次に、このたびブラムリーの
ほぼ日ストア販売の物流部門を担当する
がやってきました。

なにせこのブラムリー、
冷蔵便で送ることに加え、
「すっぱい林檎の専門店。」さんから届き次第、
倉庫にプールせず短期間での配送となります。

「とにかくイレギュラーすぎて、たいへんです」

と愚痴をこぼしながら、
西田はブラムリージャムのヨーグルトを
口にはこびました。

「これは‥‥！」

どう？　どう？

「日本の味じゃないですよ。
だって、りんごでしょ？」

これは、イギリスが原産。
イギリスではもっともポピュラーな
調理用のりんごなんだよ。

「へぇええ、
ぼくたちが今回運ぼうとしているのは、
そんなりんごなんですね！
ブラムリーっていうからもっと
プラムみたいな味かと思ってました。　
この、りんごの見栄えからして、ちがいますよ。
金の髪がなびいていそうな、
海外の貫禄が、ある！」

そうかな。そうかもしれない。
たしかに、りんご本体も、
ブラムリーは「絵に」なります。