すぐにおいしいジャムになる、不思議なりんごを追いかけて。ブラムリー探検隊

sugano

ブラムリーのこと

2022/09/14 14:17
りんごマスターは
教えてくれました。

「ブラムリーは、第一次世界大戦のころ、
食糧難に備えるために、
庭先に植えられるりんごとして、
イギリスで栽培が広がった品種なんです。
つまり、青いときから赤くなるまで、
長く収穫できる、りんごなのね」

ほおおお、なるほど。

「ブラムリーは、
実がちいさいときはえぐみがあるけど、
おおきくなったら収穫できます。
青くても採るし、赤くても採る。
青いときは、みなさんご存知のとおり、
とてもすっぱい。
でもクッキングアップルとしてはおいしい。
赤くなると、こんどは
生で食べてもいいくらいに甘みが出ます。
でもちょっともっさりしちゃうんだな」

ブラムリーはそんな歩みで広まった、
りんごなんですね。