうです。
アンネ・フランクの日記はアムステルダムで書かれました。


▲Julieさんはオークニー諸島から参加。
スコットランドの北部にあり、
なんと6000年の歴史を持つ島だそうです。


▲Teryさんのページは文字がびっしり!
シカゴには、56の博物館・美術館があるそうです。


▲Alyさんは、フィギュアスケートの選手だそうです。


▲ブリスベンのMaeleeさんは、
ほぼ日手帳の歌が好きでよく歌っているそうです。
きっと、この動画で流れている歌のことですね。


▲Evelynさんがいま一番情熱を注いでいるのは、
二年前に初めたバレエ。
トゥシューズで綺麗に立っててかっこいい!


▲マレーシア・ペナン島のHasanahさんの、
好きな食べ物、建築、伝統舞踊。


手帳は基本的に一人で使うものですが、
おおぜいで1冊をシェアする
Traveling Hobonichiならではの使い方も、
発明されています。


▲管理人さんが貼ったリスト
(左ページに貼られたもの)から
好きなモチーフを選んで、
月間カレンダーを一マスずつ絵で埋めていきます。
さまざなタッチの絵のコラボ、楽しいですね。


▲次の参加者へリレーする期間は
ページにも「移動中」と書き込みます。
こちらには、「Travel to Scotland」の文字。


▲こちらは、アメリカの
西海岸から東海岸へ輸送されたときのもの。
国内といっても、
3時間の時差があるくらいですから長旅です。


▲Favoritesのページでは、
自分の好きな本や映画、音楽の情報を交換。


▲将来の夢をシェア。
ビーチに家を建てる、全大陸を旅行する、
アイスランドで渡り鳥を見る、
ヨーロッパを旅してスケッチする、などなど。
もうかなった夢もあるでしょうか?

…と、ほんとうはまだまだお見せしたいですが、
今回はこのへんで。
Instagramの
@travellinghobonichi
というアカウントでは
ここで紹介できなかったページも見られますので
あわせてどうぞ。

今回、印象的だったことのひとつは、
みんなが自分の住んでいる街を
誇りに思っていることでした。
たとえば、Evelynさんのページは
「世界で一番美しい街のひとつ、
シドニーに住んでいます。」から始まります。
私だったら、東京をどんなふうに紹介できるかな?
身近すぎて、見落としている良さがたくさんありそうです。
東京の魅力を、あらためて見直してみようと思いました。

よく、音楽やスポーツのことを
「国や言語を超えたコミュニケーション」と
言い表すことがありますが、
このTraveling Hobonichiも
そのひとつなんじゃないかなと思いました。
もちろん、使われているのは英語なのですが、
手書きで埋め尽くされたページからは、
書いた人の人柄、息遣いが伝わってきて、
たとえ言語が読めなくても
心を動かされるものがあります。
みんなが、自分の環境を愛し、
日々を一生けんめい、楽しく生きているさまが
大きなエネルギーになって、
この1冊に込められています。

最後に、2017年のTraveling Hobonichiに
参加したみなさんへ感謝の気持ちを込めて、
お名前を記しておきます。

Mitsuko, Esther, Yumi, Gaelle, Desiree,
Aline, Julie, April, Tracy, Jossette, Tery,
Alyson, Jennifer M., Naphun, Jennifer R.,
Jan, Rocio, Marcia, Cheryl, Anne, Maelee,
Lih Hwan, Evelyn, Nazlina, Nur Fatin Atiqah,
Sili, Elsa, Hasanah, Sutida, Regina, Jamaica,
Pikki, Lisa.

みなさんがもし日本に来ることがあったら、
完成したこの1冊を手にとって見てもらいたいと思います。
それまで、ほぼ日で責任を持って保管しておきます。

そうそう、2018年のTraveling Hobonichiも、
無事にスタートしています。
今年は、フィリピン内を旅する
Traveling Hobonichiもあるんだとか。
どちらも、よい旅になりますように!