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LIFEのBOOK ほぼ日手帳

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手帳チームのメンバーが、
日々の情報をお届けします。

こんにちは。
ゴールデンウィークのおすすめ文房具ミニ特集、第3回目です。
お休みでないかたもたくさんいらっしゃるとおもいますが、
ぼくは、なんとなくゴールデンウィークということばに
なにか楽しげな雰囲気を感じてしまいます。

楽しげと言えば、
昔、「かっぱのバッジ」というバッジがありまして、
東京都民の日(10月1日)にそれをつけていると、
小学生は、都営の交通機関や動物園などの施設が
無料で利用できたのです。
年ごとにデザインも違っていたので、買うのが楽しみでした。
今もあるのかなと思って調べたのですが、
97年を最後に廃止されてしまっていたそうです。
しかし、驚いたことに、
今年、東京150年事業のひとつとして復刻されるそうです。
なにか運命的なものを感じてしまいます。
とても楽しみです。

さて、話がだいぶ脱線してしまいましたが、
文房具と言えば「鉛筆」ですね。
これしかありません。
かっぱのバッジで楽しんだ小学生時代はもちろん、
美大受験のためのデッサンをするのにも
鉛筆にはたいへんお世話になりました。

受験のときには
ステッドラーの「マルス ルモグラフ」という鉛筆を
使っていました。



デッサン用の鉛筆には、
・ステッドラーの「マルス ルモグラフ」か、
・ファーバー・カステルの「カステル9000」、
・三菱鉛筆の「ハイユニ」
を使うことが多かったと思います。
(おぼろげな記憶と検索を頼りに思い出しました)

なんとなくかっこいいという理由だけで
ステッドラーの「マルス ルモグラフ」を選んだので、
あとになって「ハイユニを使っているほうが玄人っぽいな」
などと思って少し後悔したりもしましたが、
それでもステッドラーの鉛筆には愛着があります。

そして今回、この記事のために探し出した鉛筆がこちら

ステッドラー
マルス ルモグラフ ブラック 描画用高級鉛筆



描画用ということなので、絵を描く用の鉛筆ですね。
この鉛筆で描くと、炭で書いたようなマットな質感になるそうで、
普通の鉛筆で塗り重ねたときのツヤツヤした感じがないそうです。
軸も黒くてかっこいいです。



ちょっと何か書いてみます。
普通の鉛筆よりも芯がものすごく太くて、
描くときに紙に吸い付くような抵抗感があります。



久しぶりに描いたので、だいぶ形もおかしいですが、
せっかくなので、手帳に貼りましょう。



描き心地は最初の印象では重い抵抗感があったのですが、
慣れたのか、気にならなくなりました。
濃い鉛筆のほうが抵抗は強いです。
ただ、今回描いた紙は「ほぼ日のメモ帳」なので、
画用紙などに描く場合はまた違うかもしれません。

塗り重ねたときもたしかにマットな感じで、
普通の鉛筆を塗り重ねたときのツヤも出ませんでした。
色もより黒くて濃い気がします。

仕事柄、ときどき鉛筆を使いますが、
この鉛筆はちょっと雰囲気が違っていいですね。

デッサンをするときの鉛筆は、
芯を長く出すので、削るのにカッターを使うのですが、
これが気分転換になっていいんです。
受験生のときには、
集中力を高めるルーティーンみたいに思って削っていました。
みなさんも鉛筆、使ってみてください。

それでは、このあとの文房具紹介もおたのしみに。