ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

ほぼ日手帳で、頭の中を整理する。

こんにちは、ひらのです。
先週末のツルキの投稿につづいて、
『ほぼ日手帳公式ガイドブック』について
思いだしたことがありました。

ガイドブックの編集チームは
毎年8月中旬の発売日を目指して、
全国各地でほぼ日手帳を
使ってくださっているかたへの
取材や撮影を春頃におこなっています。

編集チームであるぼくらは撮影前に
「こんなふうにページを作りたい」
というラフを引いてから、
カメラマン、ライター、デザイナー、
編集チームのメンバーと共有しています。

最終的な共有は紙でおこなうのですが、
ぼくの場合はまず、
ほぼ日手帳にざっくりと書いています。
思いつくままに、
頭の中で考えていることを、
ポンっと出しているような感覚です。


ほぼ日手帳に描かれたこの絵が
「ほぼ日手帳紙上ミーティング」という
特集の扉ページのデザイン案です。
この日はとあれこれ考えていたものの、
結局いい案が出せなくて持ち帰った日でした。
どうしたもんかなと考えながらの帰り道、
「ああそうか、ほぼ日手帳ミーティング
ガイドブックの中でやればいいだけだ」
と思いつきました。
カバンからほぼ日手帳を取り出して、
帰りの電車の中で衝動的に書き、
コマタに写真を送ったのでした。


そしてできあがったページがこちらです。
デザイナーさんがアイディアを足してくれて
手書きの文字をたくさん追加し、
にぎやかに見せてくれました。
12ページで手帳の写真も見やすく、
ほぼ日手帳を使ってくださっている方々と
ほぼ日手帳チームの乗組員のやりとりで、
読み応えのあるページができました。



そして、ガイドブックの巻頭、
ほぼ日手帳の使い方紹介のページ。
取材前のやりとりで
撮影場所やポーズのイメージを固めます。
当日になって変えることも多々ありますが、
最初に考えていたことを記録に残しておくと
取材内容がぶれることもなくて便利です。
しかも、ほぼ日手帳は方眼なので
フリーハンドで引いた雑な線でも
なんとなく整理されているように見えます。


そして、できあがったページがこちら。
Miwakoさんは合気道を学んでいて、
ほぼ日手帳を合気道手帳として使っています。
weeksの「ホワイトライン」が
「白帯の私にぴったり」
と話していたのがとても印象的だったので、
道着の帯が映るように撮影しました。


そして、巻末の「ほぼスポ」という特集。
東京オリンピック・パラリンピックのある
2020年をほぼ日手帳でたのしもう、
というページです。
いろいろな手帳の使い方があるので、
過去のガイドブックでも
スポーツのことを書いている人が
たくさんいらっしゃいます。
ただ振り返るだけじゃつまらないかなと思って、
スポーツ新聞仕立てにして
スポーツ好きの乗組員による座談会にしました。


この特集は巻末ということで
自由度がかなり高く、遊ばせてもらいました。
ほぼ日で「観たぞ!オリンピック」
2004年から続けているによる
「手帳とスポーツ」というコラムもあります。
糸井重里がスポーツ報知に寄稿している
「ズバッとG論」というコラムのイメージで
依頼したことを思い出しました。
「元来、スポーツ手帳は
切っても切り離せない関係がある」
からはじまるコラムには、
『ドカベン』『スラムダンク』が登場します。
スポーツ新聞テイストの勢いを感じます。

『ほぼ日手帳公式ガイドブック2020』
全160ページ、どのページにも
理由や想いがあって作られています。
手にとって読んでいただけたらうれしいです。

そして、仕事や学校などで資料を作るかた、
何かを伝えるためのアイディアをまとめる際に、
ほぼ日手帳をお役立てくださいね。