星空でも観て帰ろうとやってきました。
有楽町にプラネタリウムがあるなんて
知らなかったです。
井浦新さんのナレーションによる星空の解説、
とても癒されました。
現実から宇宙の果てまで
一気に心が引き離されるプラネタリウム、
さぼり道のフィナーレにぴったりでした。
最近、ほぼ日を読みはじめた、
という方は当然ご存知ないでしょう。
けっこう長く読んでるよ、という人でも
ま、ほとんどの方々は知らないのでは。
しかし、それを憶えてる人は、
「待ってましたぁ!!」と声をあげるはず。
4年に1度、それはやってくる。
世界に広めたいこの風習、
そうです、2月29日はさぼる日!
株式会社ほぼ日は、全社をあげて、
思いっきりさぼりますよー!
はいはい、説明が必要ですよね。
ことの発端は笑っちゃうことに16年前、
つまり2008年2月29日のこと。
その日の「今日のダーリン」に、
糸井重里はこんなふうに書きました。
さぼれ、さぼれ、今日は気持ちよくさぼってみたまえ。
映画館に行け。脂っこいものを食え。人に迷惑をかけろ。
約束を破れ。変な服を着ろ。大事なものを捨ててしまえ。
帳尻合わせのような2月29日を、
いつもと違う何かでいっぱいにしよう。
4年に1度の2月29日は、
ちょっと特別なオマケみたいな日なんだから、
みんなでさぼっちゃおうぜ! と。
当日、これを読んで、うわ、それはおもしろい、
と思った数名のほぼ日乗組員が、
その日、さっそくさぼって、
おいしいケーキを食べたりしました。
それが、「さぼる日」のはじまりです。
ときは流れて4年後の2012年2月29日、
そしてさらに4年後の2016年2月29日、
私たちは、これを会社のイベントとして企画。
朝から晩までしっかりとさぼり、
それを全員がテキスト中継しました。
公式にさぼっている社会人が
リアルタイムでさぼっている様子というのは、
多くの読者におもしろがられたようで、
このふたつのテキスト中継は
とんでもないアクセス数を記録しました。
以下、お時間があれば、読んでみてください。
でも、めっちゃ長いので、適当にどうぞ。
そしてまた時は流れて2020年、
当然、私たちはさぼろうとしたのですが‥‥
なんとちょうどそのころ
新型コロナウィルスが世界に蔓延。
泣く泣く、さぼる日の中継は中止したのです。
あ、でも、中継はしなかっただけで、
各自、控えめにさぼったんですけどね。
そしてまたしても時は流れます‥‥。
長く続いてるなぁ‥‥ほぼ日‥‥。
来ました、2024年!
今年はありますよ、2月29日が!
さぼりますよー、今年は!
というわけで、2024年2月29日(木)、
ほぼ日は、全社をあげてさぼります。
真面目に、全力で、さぼります。
あ、言っておきますが、
「さぼる」というのは「休む」とは違います。
この日、私たちほぼ日乗組員は、
いわば「仕事としてさぼる」のです。
端的にいうと、出社義務があります。
朝9時に全員集合という事実から
とらえるならば、
むしろいつもより厳しいです。
そのほか、この記念すべき日を
健全に「さぼる」ために
いくつかのルールが設けられています。
こんな感じです。
どうです、真面目でしょう?
じっくり考えて、真剣に、さぼる。
それが、ほぼ日の2月29日です。
そんなわけで私たちはその日、
しっかりさぼり、
さぼる様子をテキスト中継するわけですが、
みなさまもぜひ、一緒に、いかがですか?
ちょっと、さぼってみませんか?
真面目な話、「2月29日はさぼる」という風習が、
日本中に、いえ、世界に広まればいいのにと、
私たちはやや真剣に思っているのです。
ですから、みなさん、
さぼれる人はさぼりましょう。
もしもあなたが会社のリーダーなら、
その日をさぼる日にしてしまってもいいですよ。
みんなでそれぞれに報告し合うために、
ハッシュタグ「#さぼる日229」をつくりました。
いま検索してみると、過去の2月29日に
けっこうみんなさぼってくださっています。
「さぼってくださっています」ってのも
なんですが。
長くなりましたが、以上、
「さぼる日」についてのご紹介でした。
わかりましたか? わかりましたね?
じゃあ、みなさん、
いっしょにさぼりましょう。
2月29日は‥‥さぼる日!